最近では100均から出ている商品が「有名メーカーの〇〇に似ている」と話題になることがあります。
しかし見た目はそっくりでも、実はここが困ったという失敗談もあります。
有名メーカーにコンセプトや見た目が似ている商品はどのようなものを選べば失敗が少ないかを解説します。
目次
有名メーカーに似ている商品、失敗しやすい特徴
マグネットで冷蔵庫やお風呂で使える収納用品は、とても便利ですがマグネット自体の弱さやマグネットと本体の接着面がはがれてしまうことが何度かありました。
towerなどの有名メーカーと比べるとどうしてもマグネット自体が弱い、マグネットと本体の接着面が弱くなってしまうようです。

これは付属のシールを使って本体にマグネットを貼り付けてから使う、マグネット接着の二連フックですが、使っていくうちに下のマグネットがずれてしまいました。
何度かずれを直して使っていましたが、しっかりとした接着シールなどを使って本格的に補強した方がよさそうです。
50gや100g程度の耐荷重なら問題ありませんが、300g、500gと耐荷重が重いものになると接着面が耐えられずマグネットが外れて落ちてしまう、ということもあります。
見た目はそっくりでも、耐久力が気になるプラスチック製品に注意
無印などにそっくりの見た目のブックエンドや、プラスチック製の収納用品などは、見た目は似ていても耐久力に差が出てきます。
私が良くやってしまう失敗例は、100均の縦置きのファイルケースに、重たい教科書などを並べてしまう事です。
ブックエンドも、大きな本や分厚い本を並べてしまう事です。
ノートやクリアファイルなどの軽いものなら収納するのに問題はありませんが、重たいものになると素材に負荷がかかりすぎてゆがんだり倒れてしまいます。
シールタイプの接着グッズや、マグネットが全体に貼り付けてあるタイプなら失敗は少ない
逆に失敗することなくうまく収納に役立っている有名メーカーに似た100均商品もたくさんあります。

シールフックは100均や有名メーカー問わずたくさんのメーカーが販売しているヒット商品です。
張り跡が残らず、鏡などに貼り付けて使用できます。
耐荷重は100g以下のものが多く、使用用途としてはコップやマスクの一時置きなどです。
こちらのシールフックはセリアで1つ110円(税込)ですが、有名メーカーのものや雑貨店のものだと200~500円ほどするものもあります。
もう半年ほど使っていますが、1度もはがれたことはありません。
コップの一時置などの軽いものなら100均のもので十分です。

100均のマグネット商品でも、マグネットが全面に貼ってあるものなら、失敗することは少ないでしょう。
これはセリアのマグネットタイプのシェーバーホルダーですが、マグネットが全体に貼り付けてあり非常に安定感があります。

シェーバーを持ち上げたりしてもマグネットがずれることもありません。
1か月ほど使っていますが、使い勝手もよくこのまま使用する事にしました。
有名メーカーのtowerにも同じようなマグネットタイプのシェーバーホルダーがありますが、880円(税込)なので、1/8の価格です。
弱いと思われやすい100均のマグネット製品でも、しっかりと接着されていたり、軽いものが対象のものなら使用に問題なく満足して使えました。
用途を間違えないようにしましょう
100均の有名メーカーに似た製品というのはとても魅力的です。
私もつい「あそこのあの製品に似ているから買ってみよう」と買ってしまいます。
数百円以上するアイテムが110円で購入できるとなるとお得感も増します。
しかし用途を間違えたり、接着面がしっかりしていないものを選ぶと、壊れたり外れたりと失敗の原因になってしまいます。
耐荷重や接着面が自分の収納したいアイテムに合っているかを検討して購入することで、無駄な出費を省くことにつながります。(執筆者:松田 潔子)