ノーマネーデーは、1日0円で過ごす節約方法で、NMDや無買デーとも呼ばれます。
お金を使わない日が増えれば、そのぶん節約につながります。
SNSにノーマネーデーの記録をアップする人も多く、節約家が実践するノーマネーデーを始めてみようと思う人も増えているようです。
今回は、ノーマネーデーのやり方と無理なく続ける4つのコツを紹介します。
目次
実践する人が増えている理由
ノーマネーデーは、効果がわかりやすい節約方法です。
ノーマネーデーを増やすためにコンビニエンスストアの立ち寄りをやめたり、ある物で過ごすために工夫したり、ゲーム感覚で節約できるのも魅力です。
筆者は、ノーマネーデーが増えれば、そのぶん
・ 買い物の時間を減らせる
という点をメリットに感じています。

やり方はいたってシンプル
ノーマネーデーのルールはとても簡単です。
そして
・ その成果を目に見える形にする
この2つです。
現金はもちろん電子マネーも使わない日をノーマネーデーとし、達成できたら手帳やカレンダーにシールやスタンプで印をつけます。
また、ブログなどのSNSに投稿して形に残すのもおすすめです。
通勤や通学をしている人の場合、コンビニやカフェなどの誘惑が多いのでノーマネーデーのハードルは高くなります。
ムリなく続ける4つのコツ
ノーマネーデーは、「楽しむ・達成感を味わう・工夫する」ことが大切です。
ここでは、ノーマネーデーをムリなく続けるコツを紹介します。
1. ゲーム感覚で楽しみながらやる
「ノーマネーデーが少なかった」と落ち込むのではなく、1週間・1か月のうち数回でも達成できた日があったら「達成できた!」とゲーム感覚で楽しみながらやることが大切です。
平日をノーマネーデーにするのが難しい人は、週末に取り組んでみましょう。
2. SNSで発信してモチベーションを維持
ノーマネーデーをブログなどのSNSで発信したり、1か月の成果を投稿するとモチベーション維持につながります。
同じように節約に励んでいる人からポジティブな刺激を受けることもあります。
3. 代用できないかを考えてみる
ノーマネーデーにしたいのに、「〇〇がない」、「〇〇を買い忘れた」ということもあります。
そのようなときには、他の物で代用できないかを考えてみましょう。
ドレッシングがなければ作るか他の調味料で、味噌がなければスープに、パンがなければ白米にするなど、1日くらいは他の物でも大丈夫というものがたくさんあります。
4. ストイックになりすぎない
ノーマネーデーが増えればそのぶんお金を使わずに済みます。
しかし、ストイックになりすぎると気持ちに余裕がなくなりがちです。
また、本人は楽しくても家族や友人がストレスに感じることもあります。
楽しむ気持ちの余裕を持って取り組みましょう。
ノーマネーデーの注意点

ノーマネーデーは、海外ではじまった「Buy Nothing Day(無買デー)」がもとになっています。
「本当に必要な物以外は買わずに過ごす日」という意味で、必要な物を我慢しなければならないわけではありません。
我慢がストレスになって、リバウンドで衝動買いをしてしまう人もいます。
また、ノーマネーデーのために必要以上に買い込んで食品ロスの原因になることもあります。
普段通りの生活をしながら「ムリのない範囲でお金を使わない日を作る」ことが大切です。
ムリのないノーマネーデーでお金の使い方にメリハリを
ノーマネーデーは、スマホや手帳を使って簡単に始められます。お金を使わずに過ごせたという達成感は、ムダ遣いを防ぐきっかけになります。
お金は「使ったらなくなる」「使わなければ貯まる」を実感して、メリハリのあるお金の使い方を心がけましょう。(執筆者:成田 ミキ)