無印良品の人気商品といえばお菓子ではないでしょうか。
ボリュームがありながらも1個150円で買える不揃いバウムはお買い得の代表です。
さらに、デパ地下であれば数千円で売っているような世界のお菓子が小分けになって、数百円で買える手軽さも人気に秘訣でしょう。
最近は、和菓子の取り扱いも増えています。今回は、年齢を問わず喜ばれる和菓子にスポットをあてて、春の手土産に使える買い得なものを紹介しましょう。
和菓子はクッキーや飴などと比べて単価が高い傾向にあります。
1個あたり150円以上するものも多く、スナック菓子の単価に慣れてしまうと「とても高いお菓子」と感じるかもしれません。
しかし、無印良品の和菓子には洋菓子よりも安く、駄菓子に近いほどの単価になっているものがあります。
目次
期間限定の和菓子は買い得!「桜まんじゅう」が49円
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桜まんじゅうもその1つです。桜まんじゅうとは、春の桜の季節のお菓子です。和菓子店で買えば1個200円以上することもあります。
手頃な価格のお店でもこぶりなまんじゅうは1個85円が相場でしょう。しかし、無印良品の桜まんじゅうは1個あたり49円です。
こぶりではありますが、桜の葉がしっかりと練り込まれていて桜餅の香りがします。とても49円とは思えないまんじゅうです。
無印良品には、季節限定のお菓子があります。春は桜色のお菓子、冬はチョコレート餅が人気です。
一般的に期間限定のお菓子は「珍しいけど通年販売されない理由もわかる」という味が多いのですが、無印良品の期間限定のお菓子は「通年販売してほしい」という声を多く聞きます。
安くておいしい和菓子で春気分を味わってみてはいかがでしょうか。
相場より100円も安い「どら焼き」は1個あたり75円
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無印良品のどら焼きはどら焼き生産量日本一の会社が作っています。北海道産のあずきを使ったあんがフワフワの生地にはさまれています。
どら焼きで有名なお菓子メーカーでは、どら焼き1個176円(税込み)で売っています。
たしかに生地の黄色味、あんこの量は無印良品よりも大手メーカーのどら焼きの方が勝っています。
しかし、贈答用ではなく自宅のおやつとして食べるどら焼きならば多少劣っていても、もう少し安いほうがいいでしょう。
無印良品のどら焼きは4個299円(税込み)です。1個あたり75円になります。1個65gの立派などら焼きです。
無印良品のどら焼きを作っている会社「丸京製菓」は鳥取にあります。
無印良品のスタイリッシュなパッケージからは想像が難しいのですが、中のどら焼きは鳥取の自然の恵みと職人のこだわりがつまっています。
どら焼きの命である焼き色にこだわり、見た目も大切にして作られたどら焼きです。
丸京製菓にはオンラインショップもありますが、5,000円以上購入しなければ送料が発生します。
無印良品ならば、食べたいときに食べたい分だけ送料をかけずに購入できます。
なぜかすごく高い「せんべい」類
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無印良品でこおろぎを使ったせんべいが販売され話題になりました。せんべいは和菓子の中でも手頃な価格の庶民的なお菓子です。
無印良品には、さまざまな種類のせんべいがあります。しかし、ほとんどのせんべいは相場と比べて高い気がします。
よく言えば「食べきりサイズでちょうどいい」のですが、サイズは手頃なのにスーパーの大袋と同じ価格、むしろ高い価格では手が伸びません。
しかし、例外もあります。無印良品には「南部せんべい9枚250円」があります。南部せんべいとは、東北のお菓子で一般的なせんべいと比べると単価が高いと言えます。
筆者は南部せんべいが好きなので、小松製菓の「まめごろう」を定期的に20枚入り約1,000円で購入していました。
1枚あたり50円です。たしかに「まめごろう」は好きなのですが、同じ「まめごろう」を20枚食べ続けると、さすがに飽きることがあります。
無印良品の南部せんべいも岩手県にある小松製菓が作っています。小松製菓にはたくさんの南部せんべいがあり、無印良品の南部せんべいは1袋の中に5種類も入っているのです。
南部せんべいは、一般的には同じ味が数枚入り1袋で販売されています。たくさんの種類を1袋で味わえるものは無印良品の特徴でしょう。
無印良品のお菓子は、外袋には商品名などが印刷されていますがお菓子が包まれている小袋には印刷がありません。
そのため、さまざまなお菓子を組み合わせても、おしゃれな外袋に一緒に入れれば統一感がでます。
春になるとちょっとした手土産やお礼を渡す機会が増えるのではないでしょうか。家に常備しておけば、必要な時に小分けにしてプチプレゼントにできます。
無印良品のお菓子はおいしい・安心・経済的
無印良品のお菓子は、バウムクーヘンは香月堂、南部せんべいは小松製菓などそのお菓子の分野では有名な会社が選ばれて作っています。
デパ地下で「よくわからないけど高いからおいしいだろう」という理由で選ぶよりも、効率よく経済的なおいしいお菓子を選ぶことができるのではないでしょうか。(執筆者:クリエイティブな節約家 式部 順子)