PayPay銀行がまたまた、ビッグなキャンペーンを開催しています。
今度は普通預金が、2%の特別金利です。
ゆうちょ銀行の通常貯金の金利は5月31日現在0.001%ですから、なんと2,000倍です。
今回は実際に口座開設した筆者が体験したからこそわかる、PayPay銀行をさらにお得に活用する方法と注意点をご紹介します。
目次
特別金利キャンペーンの詳細
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まずは、特別金利2%のキャンペーンをご紹介します。
特典獲得への3つの条件
(2) 開設した口座に月1回以上「給与」を受け取るか、1度に10万円以上の振込入金がある
(3) 開設口座を PayPayアプリのチャージ用口座に登録する
6月19日までと締め切りは迫っており、先着30万人までの限定です。お急ぎください。
条件を満たすと、付与される特典は以下の2つです。
【特典1】特別金利2%
月ごとに普通預金の平均残高(月間平均残高)を基に上限を20万円として計算され、条件達成の翌月15日に、1か月分の利息が普通預金口座へ入金されます。
特別金利は税引前・年利率で表示されており、利息には20.315%(復興特別所得税を含む国税15.315%、地方税5%)の税金がかかりますが、普通預金の金利(6月1日現在0.001%)も別途進呈されます。
【いくらお得になるのか】
気になる具体例を紹介しましょう。
(1) 310万円の給与または振込入金があり、翌日に310万円を出金、その後月末まで入金がなかった場合
平均残高は10万円(月間累計残高310万円÷31日)となるため、136円(税引後)
(2) 30万円給与または振込入金があり、月末まで入出金がなかった場合
平均残高は30万円(月間累計残高930万円 ÷ 31日)ですが、上限の20万円を超過しているため、272円(税引後)
キャンペーン期間は2021年7月から2022年6月までですから、毎月条件が達成できれば税引後でも3,000円以上の利息がもらえる計算です。
【特典2】ATM出金手数料3回無料
PayPay銀行は3万円以上の入出金については、ATM手数料はかかりません。
毎月初回についても入金、出金ともに無料ではありますが、2回目以降の手数料はゆうちょ銀行が330円、それ以外は165円かかります。
ですが、キャンペーンの条件をクリアした翌々月は、ゆうちょ銀行ATMは初回のみ、そのほかのATMは月3回0円です。
ただし、3万円以上のATM出金の場合も、手数料の無料回数としてカウントされます。
イチオシキャンペーン Visaデビットでプラス1,000円
6月1日現在、 PayPay銀行では他にもキャンペーンが開催されています。
「はじめてのPay-easy(ペイジー)ご利用で5,000円があたる!」
などがありますが、筆者イチオシは「Visaデビットを3回以上利用でもれなく1,000円キャッシュバック」です。
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PayPay銀行のデビットカードは、キャッシュカードに付帯しているのでわざわざ作る必要はありません。
年会費も必要ありませんし、条件は「口座開設月の2か月後の月末までに3回以上利用する」だけです。
Visaデビットカードはクレジットカードと同様にVISAマークがあるコンビニやスーパー、ドラッグストアなどで利用できます。
ただし、ポイント還元率は低く500円につき1円です。
キャンペーンでの最低決済額は定められていませんから、使うものをできるだけ少額支払うのがおすすめです。
290円使った筆者は、約37%の還元を受ける予定です。
口座を作ってみて
PayPay銀行は唯一、PayPay残高への入出金がいつでも何回でも手数料がかかりません。
PayPay専用の口座と決めておくと、家計簿をつけなくても一目瞭然になるというメリットを感じます。
また、今後超PayPay祭のようなイベントでも、PayPayと銀行の連携で還元率が変わってくるかもしれません。
PayPayユーザーの方は、ぜひ検討してみてください。(執筆者:吉田 りょう)