丸亀製麺は2021年4月1日からの税込価格表示の義務化に伴い、メニューの価格改定を発表しました。
価格が据え置かれる人気メニューもあれば、残念ながら値上げされるメニューもあります。
丸亀製麺の定番メニューの価格改定と、期間限定メニューの動向についてお伝えします。
記事内の価格は全て税込価格です。

目次
かけうどんなど人気定番メニューが平均20円値上げ
4月1日以降は、かけうどんなど人気定番メニューを中心に平均20円値上げされます。
【値上げされるメニューと金額】
※全て「並」の価格です。
・ かけうどん 300円 → 320円(20円の値上げ)
・ ぶっかけうどん 300円 → 320円(20円の値上げ)
・ 釜玉うどん 370円 → 390円(20円の値上げ)
・ 明太釜玉うどん 440円 → 460円(20円の値上げ)
・ とろ玉うどん 440円 → 460円(20円の値上げ)
・ カレーうどん 490円 → 510円(30円の値上げ)
・ きつねうどん 440円 → 470円(30円の値上げ)
・ さつまいも天 110円 → 120円(10円の値上げ)
値上げの理由はコロナ禍の影響と人件費高騰などだそうですが、丸亀製麺のようなテイクアウトにも力を入れてコロナ対応の進んでいる企業でも厳しいのだと実感します。
釜揚げうどん(並)は290円で据え置き
一方で、味とコスパの良さから人気のある「釜揚げうどん」は現行290円のまま、価格を据え置きます。
「釜揚げうどん」は丸亀製麺の特徴でもある強いコシを楽しめる1品で、シンプルにうどんのおいしさが味わえます。

4月1日以降も(大)400円、(得)510円と、大きいサイズ商品の値段もこれまでと変わらないので、釜揚げうどんファンの方はご安心ください。
また毎月1日「釜揚げうどんの日」は、釜揚げうどん全サイズを半額で食べられます。
(並)290円が140円とさらにお得です。
人気季節商品「あさりうどん」は提供場所が大幅減
私は毎年3月になると季節限定メニューの「あさりうどん」を食べるのを楽しみにしています。

あさりが「これでもか」というほど丼にガチャガチャとのっていて、その量は赤字なのではないかと心配になるほどです。
つゆにあさりのうまみが溶け出して、コシのある麺をすすったあとは最後の1滴まで飲み干したくなる極上のだしが最高の1品です。
ところが「あさりうどん」を提供できる店舗が、都市を中心に去年より大幅に少なくなっています。
コロナ対応で店内オペレーションが煩雑になっているうえに、あさりうどんは工程が多いメニューなので、利用者の多い都会の店舗では提供できないと判断したのではないかと推察します。
今年は「辛辛あさりうどん」という辛みの効いた姉妹メニューもあるので、ますます近所で食べられないのが残念です。
「あさりうどん」は提供できなくても、同じく季節限定メニューの「担々うどん」と「辛辛担々うどん」は提供できるという店舗も多いので、丸亀製麺のサイトでチェックして足を運んでみてください。(執筆者:元地方テレビ局記者の主婦ライター 石田 彩子)