コサージュは便利なアイテムです。
シンプルなスーツやワンピースでも、胸元や襟元にコサージュを1つ足すだけでパッと華やかな雰囲気になります。
入園式や入学式にコサージュを用意される人も多いのではないでしょうか。
入学式に使いやすいタイプのコサージュは、1,000円～3,000円クラスのものが人気のようです。
でも何かと物入りなこの季節、できればもう少し節約したいものです。
筆者は節約コサージュを手に入れるべく、100均で集めた材料を使ってコサージュを手作りしてみました。
目次
100均アイテムで作る コサージュの作り方
手作りコサージュに生かせそうなアイテムを、100均で調達してきました。
この他、グルーガンも使用します。
グルーガンはセリアでは100円、ダイソーでは200円で販売しています。
筆者は、以前購入していたダイソーのグルーガンを使用しました。
それでは100均アイテムで作るコサージュを、予算別に紹介していきます。
材料費200円の手作りコサージュ
【用意するもの】
・ 大振りの造花 1本
・ コサージュ台 1個
作り方
(1) 造花の茎から、花と葉の部分をそれぞれ抜き取る。
(2) グルーガンを使用して、葉をコサージュ台に貼り付ける
(3) 葉に重ねるように花を貼り付ける
1輪が大きめの造花をチョイスすると、わずか3ステップですてきなコサージュが完成します。
予算も手間もかからない、最強の節約コサージュです。
(1) で抜き取った花の根元に茎が長く残るときは、茎をハサミでカットしてください。
花の裏側をできるだけ平らにしておいたほうが、コサージュ台にフィットしてしっかりくっつきます。
こちらの200円コサージュにコットンパールを追加して、300円のコサージュも作ってみました。
少し高級感が増したのではないでしょうか。
材料費300円の手作りコサージュ
【用意するもの】
・ アジサイの造花 1本
・ リボン 1本
・ コサージュ台 1個
作り方
(1) アジサイの造花の花の部分を茎から抜き取り、小さな花の束に分ける
(2) 適当な長さにリボンを切り、コサージュ台に貼り付ける
(3) リボンの上に(1) の花の束を貼り付けていく。このとき、花の束1つ分を残しておく
(4) 残しておいた花の束をさらにカットして、1輪ずつに分ける
(5) コサージュをいろいろな角度からチェックして、茎が見える部分に(4) の花を挿しこむ。
茎を隠しつつ形を整えます。
セリアのアジサイは、くすんだ色味が上品なおすすめの造花です。
2、3輪ずつの花の束に分かれるので少しずつ貼り付けてください。
(2) でリボンを貼るときや(3) で花の束をまとめるときに、マスキングテープで仮止めしてみるとイメージしやすくなります。
材料費400円の手作りコサージュ
【用意するもの】
・ 小さめの造花 2種類
・ リボン 1本
・ コサージュ台 1個
作り方
(1) 2種類の造花を、茎を長めに残して切る
(2) ブーケを作るようにまとめる
(3) リボンを巻き、余分な茎を切り落とす
(4) コサージュ台に貼り付ける
(2) でブーケを作るようにまとめる際、テープを使うと便利です。
本格的に作るなら、アートフラワー用のフローラテープやフラワーテープを使用すると見栄えも良くなります。
節約にこだわるなら、マスキングテープやセロハンテープでも代用可能です。
造花が少し余ったので、小さなブローチも作ってみました。
お子さまとおそろいにしてもすてきです。
コサージュ台を手作りすれば、さらに節約に
コサージュ台が手に入らないときは、厚紙とブローチピンで代用できます。
厚紙は、ティッシュペーパーの箱や薄めの段ボールでも大丈夫です。
セリアのブローチピンは7本入りで100円です。
コサージュ台は2個入りで100円ですので、コスパ的にはブローチピンの圧勝です。
コサージュ台から手作りするなら、次の手順をおすすめします。
(1) 厚手の紙を丸く切り取る
(2) 丸く切った紙に、リボンや花を貼り付けて好みのコサージュを作る
(3) 紙の裏側にグルーガンでブローチピンを固定する
節約しながら好みのコサージュを手に入れよう
買うと1,000以上はするコサージュですが、手作りなら200円ほどで手に入ります。
手作りなら好きな色の好きな花のコサージュが作れますし、他の人とかぶる心配もありません。
デザインが思い浮かばないときは、手作りアイテムの販売サイトをチェックしてみてください。
気に入ったデザインのコサージュをいかに安く再現するか、考えるだけでも楽しめます。
「節約」「手作り」「おしゃれ」の3つを同時に楽しめるコサージュ作り、おすすめです。（執筆者：陽山 あい）
