ガラス製のものや精密機械などを発送するときに使う緩衝剤は、1度に大量に使うことも少なくありません。
そのため、緩衝材の入手方法によっては、意外と費用がかかっている人もいるはずです。
そこで、メルカリ取引実績400件オーバーの筆者のこれまでの経験により、緩衝材にかかる費用を最小限に抑える方法を4つ紹介します。

目次
メルカリで意外とかかる緩衝材の費用を最小限に抑える4つの方法
メルカリでガラスコップを発送するときは、コップを包む緩衝材と梱包箱の隙間を埋めるための緩衝材が必要です。
精密機械となるとさらに厳重に梱包しなければならず、1回で大量の緩衝材が必要になるケースは少なくありません。
せっかく少しでも利益が多くなるように工夫して出品したのに、緩衝材の費用がふくらんでしまっては残念な結果になってしまいます。
そこで、緩衝材の費用を最小限に抑える方法を4つ紹介するので、メルカリの利益に影響を出さないために、ぜひ参考にしてください。
1. 古新聞を使う
新聞を購読してる家庭にある古新聞は、メルカリの商品を発送するときの緩衝材として使えます。
再利用ですから、もちろん費用は無料。
緩衝材用として7日分ほど保管しておけば、緩衝材にかかる費用を削減できます。
古新聞が使えるケースとしては、
・ 壊れやすい箱なしフィギュアを包む
・ 梱包箱の隙間を埋める
などです。
使うときの注意点は、
・ 新聞のインクが商品に付着する可能性があるときは使用を控える
・ 日焼けしているぐらい古いものは使わない
・ 念のため古新聞を使うことを商品説明に記載しておく
などがあります。
古新聞を使うときは受取り手が不快に感じないか、商品に影響を与えないかを必ず確認してください。
そのほか、古新聞はゴミと判断する方が多いため、使われることを好まない購入者もいます。
古新聞を使ったことによるクレームを防ぐために、あらかじめ商品説明に使用する旨を書いておいたほうが無難です。
2. ダイレクトメールやポスティングチラシを使う
1人暮らしの方など、新聞を購読していない方もいらっしゃるはずです。
古新聞を入手しにくい方は、不要になったダイレクトメールやポスティングチラシを代用してもかまいません。
読まなくなった広報などもおすすめです。
ダイレクトメール類が使えるケースは、
・ 梱包箱の隙間を埋める
などがあります。
使うときの注意点は、
・ チラシのインクが商品に付着する可能性があるときは使用を控える
・ 日焼けしているぐらい古いものは使わない
・ 個人情報が記載されたチラシは使用を避ける
です。
ダイレクトメールは宛名の部分に住所や名前が記載されています。
個人情報の流出につながりますので、宛名・住所の記載がある部分は、緩衝材としては使わないほうが良いです。
シュレッダーで細断して緩衝材にする方法もありますが、万が一のことを考えるとあまりおすすめできません。
3. ネット通販などで購入した商品についていたものをリサイクル

ネット通販で買い物をしたときに、緩衝材がついてくることもあるはずです。
企業から送られてきた緩衝材はほとんどが新品ですから、捨てずにぜひメルカリの発送に使ってください。
通販でついてくる緩衝材には、プチプチタイプのもの以外に、ビニールの中に空気が入った風船のようなもの、紙を丸めたもの、フワフワとしたクッション性のあるシートなどがあります。
いずれも、壊れ物を送るには最適です。
メルカリの発送においては、だいたいどのケースでも使えます。
汚れがないかだけ確認しておけば、使用時に特に注意すべき点はありません。
4. 100円均一などで購入する
無料で入手できる緩衝材が尽きてしまったときは、100円均一かホームセンターなどで購入する必要があります。
一般的にホームセンターのほうが量が多いぶん、単価が安くなっているのが特徴です。
しかし、あまりに多い量だと、使い切るまでに長い時間を要するため、保管スペースを圧迫してしまいます。
そのため、まずは少量で買える100円均一のものを2~3個まとめて購入し、使用頻度や減り具合を見ながら、ホームセンターなどで購入するとムダを省けます。
100円均一やホームセンターには、さまざまな種類の緩衝材が売っていますから、メルカリでの発送時の緩衝材ならほぼ対応可能です。
新品ですから、使用時の注意点も特別なものはありません。
緩衝材はまず無料で入手できるものから使おう
メルカリの発送で使う緩衝材は「購入するもの」と考えている方も少なくないはずです。
しかし、身近にあるもので代用でき、状態に注意をすればほとんどクレームの対象になることはありません。
まずは身近にあるものを使い、不足した場合に購入すると、緩衝材の費用を削減できますので参考にしてください。(執筆者:メルカリ取引500回以上 石神 里恵)