楽天モバイルは先着300万名を対象に、プラン料金が1年間無料になるという大胆なキャンペーンを実施中です。
楽天回線への乗り換えを検討するにあたって「本当に無料なの?」「何か落とし穴はない?」と心配な方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私は2020年7月にメインのスマートフォンをMNPで楽天回線に切り替えました。
この半年間にかかった通信料は、契約事務手数料3,000円のほか、Googleアカウントの認証を行うために、端末の標準アプリから自動で送られたSMS送信費用3円のみ。
約半年間「通信料ほぼ0円」を実現できています。
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2020年11月4日午前9時以降の契約については、事務手数料も無料になったそうです。
これから契約する方には朗報です。
ただし月々の通信料を0円にするには、スマートフォンの設定や使い方にちょっとした注意が必要です。
この記事では、楽天モバイル回線で余計な通信費用を発生させないための重要ポイントを2点、お伝えしていきます。
目次
【ポイント1】原則、データ高速モードをOFFにしておく
「楽天UN-LIMIT」プランは都市部を中心とした、楽天回線エリア内での高速データ通信が使い放題です。
まだ楽天回線でのサービスが始まっていない地域で通信する場合は、パートナー回線(au)に自動的に切り替わります。
ただ、無料でパートナー回線経由の高速データ通信を使えるのは、1契約あたり月5GBまでです。
これを超えてパートナー回線経由でデータ通信を行いたい場合は、最大1Mbpsの速度制限がかかるか、1GBあたり500円の追加料金を払って高速化する必要があります。
知らないうちにパートナー回線での高速データ通信が消費される事態を防ぐため、私は通常、データ高速モードをOFFにしています。
「my 楽天モバイル」のアプリを開き、「データ高速モード」を左にスライドすれば設定完了です。
データ高速モードをOFFにしても、楽天回線エリア内では自動的に使い放題の高速データ通信が適用されます。
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データ高速モードをOFFにしても、テキストサイトや文字中心のSNSの閲覧、低画質での動画や音楽配信サービスの視聴は問題なく使うことができます。
一方、地図アプリの表示や写真中心のSNSには、高速データ通信がないと読み込みに時間がかかってしまうため、必要な時だけデータ高速モードをONにするとよいでしょう。
恐らくこの使い方であれば、パートナー回線経由での月5GBの高速データ通信を使い切らずにすむと思います。
【ポイント2】通話、SMS送信は全て「楽天Link」アプリから行う
楽天回線を使用する上でのもう1つの注意としては、通話やSMS送信については全て「楽天Link」アプリを使用する必要があるということです。
端末標準の通話アプリを使って電話をかけた場合、30秒20円の費用が発生してしまいます。
これについて、特に気をつけるべきなのは掛かってきた電話に折り返す時です。
不在着信画面をタップすると端末標準の通話アプリで電話がかかってしまうので、番号をコピー&ペーストしてからかけるようにしてください。
また、企業やお店のWebサイトを調べて電話をかける時にも、Webサイトの番号をタップすると標準の通話アプリが立ち上がってしまうので、ここでもコピー&ペーストのひと手間を忘れないようにしましょう。
楽天モバイルで月々の通信費を節約しよう
私は普段東京23区内に住んでいますが、毎月数日は地方に滞在します。
メイン回線を楽天モバイルにMNPした時は、都市部を離れた時の回線のつながり具合や、パートナー回線経由の高速データ通信量が月5GBで足りるか、というところに不安を持っていました。
必要な時だけ高速データ通信をONにするという運用で、郊外を移動中も問題なくYouTubeやSpotifyを楽しむことができています。
月々の通信費を抑えたいという方、この機会に楽天モバイルを検討してみてはいかがでしょうか。(執筆者:星澤 美衣)