新学期とともに、お弁当作りが始まった人も多いのではないでしょうか。
私も毎日お弁当を作っています。
手作り弁当にすることで毎日わずかでも節約ができるはずです。
しかしお弁当作りをしていると、思わぬところで出費が発生します。
今回は、お弁当作りをしている人なら「わかる」とうなずいてしまうような痛い出費を防ぐ、100均グッズを紹介しましょう。
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目次
失敗1:昨日のおかずが傷んでる
お弁当作りでは「夕飯の残りを詰める」ことがよくあります。
夕飯の残りならば食べ残しを無駄にすることもなく、食費の節約につながります。
しかし前日に作り置きしただけに「明日のお昼に食べても大丈夫かな」と心配になることがあります。
せっかく残り物を活用しても、腐って食べられなくては本末転倒です。
防止グッズ:銀イオン抗菌シート24枚入り110円
そこで、残り物をおいしく食べるためのお助け100均グッズが「銀イオン抗菌シート」です。
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パッケージには
と書いてあります。
しかも24枚入っているので、1袋税込110円で約1か月使えるコスパも優秀です。
お弁当は
・ 冷ましてからふたを閉めること
・ 早めに食べること
が大切です。
気温が上がっていくこれからの季節は「安い材料でおいしく作る」ということ以上に、衛生面に気をつけなければなりません。
銀イオン抗菌シートを上手に使って節約弁当で賢く乗り切りましょう。
失敗2:盛り付け時におかずカップ散乱
お弁当作りにかかせないものが、おかずカップです。
最近はアルミ製だけでなく、紙製や柄付き、浅型から深型まで種類が豊富です。
私も小さいサイズから大きいサイズまでたくさんのおかずカップを使っていますが、しばしばキッチンでおかずカップをばらまいてしまいます。
一般的なおかずカップは同一サイズのカップが複数枚重なり、透明のプラスチックケースに入って販売されています。
以前は両サイドがテープでとめられていたため、テープをはがしてパカッとケースを開けなければなりませんでした。
最近はテープがなくなり、上下に引っ張ると開くデザインが増えています。
以前と比べればかなり開けやすくはなったのですが、サイズが異なるおかずカップを使う人は、使うたびにケースを開けて取り出さなければなりません。
弁当作りの最中、キッチンはものであふれています。
できあがったおかずが「ところせまし」と皿に乗って冷まされています。
しかも時間に追われながらの作業なので、小さなつまみをつまんでケースを開ける作業は想像以上に大変です。
勢いよくケースを開けると、中のおかずカップが飛び散ります。
落ちた先にはソースたっぷりのミートボール、ひどいときには洗い桶の中に落ちることもあります。
「3枚も無駄にした」と思うことがしばしばありました。
防止グッズ:おかずカップ収納ケース110円
「おかずカップ収納ケース」があれば、1つのケースにさまざまなサイズのカップを収納できます。
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弁当作りを始めるときに1度ふたを開けておけば、使うたびにふたを開ける必要がなくなり、時短にもつながります。
その後は落とすことも飛び散ることもなく、無駄に捨てられるカップはなくなりました。
おかずカップは安いものでも1枚1円、高いものなら7円以上です。
せっかく節約弁当を頑張っても、小さな無駄が発生するととても悔しい思いをします。
「おかずカップ収納ケース」を利用して1つのケースにまとめることで、弁当作り中にいろいろなものをぺたぺた触らなくてすみます。
弁当作り中の手をきれいに保つためにも「おかずカップ収納ケース」は役立ちます。
失敗3:冷凍作り置きおかずの小分け失敗
「冷凍の作り置きをすること」は材料費を節約する王道の方法です。
最近のお弁当レシピ本では、「カップに入れて冷凍して、そのままお弁当につめるだけ」というおかずも紹介されています。
私もきんぴらごぼうの冷凍保存に挑戦しました。
大量に作ったきんぴらごぼうをカップにわけて、上からひとつひとつ丁寧にラップをして冷凍しました。
ところが翌朝冷凍庫を開けてみると、きんぴらごぼうの重さにカップが負けてしまい、おかずが広がっていました。
上にのせたはずのラップは、申し訳程度にちょこんと乗っているだけです。
入れる量が多かったのかもしれませんが、食べ盛りの子どもの弁当にはカップいっぱいに詰める必要があります。
このままでは詰められないので、結局レンジで解凍して新たなおかずカップに詰めなおしました。
これではおかずカップは無駄に使うし、手間もかかってしまいます。
防止グッズ:お弁当作り置き冷凍トレー110円
「お弁当作り置き冷凍トレー」は種類が豊富です。
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使うカップのサイズに応じたトレーを選んで購入できます。
ひとつのトレーに4つのカップが入り、それぞれのブースには壁があるため、カップいっぱいにおかずを詰めてもカップが広がることはありません。
なにより半透明のふたがついているので、ラップの必要がありません。
お弁当作りを始めてからラップの消費量が増えていたのですが、ふたがあることでラップの節約になりました。
お弁当作りは節約になる一方で、作り方によっては意外な費用が発生します。
ちいさな無駄も長く続けば大きな無駄になるものです。
100均グッズを上手に使って、無駄な出費の少ないお弁当作りを目指しましょう。(執筆者:クリエイティブな節約家 式部 順子)