楽天モバイルの新プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」が発表されました。
今回の新プランはもともとお得だった「Rakuten UN-LIMIT V」から各ユーザーにフィットしたお得なプランへと進化しています。
ここでは、ドコモ、au、ソフトバンクから発表された格安新プランと「Rakuten UN-LIMIT VI」を比較します。
どのプランが自分にとって最適なのか検討してみてくださいね。
目次
プラン内容と価格比較
3大キャリアと楽天モバイルのそれぞれの概要と料金を表にまとめました。
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3大キャリアの料金は5分通話無料3,278円(税込)、通話し放題4,488円(税込)(※)で価格は横並びです。
「Rakuten UN-LIMIT VI」の料金設定はデータ使用料に応じた段階式です。
通話はオプション料金なしで専用アプリから通話し放題です。(※)
(※)0570等一部の電話番号の通話には通話料がかかります。
0~1GBのデータ容量なら0円というのはこれまでにない衝撃的なプランです。
各社プランの共通点
各社のプランで共通しているのは次の6点です。
・ 通信上限超過時は1Mbpsの通信速度制限がかかる
・ 契約後のアフターサービスはオンラインのみ
・ キャリアメールが使えない(楽天モバイルのみ2021年夏~提供開始予定)
・ 5G対応
・ eSIM対応
・ テザリング無料
ドコモ「ahamo(アハモ)」の強み
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「ahamo」の強みは何と言ってもドコモの通信品質で使えるという点です。
全国的に安定して通信できるドコモの通信品質を20GB/月までは3,278円という価格で使えるのはとても嬉しいことですよね。
大手キャリアシェアNo.1のドコモから発表されたということで乗り換えたいと思う人も多いはずです。
既存ユーザーのプラン変更も手伝って非常に人気のプランになりそうですね。
2021年2月6日現在で予約申し込み台数が100万契約を突破しているそうです。
au「povo(ポヴォ)」の強み
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「povo」の強みは「トッピング」という考えで作られているプランです。
3大キャリアの場合には5分間通話無料が基本プランに含まれていますが、追加500円でトッピングできるのが「povo」の特徴です。
普段はあまり通話を使わない、月に25分以上通話をしないという人にとっては
です。
SoftBank「LINEMO(ラインモ)」強み
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12月の発表時には「SoftBank ON LINE(仮称)」という名称でしたが、正式名称が「LINEMO」に決定しました。
SoftBank「LINEMO」の強みはLINEをソフトバンクのブランドとして提供できるというところです。
新プラン発表会の際にソフトバンクはLINEモバイルを吸収合併予定であることを発表しました。
LINEのシステムを利用してオンライン以外にLINEからでも契約申し込みやアフターサービスを受けられるようになります。
LINEアプリを使い慣れているという人は多いと思いますので、LINEで手続きできるというのは嬉しいポイントです。
また、LINEでの通信は20GBにはカウントされません。
通話はLINEがメインという方であれば通話料無料で使えます。
楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT VI」の強み
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「Rakuten UN-LIMIT VI」の強みは段階的な料金設定です。
月のデータ使用料によって0円~3,278円まで段階的に料金が上がっていく仕組みです。
楽天モバイルエリア内であればデータ容量無制限で3,278円で使えます。
楽天モバイルエリア外のパートナーエリアでは高速通信は5GB/月が上限ですが、容量超過後は1Mbpsまで使えます。
また、楽天の通話アプリ「楽天Link」を使えば追加料金なしで通話し放題といういのお楽天モバイルだけです。
「楽天Link」の通話はカウントフリーであるため0~1GB/月のデータ使用量であれば無料で通話し放題で使えるのです。
また、唯一楽天モバイルだけが店頭での契約ができるのです。
ただし、特にパートナーエリアで楽天モバイルは通信品質が不安定だという口コミが多いので通信品質の点では3大キャリアよりは劣っている地域もあります。
契約前に自分のスマホ使用エリアが楽天モバイルエリアに入っているのかを必ず確認しましょう。
各社共通点も多いが個性もある
2021年春から開始される各社の格安スマホプランには共通点も多いようです。特に、3大キャリアの価格は横並びです。
3大キャリアに楽天モバイルもお得なプランも加わって、春からキャリアをどこにするのかを悩んでいる方も多いことでしょう。
一見すると同じように見えても各社強みは異なっているので、内容を理解して自分がスマホを使うシーンに最も合っているキャリアを選んでいきたいものですね。(執筆者:朝香 美陽)