携帯大手3社や格安SIM各社が新プランを発表していて、どれにしたらよいのかを迷ってしまいますよね。
そこで「スマホ料金は安くしたいけど、スマホの使い方サポートは手厚い方がいい」という方におすすめなmineoの新プラン「マイピタ」の解説をしていきます。
目次
mineoの新プラン「マイピタ」はシンプルで安い

mineoの新プラン「マイピタ」はどのキャリア回線であっても一律の料金設定です。
下図はデュアルタイプ(音声通話 + データ通信)とシングルタイプ(データ通信のみ)の月額料金(税抜)を表にしたものです。
以前はキャリアごとに別料金でしたが、すべて同料金で統一されました。従来よりも価格が下がっていて、お求めになりやすい価格です。

mineoと他社の料金を比較
1年間無料キャンペーンの終了期限(2021年4月7日 23時59分まで)が決まった楽天モバイルとmineoの料金を比較してみます。mineoと楽天ともに通話とデータ通信合わせての料金です。

3GB未満だと楽天モバイルのほうが安いのですが、5~10GBならmineoのほうが手頃な価格です。
楽天の1年間無料キャンペーンに申し込めば、どれだけ使ってもタダになります。しかし、mineoにもサポート面などの強みがあるので、その点を次の章で紹介していきます。
mineo「マイピタ」の3つのメリット
mineoの新プラン「マイピタ」のメリットを紹介します。
従来からあるmineoの強みのトリプルキャリア対応やなんでも質問できるユーザーコミュニティの存在など、mineoにしかないものばかりです。
1. トリプルキャリア対応

mineoは格安SIMのなかでも珍しくトリプルキャリアに対応しています。
au、ドコモ、SoftBankの3つの回線から選べるのです。ドコモで購入したスマホはドコモ回線でしか使えないなどの制限があるので、mineoだとどのキャリアからでも乗り換えがスムーズです。
2. なんでも質問できるコミュニティサイト「マイネ王」
ユーザーは、mineoユーザーやmineoスタッフが投稿できるコミュニティサイト「マイネ王」で、スマホに関する質問をできます。
持っているスマホがmineoでも使えるものかどうかやアプリの使い方など、さまざまな質問に他のユーザーや公式スタッフが回答してくれます。
分からないことは「マイネ王」で質問すれば、わざわざ店舗に行く必要はありません。
3. パケットを分け合えるサービス

パケットを他のユーザーと分け合えるサービスが充実しています。「パケットシェア」は特定のユーザー(最大5回線)とパケットをシェアできるサービスです。
たとえば、1人が今月100MB余ったら、それを事前に登録したユーザー全員で翌月のパケットとしてシェアできるという具合です。
「パケットギフト」は余ったパケットを当月中に他のユーザーにプレゼントできる仕組みです。最低10MBからプレゼントできます。
「フリータンク」は全国のmineoユーザーとパケットをシェアするサービスです。パケットが余りそうであればフリータンクに入れて誰かに譲ります。
パケットが足りなそうな場合には、フリータンクから引き出せます。
mineo「マイピタ」の3つのデメリット
安さとユーザーサポートは多いのですが、mineoにもデメリットはあります。
特定のSNSはデータ容量にカウントしない「カウントフリー」がなかったり、端末の価格が高いことです。mineoで契約するにしても、デメリットも理解しておきましょう。
1. パケットのカウントフリーなし
一般的には、LINEモバイルであればLINEでのデータ使用量は減らなかったり、BIGLOBEモバイルでは動画や音楽サービスではデータ使用量がカウントされないというオプションがあるものですが、mineoでは自社のサービスやYouTubeはデータ使用量として数えない「カウントフリー」オプションはありません。
2. 対応端末数は多いが販売価格が高い
大手3社のキャリアに対応していることもあり、mineoで使える端末は豊富です。しかし、mineoが販売している端末の価格は少し高めです。
回線も端末も一気に揃えたいという人にとっては悩ましい点です。ネットオークションなどで手頃な価格のものを見つけましょう。
3. 完全かけ放題オプションなし
月額30分または60分固定で定額になるオプションはありますが、定額で完全かけ放題のオプションはありません。
データ通信料が安いといっても、通話を多くする方にとっては料金が高くなってしまいます。
データ通信メイン、安くて手厚いサポートがほしい人向け
mineoの新プラン「マイピタ」について解説してきました。このプランが向いているのは次のような方たちです。
・ 毎月5~10GB使う人
・ 手厚いサポートが欲しい人
メリットとデメリットを理解したうえで契約してください。(執筆者:永富 士遠)