洗濯物がなかなか乾きません。
カラッと乾かすために乾燥機を使えばいいのですが、電気代を考えるとなかなか使えません。
そこで「もう少し部屋で干しておこう」と考えるのですが、洗濯物は次から次へと出てくるためハンガーが足りなくなります。
今回は、干す洗濯物、洗濯待ちの洗濯物が増える季節だからこそ買いたしたい「節約できる洗濯グッズ」を紹介します。
目次
乾燥機電気代節約の必需品「アルミハンガー」

洗濯には木製の豪華なハンガーよりも針金ハンガーのほうが便利です。
アルミハンガーはダイソーがお得です。
アルミハンガーは針金ハンガーよりも洗濯物が型崩れしにくく重さに対する強さもあります。
無印良品にはさまざまなハンガーが売っていますが、中でもアルミハンガーは無印良品らしいスタイリッシュさがあり、注目を集めています。
無印良品のアルミハンガーは45cm(3本350円税込み)、41cm(3本250円税込み)、それよりも小さいサイズ、そしてくぼみがついている肩ひもタイプ(3本350円税込み)があります。
どれも手ごろな値段ですが、45cmは41cmよりもフック部分が広がっています。
風が強い日は物干しからハンガーごと落下してしまいそうなので、私は手でフック部分を深く曲げて使用しています。
フック部分以外は41cmも45cmも耐荷重2kgなので濡れて重たくなった洗濯物を干しても針金ハンガーのように変形しません。
ダイソーにも無印良品のアルミハンガーにそっくりな商品があります。
2本110円(税込み)で肩にくぼみがついている肩ひもタイプです。
無印良品の肩ひもタイプは1本あたり約117円、無印良品は55円です。
ダイソーの商品には「本品は衣類収納用品のため屋外で使用しないでください」「厚いものや重いものに使用しないでください」と書いてあります。
屋外に干す洗濯物には適さない記述ですが生乾きの洗濯物を室内にぶら下げておくには十分なハンガーです。
生乾きの洗濯物を乾かすために浴室乾燥機を3時間使えば電気代は約100円かかります。
毎日使えば1か月3,000円のプラスです。
電気代を節約するためにも針金ハンガーよりも強度がありオシャレなアルミハンガーを買いたしてみてはいかがでしょうか。
「洗濯ピンチ」は数より品質

洗濯に欠かせないものといえばピンチ、洗濯バサミです。
私はダイソーで16個入り110円(税込み)のポリカーボネート製洗濯ピンチを買っていましたが、頻繁に割れてしまい早いスピードでなくなっていました。
ポリカーボネートとはポリプロピレンの2倍の強度を持つといわれている樹脂です。
無印良品にもポリカーボネート製のピンチが売っています。
10個入りで150円(税込み)です。
1個当たりに換算するとダイソーと無印良品とは倍以上差があります。
しかし、結論から言うと「無印良品のピンチのほうが得」といえるでしょう。
なぜならば、無印良品のピンチは長寿命だからです。
ダイソーの洗濯ピンチはポリカーボネートの中に気泡が入っていました。
そのため、材質は強いポリカーボネートでも、製品自体の強度は弱くなっている可能性があります。
16個中気泡が入っていないピンチは1個でした。
一方、無印良品のピンチは1個も気泡が入っていません。
そのためポリカーボネートの強さがいかされているのではないでしょうか。
ダイソーの洗濯ピンチを毎月購入するならば無印良品の洗濯ピンチを半年に1回購入したほうが年間の支出はぐっと抑えられます。
ただ「洗濯ピンチは壊れる前になくしてしまう」という人は別です。
ランドリーバスケット

洗濯物がたまるときにはランドリーバスケットが便利です。
ダイソーには400円から500円で立派なランドリーバスケットが売っています。
無印良品にもランドリーバスケットがありますがステンレス製は3,000円程度、メッシュ素材でも約1,500円と高額です。
ランドリーバスケットは洗面所に置くことが多く、形によっては置き場所に困ります。
使い勝手がよく、置き場所にも困らないランドリーバスケットを求めて買い直しをすれば出費が増えます。
私は買い物カゴをランドリーバスケットとして使っています。
買い物カゴはダイソーで440円(税込み)です。
しかし私は最寄りのスーパーで、300円で購入しました。
多くのスーパーではレジ袋が有料化になってから「マイバスケット」として買い物カゴを販売しています。
店によって値段は違いますが、おおむね300円~400円で重たいものに耐えられるつくりになっています。
買い物カゴをランドリーバスケットとして使うメリットは3つあります。
2つ目は「水洗いができるため清潔に使用できること」
3つ目は「空のときには洗濯機の上に置くことができる」
買い物カゴの横幅は洗濯機の横幅よりもひと回り小さいため、スッポリとおさまります。
買い物かごはメッシュ素材のように形が変形せずに自立するため洗濯機の上においても安定しています。
洗濯に関するお金は印象に残るものが少ないため、知らず知らずのうちに出費し続けていることがあります。
「また洗濯ピンチを買ってこなきゃ」や「ハンガーが足りないから乾燥機にかけちゃおう」と思ったときには、1度立ち止まって見直しをしてみてはいかがでしょうか。(執筆者:クリエイティブな節約家 式部 順子)