「大手キャリアのかけ放題プランを利用しているけど料金が高くて困っている」
このような悩みがある方に向けて、かけ放題プランのある格安SIMを紹介しつつ、大手キャリアと料金の比較をしていきます。
大手キャリアと比べてどのくらい節約になるのかを確認してみてください。
目次
かけ放題プランのある「5つの格安SIM」
ここでは、かけ放題プランがある格安SIMを紹介します。プランの料金や特徴をチェックしてみてください。
1. OCN モバイル ONE
OCNモバイルONEには、
・ 10分かけ放題
・ トップ3かけ放題
上記のようなかけ放題プランがあり、それぞれ特徴や料金が異なるので細かく解説します。
【完全かけ放題：月額1,430円】
完全かけ放題プランでは、時間や回数に関わらず全ての通話が無料で利用できます。普段から通話の回数が多かったり、通話時間が長い方におすすめのプランです。
【10分かけ放題：月額935円】
10分かけ放題プランは、10分以内の通話が何度でも無料で利用可能なプランです。通話時間は短いが通話の回数が多いという方におすすめです。
【トップ3かけ放題：月額935円】
トップ3かけ放題プランは、通話料金の多い上位3番号の通話料金が無料になるプランです。特定の人との通話時間が長い方におすすめです。
2. UQモバイル
UQモバイルには、
・ かけ放題（10分/回）
上記のようなかけ放題プランがあり、それぞれ特徴や料金が異なるので細かく解説します。
【かけ放題（24時間いつでも）：月額1,870円】
かけ放題（24時間いつでも）プランは、通話回数や通話時間に限らず全ての通話が無料で利用できるプランです。
【かけ放題（10分/回）：月額770円】
かけ放題（10分/回）プランは、1回10分以内の通話であれば何度でも無料で利用できるプランです。
3. HISモバイル
HISモバイルの場合、有料オプションという扱いではなく、プランにかけ放題がもともとついているという形です。
【格安かけ放題プラン：月額基本料金2,728円】
・ 通話時間や通話回数に関わらず通話料金無料
・ データ容量：3GB
・ 3GB以降は1GBごとに275円
4. ワイモバイル
ワイモバイルには、
・ だれとでも定額
上記のようなかけ放題プランがあります。
【スーパーだれとでも定額：月額1,870円】
スーパーだれとでも定額プランは、通話回数や通話時間に限らず全ての通話が無料で利用できるプランです。
【だれとでも定額：月額770円】
だれとでも定額プランは、1回10分以内の通話であれば何度でも無料で利用できるプランです。
5. 楽天モバイル
楽天モバイルでは、「Rakuten Link」という通話アプリを利用して通話することで通話料金が0円になります。
Rakuten Linkは無料で利用できるので、大手キャリアの有料のかけ放題プランよりもかなりお得です。
大手キャリアと格安SIMのかけ放題プランの比較
ここからは、かけ放題プランを付けた場合の大手キャリアと格安SIMの月額料金を比較します。
大手キャリアのプランと内容が似ている格安SIMのかけ放題プランを比較するので、ぜひ参考にしてください。
1. auとUQモバイルの比較
auには、
・ 通話定額ライト（770円/月）：1回5分以内の通話なら何回通話しても無料
上記のようなかけ放題プランがあります。UQモバイルのかけ放題プランとの比較は次の通りです。
※全て税込み価格
※auの新auピタットプランNを2年契約し、データ容量を1～4GB利用した場合
※UQモバイルのくりこしプランSを利用した場合
auとUQモバイルで、完全かけ放題のプランを付けた料金を比較すると、月額料金に3,300円も差があります。
さらに、通話定額ライト（5分/回まで無料）とかけ放題（10分/回）を比較すると、月額料金に3,600円も差が生まれることが分かりました。
UQモバイルのかけ放題プランを年間で利用する場合には、
・ かけ放題（10分/回）の場合：年間4万3,200円お得
このように、auのかけ放題を利用するよりもかなりの節約になります。
2. docomoとワイモバイルの比較
docomoには、
・ 5分通話無料オプション（770円/月）：1回5分以内の通話ならどれだけ通話しても無料
上記のようなかけ放題プランがあります。ワイモバイルのかけ放題プランとの比較は次の通りです。
※全て税込み価格
※docomoのギガライトでデータ容量を1～3GB利用した場合
※ワイモバイルのシンプルSプランを利用した場合
docomoとワイモバイルで、完全かけ放題のプランを付けた料金を比較すると、月額料金に2,386円差があります。
5分通話無料オプション（1回5分以内の通話であれば無料）とだれとでも定額（1回10分以内の通話であれば無料）を比較すると、2,387円差があることが分かりました。
ワイモバイルのかけ放題プランを年間で利用する場合には、
・ だれとでも定額の場合：年間2万8,644円お得
こののように、docomoのかけ放題を利用するよりおかなりお得です。
3. SoftBankとOCN モバイル ONEの比較
SoftBankには、
・ 準定額オプション（880円/月）
上記のようなかけ放題プランがあります。OCN モバイル ONEとのかけ放題プランの比較は次の通りです。
※全て税込み価格
※SoftBankでミニフィットプラン＋を契約し、データ容量を3GB使用した場合
※OCNモバイルONEで3GB/月コースを利用した場合
SoftBankとOCNモバイルONEで完全かけ放題のプランを付けた料金を比較すると、月額料金に5,038円差があります。
準定額オプション（1回5分以内の通話が無料）と10分かけ放題（1回10分以内の通話が無料）を比較すると、4,433円差があることが分かりました。
OCNモバイルONEのかけ放題プランを年間で利用する場合は、
・ 10分かけ放題の場合：年間5万3,196円お得
このように、SoftBankのかけ放題を利用するよりもかなりの節約になります。
格安SIMのかけ放題プランに加入して通信費も節約
格安SIMには、大手キャリアと似た内容のかけ放題プランがあるので、格安SIMでかけ放題を契約するという選択肢もあります。
大手キャリアと比べると格安SIMのほうが基本料金が格安であるため、かけ放題プランをつけた場合の月額料金を比較すると、大手キャリアよりも大幅に抑えられます。
さらに、大手キャリアでは「1回5分以内の通話が無料」というかけ放題プランですが、今回紹介してきた格安SIMでは「1回10分以内の通話が無料」というかけ放題プランなので、5分以内は短いと感じる方には嬉しいポイントです。
紹介た通り、格安SIMのかけ放題プランを利用すれば、大手キャリアと比べて年間最大6万456円も通信費を抑えられるので、大手キャリアでかけ放題を利用している方は格安SIMのかけ放題プランを検討してみてはいかがでしょうか。（執筆者：吉野 光祐）
