楽天ペイは、バーコードやQRコード、ネットでも支払えますが、楽天ポイント払いもできます。
ただし、ポイント払いの場合にはポイント数が少ないと他の支払い方法と併用の必要があるので面倒です。
その面倒を解消するのが「ポイント払い 瞬間チャージ」です。
今回は、「ポイント払い 瞬間チャージ」について徹底解説します。
目次
11月30日より、楽天ペイで「ポイント払い 瞬間チャージ」開始

2020年11月30日に、楽天ペイで「ポイント払い 瞬間チャージ」という新サービスが開始されました。
楽天アプリ内で楽天ポイントカード機能でのポイント払い時に、ポイント不足でも残高を気にせずスムーズに支払えるサービスです。

1,000円の商品を買いたいのにポイント残高が200ポイントしかない場合、これまでは残高不足の800円分を他の方法(現金払いなど)で支払う必要がありました。
その都度財布を出さなければならないということもあり、手間と時間がかかりますよね。

これに対して、チャージ金額を3,000円に設定して「ポイント払い 瞬間チャージ」を利用すると、その場で楽天キャッシュに3,000円がチャージされて支払いが可能になるのです。
不足分だけがチャージされるのではなく、設定金額がチャージされます。
財布を出さなくても、スマホの楽天ペイ(ポイントカード機能)だけで支払いが可能なのでスムーズです。

楽天ペイにポイントカード機能があることを知らない方もいることでしょう。アプリを開いて確認してください。
チャージに対して0.5%分の楽天ポイントが貯まる

「ポイント払い 瞬間チャージ」を利用すると、チャージ金額の0.5%分の楽天ポイントが貯まります。
たとえば、3,200円の買い物を200円分ポイント払いして3,000円を現金払いしても、32ポイントしか貯まりません。
一方で、200円分ポイント払いして3,000円を瞬間チャージすれば、15ポイントプラスされて合計47ポイントを獲得できます。
「ポイント払い 瞬間チャージ」の設定方法

「ポイント払い 瞬間チャージ」は次の手順で設定してください。
Step 1. 楽天ペイアプリのトップ画面より「ポイントカード」→「瞬間チャージ」をタップ
Step 2.「瞬間チャージ」をONにする
Step 3.「瞬間チャージ額」をタップしてチャージ額を選択
Step 4. 利用規約を確認後「上記利用規約に同意の上、設定する」ボタンをタップ
Step 5.「瞬間チャージ」に選択したチャージ額が反映
【3/31まで】瞬間チャージの利用で300万ポイント山分け

2021年3月31日までの期間中に次の条件を満たすと、300万ポイントが山分けされます。
・「ポイント払い 瞬間チャージ」の設定をした楽天ペイアプリのポイントカード機能を使う
・ 楽天ポイント加盟店でポイント払いを選択
・「ポイント払い 瞬間チャージ」が実行される
山分けポイントは最低1ポイント、最高50ポイントで、5月31日に還元され7月31日まで有効な期間限定ポイントです。
買い物金額の条件はありません。
多くのポイントがある人は「キャッシュ優先」で利用

全額ポイント払いできるだけのポイントがなければ「ポイント払い 瞬間チャージ」は実行されますが、多くのポイントを持っていて全額ポイント払いできるだけのポイントがあると、通常は「ポイント払い 瞬間チャージ」が実行されません。
そのようなときには、楽天ペイのポイントカード機能で支払う優先順位を「楽天キャッシュ(キャッシュ優先)」にしましょう。
楽天キャッシュの保有額をすべて使ったのちに、楽天ポイントが使用されます。
この際にも「ポイント払い 瞬間チャージ」は実行されますので、山分けの対象になります。
「ポイント払い 瞬間チャージ」の注意点
「ポイント払い 瞬間チャージ」には以下のような注意点があります。
注意1. 楽天ペイアプリでのみ利用可能
「ポイント払い 瞬間チャージ」は、楽天ペイアプリ内のポイントカード機能でのみ利用可能です。
楽天ポイントカードなど楽天ペイ以外のアプリ、プラスチックの楽天ポイントカードでは利用できません。
注意2. 楽天ポイント加盟店でのみ利用可能

「ポイント払い 瞬間チャージ」は、楽天ポイント加盟店でのみ利用可能です。
「ポイント払い 瞬間チャージ」は楽天ペイアプリを使用しますが、楽天ポイントに加盟していなければ利用できません。
瞬間チャージを利用できない楽天ポイント加盟店がある
「ポイント払い 瞬間チャージ」を利用できない楽天ポイント加盟店があります。
ガソリンスタンド、レンタカー、クリニックなどが該当しますので、他の決済方法を用意しておきましょう。
楽天カードのみチャージ方法として設定可能
「ポイント払い 瞬間チャージ」のチャージ方法として設定ができるのは、楽天カード(全ての楽天カードが対象)のみです。
楽天カード以外のクレカ、楽天銀行、ラクマの売上金を使ったチャージはできませんので、楽天カードが必須です。
瞬間チャージを設定すると、楽天ペイアプリを開くたびに認証が必要
「ポイント払い 瞬間チャージ」を設定すると、楽天ポイントカードのバーコード機能を表示するたびに認証が必要です。
顔認証・指紋認証・パスコードのいずれかです。
チャージ上限がある
1回のチャージ金額は
・ 1万5,000円
・ 2万円
・ 2万5,000円
から設定可能です。
「ポイント払い 瞬間チャージ」には上限が設定されています。
瞬間チャージの利用開始から30日以下か31日以上で、チャージ可能な金額が次のように異なります。

ただし、「ポイント払い 瞬間チャージ」と「楽天キャッシュ」のチャージ合計額が10万円/月を超えると、どちらも一時的にチャージが制限されます。
瞬間チャージはスムーズな支払い、ポイント使い切りなどにメリット
楽天ペイでは、ポイント数が少なくても安心してポイント払いできる「ポイント払い 瞬間チャージ」の機能をリリースしました。
スマホ1つで完了するので支払いをスムーズにしたい人にはおすすめです。
また、ポイントをしっかりと使い切りたい人も、瞬間チャージならばそれが可能です。
お店では怖くてクレカを使いたくないという人も、瞬間チャージならクレカ提示の必要がありませんし、現金払いよりも多くのポイントを貯められます。
キャンペーンも実施中ですので、楽天カードを持っている人は利用してみてはいかがでしょうか。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)
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