今年のクリスマスはおうちでゆっくりと手料理を楽しもうと思っている人が多いのではないでしょうか。
しかし、年末年始は出費が多く、できればクリスマスの料理は少ない出費に抑えたいものです。
そこで今回は「おしゃれな調味料」が豊富なカルディで「ぜひ買いたいお得な調味料」と「ちょっと残念な割高な調味料」を紹介します。
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クリスマス料理にも主食はかかせません。
そうは言うものの、白いご飯では「クリスマス感」が出ないため、パスタやリゾット、和食なら炊き込みご飯がおすすめです。
パスタやリゾットは味を出すためにたくさんの魚介類やきのこを使います。お手軽価格のきのこならよいのですが、魚介類の価格は高めです。
節約にホタテの缶詰やアサリの缶詰を使おうと思ってもアサリの缶詰は130gで300円、ホタテの缶詰となれば65gで500円程度が相場ではないでしょうか。
市販のパスタソースを使えば簡単ですが、せっかくのクリスマスにできるだけ「いつもと同じ」は避けたいものです。
目次
「きのこのブイヨン」398円(税込み)
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だし用の魚介類を一気に省略できるお得な調味料がカルディの「きのこのブイヨン」です。
「きのこのブイヨン」は300mlで398円と安くはない価格ですが、1本にあさりと昆布とホタテ、きのこのだしが含まれていて和洋に使いまわしが可能です。
代表的な使い方はパスタやリゾット、ポトフなどの洋風料理です。
好みの濃度に薄めて好みの具材をプラスするだけでいつもとは違う味付けになります。
筆者のおすすめは炊き込みご飯です。
炊き込みご飯はごはんにおいしい味を付けるためにホタテやアサリ、鶏肉を使いますが「きのこのブイヨン」を使えば家にある材料だけで、さまざまなだしのきいた炊き込みご飯ができあがります。
また、「すいとん」のだしにもおすすめです。
材料費の安いすいとんですが「きのこのブイヨン」でスープを作るとトリュフが香り、ニョッキのような雰囲気になります。
簡単に安くておいしい料理を作るレシピには必ずといっていいほど使われる「めんつゆ」は、さまざまな材料がおいしい比率で混合されている節約料理には欠かせないものでが、「きのこのブイヨン」は和洋折衷に使える新しい「めんつゆ」と言えるかもしれません。
1本398円ですが、アサリやホタテの缶詰を都度買うことを思えば、希釈して使える「きのこのブイヨン」はかなりコスパのいい調味料でしょう。
「ミル付きヒマラヤのピンク岩塩」213円(税込み)
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クリスマス料理はクリームや濃厚なトマト味が多い印象ですが、高齢者や小さな子どもにとっては濃い味付けに感じられるかもしれません。
そのようなときには塩コショウのあっさりとした味つけの料理も用意しましょう。
ステーキもにんにくがきいたステーキソースではなく塩コショウ、てんぷらもてんつゆではなく塩で食べてもおいしいものです。
クリスマスらしい特別感を出すのであればピンク色の岩塩がおすすめです。見た目が華やかになるだけではなく、いつもの塩とは違った甘みのある塩味になります。
この岩塩は、イベントなどで大きな塊の岩塩や板状の岩塩が販売されているのですが、家庭ではミルがなければ使いづらいことでしょう。
一方でミルを購入するにはお金がかかります。そこで、おすすめしたいのがミル付きの岩塩です。
一般的な相場は110gで350円ですが、カルディでは110gが213円です。
カルディのオンラインストアでは306円で売られていますが店舗では旧商品が割安で残っていることがあります。 みつけた際にはぜひとも買いたい掘り出し物です。子どもはサラダや生野菜を敬遠する傾向にありますが、自分の手でゴリゴリとミルでひいた岩塩をつけて食べる楽しさがあれば手も伸びるではないでしょうか。 クリスマスは「いつもと違うこと」が大切なスパイスです。 カルディの店舗にはクリスマス料理を意識した調味料がたくさん並んでいます。 今年はローストビーフやチキン、ザワークラウトのような自分では味付けが難しい料理のシーズニングパウダーや素が目立っています。 食材に振りかけるだけでおいしい味付けをできるシーズニングパウダーや素は便利ですが、カルディの相場は1個当たり150円~200円程度がほとんどです。 今年は大手食品メーカーからもシーズニングパウダーが続々と登場していて、エスビー食品はホームページで自社のシーズニングパウダーを使ったメニューを50種類以上掲載しています。 エスビー食品のものは1個110円(税抜き)です。 1人前ずつ小分けに包装されているためムダに余らせてしまう心配もありません。 カルディのシーズニングパウダーや素の中には海外で作られたものもありますが、国内の大手食品メーカーが作っている商品も意外と多いのです。 裏面の製造者を見てみると見たことのあるメーカー名が記載されていることもあります。 国内メーカーの商品はカルディよりもスーパーで買ったほうが安い可能性があります。 つい忙しい時期は「ついでだからカルディで買っていこう」と思ってしまいますが、カルディとスーパーのどちらが安いかを見極めることも出費が多い時期は大切な節約ポイントです。(執筆者:クリエイティブな節約家 式部 順子)「シーズニングパウダー」や「素」
カルディとスーパーのどちらが安いか見極める