ポイントサービスの種類は多岐に渡ります。
例えば、お買い物、交通機関、アンケートサイトなどがあり、さらに日常的にお買い物をすることでポイントをもらうことが多いです。
ここでは、お買い物で得られるポイントを想定して、ポイント貧乏にならない上手な付き合い方を紹介します。

目次
1. ポイントを付与する側のメリットを、しっかり理解しておくこと
「お買い物をするとポイントがもらえるのなぜか」という仕組みを理解していないと、ポイント貧乏になってしまうリスクが高まります。
ポイントを付与する側は、やみくもにポイントを付与しているわけではなく、意図的に与えているからです。
そこには、緻密なマーケティング戦略が存在しています。
では、お店側の大きな3つのメリットをみていきましょう。
(2) 顧客の購買データ収集
(3) 競合店との差別化
これらを念頭においておけば、目の前のポイントの増減に左右されることは少なくなると思います。
私たちは買い物のたびに、個人情報を無料で提供しているようなものです。
いつの時代も情報とは、大変価値あるものと認識しておきましょう。
2. 買い物をするとき、常に主体的であること
今までに、ポイントにつられて何かを購入、または予定よりも多く購入した経験が私はあります。
そして全くお得ではない、という結果に至りました。
過去に私は、「5パーセントポイント還元」という言葉につられ、「買わなきゃ損」という心境に陥りました。
そして通常よりも多く日用品から食品に至るまで幅広く購入しました。
大量購入をすると「まだまだストックがある」と思い、家族皆無駄に使う傾向になっていました。
例えば
・ トイレットペーパーや歯磨き粉は、最後まで使い切らずに新しいものに取り換える
・ お肉も必要以上にお料理に使う
ストックがある油断なのか、物の使い方が粗末になります。
よほど大きな買い物でない限り、通常1回のお会計で付与されるポイントは、せいぜい数円~数十円、多くても数百円程度でしょう。
実体験を通して、ポイントを得ることよりも、本当に必要なものを、必要な分だけ購入していった方が確実に無駄が減ると確信しています。
大きな節約にもつながるので、自分軸で買い物をすることを強くおすすめします。
3. 常にメインを決めておくこと

初めて行くお店で
と進められ「お願いします」と作ってしまい、いつの間にか複数枚常備してしまいます。
複数か所のカードを持つなら、頻繁に使うお店を厳選してメインカードを決めておいた方が、集中的にポイントが貯まります。
3枚以上持っているとしたら、見直す必要があるかもしれません。
なぜならば、多くのカードを所有することによる、いくつかのデメリットが挙げられます。
ポイントカードには、期限があるものも多く存在しています。
せっかく貯めたポイントが期限切れではもったいないです。
それらの管理にも労力が必要です。
めったに行かないお店もたくさん存在する場合には、管理の時間も侮れません。
複数のカードを持っている中で、何を残すか迷うのであれば、まずはお店に行く頻度から選別していきましょう。
1年に1度くらいしか行かないのであれば、それはもう、迷わず捨ててしまいましょう。
スマートフォンの画面上に表示されるモバイルカードにしておけば、管理もしやすくなります。
ポイントサービスは消費者にとっても、非常にうれしいサービスです。
かしこく、楽しくポイントを節約に有効活用してください。(執筆者:遠藤 ゆかり)