わが家に、子どもたちが使っていたワゴンがあります。
年季は入っていますが傷みはなく、置きたい場所へのサイズ感もピッタリで、使い続けたい気持ちは満々ですが、色が好みではなく経年劣化によるキズや汚れが目立ちます。
そこで以前から気になっていた、ダイソーのリメイクシートを試してみました。
なお、記載の金額は税込です。

目次
ダイソーのリメイクシート
最近100均ショップの多くで見かけますが、ダイソーは種類が多く販売されています。
・ 3Dタイルステッカー
・ フローリングマット
・ 幅10cm程のテープ状になったもの
などいろいろあるので、場所に合った選択がしやすいです。
準備するもの
今回作業するのは、ワゴンの引き出しの前面部分だけです。
41cm × 10.5cmが1か所、41cm × 19cmが2か所なので、約30cm × 約80cmの1つ110円の商品を念のため4つ購入しました。
商品裏面には、画像の通り1cm間隔で印があり、接着面には糊が付着しています。

あとはカッター、はさみ、定規など自宅にあるものを用意しました。
作業手順
(1) 引き出しの取っ手をはずす
(2) 採寸をしてシートをカットする
(3) ホコリや汚れを拭き取る
(4) 端から空気が入らないように、定規などで密着させながら貼る
(5) 引き出しの上下左右は、切れ目を入れて折り返す
(6) 外した取っ手をつけて完成
キレイに仕上げるための注意点
購入品がそうでしたが、折りたたんで袋詰めしてあるものは折り目が結構しっかりついています。
最初に試した商品はレザー調で少し厚みがあったので、頑張ってシワを伸ばしましたがとれにくく目立ちます。

同じ塩化ビニル樹脂素材ですが、カーボン調のシートを使ってみると若干薄手なせいか、こちらの方が落ち着きます。

シートには粘着力がありますが、両面テープなどを併用した方が無難です。
シートに平らでない部分があったり家具に沿わせて折り曲げた場合は、後日浮いてきたりはがれやすくなることがあります。
できれば筒状に包装されているものを使う方が、余計な凹凸がでないので作業がしやすく見た目もよく仕上がるでしょう。
リメイクしてみて
作業時間は引き出し3つ分でテレビを見ながらでも、1時間くらいだったでしょうか。
こんなに変わりました。

自己満足ではありますが、平らな面であれば2枚を継ぎ合わせて貼っても想像以上に気にならず、違和感がないように思います。

リビングボードの天板にも貼ってみましたが、平面であるせいか1か月以上たった今も空気も含まずきれいです。

DIYには縁がなくたいして器用でもない筆者でも、それほど難しく感じませんでした。
100均のリメイクシートは何と言ってもコスパが抜群です。
3つの引き出しだけなら実際に使ったのは2枚でしたからかかった費用は220円、リビングボードの天板は1枚ですから110円です。
自宅にあった両面テープは使いましたが100均にもありますから、購入するとしても110円プラスするだけです。
リメイクシートそのものの金額だけでなく、これで当分使い続けることができますから、捨てるコストと買うコストの両方を節約することにもなりました。
ちなみにAmazonの最安値は44.5 x 200cmで562円、長さは倍以上ありますが、価格は5倍以上になります。
リメイクシートは、100円からトライできます。
捨てるには惜しいなじみの家具をぜひ、リフレッシュさせてみてください。(執筆者:吉田 りょう)