「とにかく簡単に作りたい」
と考えている方におすすめなのが、釘を使わないDIYです。
今回は、釘を使わずに接着剤で作成できる「ブックシェルフ」を紹介していきます。
目次
1. 完成イメージ

壁に立てかけて使用するタイプのブックシェルフを作ります。
似たデザインのものを購入すると、1,500円以上するのが相場なので、DIYする方が安く手に入れることができます。
カフェや美容室など、おしゃれな空間に置かれていることが多いデザインです。
スノコを分解して組み立てるだけで、誰でも簡単に作れるのでぜひ挑戦してみてください。
作るときの注意点
耐久性はそれほど高くありません。
重いものを置かないようにして、あくまでディスプレイとして使用してください。
接着剤を使用する時は、焦らずじっくりと時間を置くようにしましょう。
今回使った材料

【家にあったもの】
・ スノコ
・ 新聞紙
・ 食品トレー(ペンキ入れ)
DAISOで購入したもの(材料費550円)
・ 角棒
・ ノコギリ
・ 接着剤
・ ペンキ
・ ハケ
家で余っていたスノコを使用することで、値段を安く抑えることができています。
スノコは100円ショップでも販売されているので、購入した場合もそれほど値段は変わりません。
作り方
作り方を解説します。
(1) スノコから木材を切り出す

(A) 長い板 → 2本
(B) 短い板 → 3本 の合計5本を切り出します。
(A) も(B) もなるべく長さが均等になるように頑張りましょう。
とくに長さの指定はないので、スノコのサイズや種類に合わせてください。
とにかく、長め2本と短め3本があれば大丈夫です。

スノコは柔らかめの素材で作られていることが多いので、女性の力でも比較的簡単に切断できます。
私は100均のノコギリを使用しました。
(2) 角材をカットする

(B) と同じ長さで角棒をカットしていきます。
同じ長さの角棒を4本作ってください。
私はDAISOの工作材料(S-6)角棒を使用しました。
2本セットで100円の商品です。
(3) 色を塗る

床が汚れないように新聞紙を敷きましょう。
もちろん色を塗らなくても作ることはできますが、自分好みにカラーをつけると満足度が高まります。
ペンキとハケは100均でも購入可能です。

私は色味がかわいいと思ってDAISOの漆喰(陶器っぽい質感を出せるペイント材)を使いましたが、乾くとポロポロ落ちてきました。
木材にはあまり向かないようです。
普通カラーのペンキの方が塗りやすいと思います。
(4) 接着剤で(A) と(B) をくっつける

接着剤で(A) と(B) をくっつけていきます。
ポイントは「動かさない」「焦らない」ことです。
重いものや壁などで両脇から挟み込み、乾かしている間にズレない工夫をしましょう。

100均の接着剤で十分くっつきました。
私が使用したのはDAISOの木工用ボンドです。
(5) 角棒をくっつける

(A)と(B)がくっついてから角棒をくっつけていきます。
この角棒は、飾った本が落下しないように支える部分なので、手前側と奥側につけていきます。
高さは、飾りたい本に合わせて決めてください。
(6) 接着剤で隙間を埋める

木材が欠けたりして隙間ができてしまった部分があると思います。
その隙間に、流し込むように接着剤を塗りこんでじっくり乾かしていきます。
接着剤は乾くと透明になるので(※白くなるものもあります)そんなに見栄えは気にしなく大丈夫です。
(7) 完成

本10冊を飾っても大丈夫でした。
材料費は550円
作業時間はだいたい2時間程度(ペンキや接着剤を乾かす時間は除く)でした。
不器用な私でも、無事に形を作ることができてよかったです。
今回は、余っているすのこと材料費550円で仕上がりました。
使っていないものをDIYで活用できるものにすれば節約につながるので挑戦してください。(執筆者:高山 香菜)