消滅しそうだった楽天とドコモのポイントを600ポイントずつ運用してみました。ポイント運用は、消滅防止に効果的なのでしょうか。
今回は2か月前に始めてみた楽天ポイント運用と、1か月前に始めてみたドコモポイント投資の運用益を公開します。
ポイントの使い道に困っている方や始めてすぐに利益が出るのかが気になる方は、ぜひご覧ください。
目次
楽天ポイント運用:約2か月で運用益 +2.5%
楽天ポイント運用には、2つのコースがあります。
・ 楽天インデックスバランスファンド(債券重視型)の基準価額の値動きを反映した「バランスコース」
です。
私が選択したのは「アクティブコース」で、2020年の12月30日に100Pからスタートしました。
その後、100Pを5回に分けて追加して、2021年の2月22日にチェックしたのがこちらの画面です。

運用しているポイント額が少ないので実感しづらいのですが、運用益は+2.5%です。
ポイント消滅防止策として、楽天のポイント運用にチャレンジしてみるには悪くない結果だと思います。
「アクティブコース」といっても、ポイントの増減はそれほど激しくなかったと言えます。
楽天のポイント運用は、消滅防止策を探している方、ポイント運用をやってみたい方におすすめです。
ドコモのポイント投資:約1か月でまさかのマイナス
ドコモのポイント投資は、名称こそ「投資」となってはいるものの「ポイント運用」です。「おまかせ運用」と「テーマで運用」の2つに大別されます。
おまかせ運用は「アクティブコース」と「バランスコース」に分かれていて、「株式会社お金のデザイン」が設定・運用する投資信託の基準価額に連動してポイントが増えたり減ったりします。
テーマで運用は、ドコモの指定運用会社が設定・運用するETF(上場投資信託)の値動きに連動しています。テーマは今のところ9種類です。
2021年1月27日、私は「テーマで運用」を選んで、新興国とクリーンエネルギーに合計600ポイントを追加しました。

約1か月間の運用益は、僅かですがなんとマイナスです。マイナスが出ていたのは、人気テーマの「クリーン・エネルギー」でした。

人気だからといって、安心できないものですね。ただし、損益グラフをチェックするとこれから上がってくるようにも感じるので、このまま置いておこうと思います。
テーマで運用は、テーマにもよると思いますが、ポイントの増減が激しい雰囲気です。
したがって、ポイントの消滅を防止したいという方のなかでも、投資の疑似体験をより楽しみたい人に向いていると思われます。

ドコモポイント投資のテーマで運用には、
・ d払いを利用しているユーザー限定の「日経インバース指数」
もあって魅力的です。
現在、ドコモのポイント投資キャンペーンも開催されています。
ドコモポイント投資には、楽天と同じような「おまかせ運用」もあるので、この機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

楽天ポイント運用とドコモポイント投資の共通点
最後に、楽天ポイント運用とドコモポイント投資の共通点を紹介しておきます。ポイントの消滅防止策にポイント運用を検討している方は、参考にしてみてください。
100ポイントから追加できる
楽天ポイント運用とドコモポイント投資は、100ポイントから追加できるようになっています。そのため、有効期限が迫ってきたわずかなポイントもどんどん追加できます。
楽天ポイントの有効期限は獲得した月を含めた1年間、ドコモポイントの有効期限は獲得した月から48か月後の月末です。
期間限定ポイントは使えない
楽天ポイント運用とドコモポイント投資は、どちらも期間限定ポイントは使えません。「期間限定ポイントの使い道が最も困るのに…」とは思いますが、使えるのは通常ポイントのみです。
1ポイントから引き出せる
楽天ポイント運用とドコモポイント投資は、どちらも1ポイントから引き出せます。
そのため、普段はポイント消滅防止策として運用しておいて必要になった分だけを引き出す、利益分だけを引き出すことが可能です。
ポイントはゼロ以下にはならない
楽天ポイント運用とドコモポイント投資は、運用益がマイナスになっても追加した元手のポイントがゼロ以下になることはありません。
そのため、失敗してしまったとしても元手のポイント以外に損を被ることはないので安心です。
ポイント運用中は有効期限が止まるので消滅防止策におすすめ
消滅防止策として、楽天やドコモのポイント運用にチャレンジしてみました。開始してまだ1~2か月ですが、今後が楽しみな結果です。
もちろん、紹介したように、ポイントは増減するので必ずプラスになるとは言い切れません。
ただし、ポイント運用中は有効期限が止まるので、消滅防止策にはおすすめです。
また、長い目でポイント運用して、プラスが出た際に引き出していけば、今後の節約にも役立っていくことでしょう。
すべては自己責任になってしまいますが、ポイント運用が気になった方はトライしてみてください。(執筆者:隼瀬 恭子)