「メラノCC」はメラニンの生成を抑え、ニキビ・しみ・そばかすを防ぐ効果を期待できるロート製薬が効き目にこだわって開発した医薬部外品のスキンケアラインです。
約20年にわたってビタミンCを研究し続けるロート製薬だからできる「ビタミンC美容」に特化したシリーズです。
一般的には高額だとされる美容液も「メラノCC」であれば1,500円ほどです。
化粧水やクリームなどのシリーズ全ての商品が900円~1,500円といった手頃な価格設定です。
ドラックストアで購入できるのですが、売り切れていることも頻繁にあるいま「爆売れ」中のプチプラスキンケアです。
YouTubeやInstagram、口コミでどんどん広まり、辛口の口コミサイトでも高評価を得ています。
そのいま話題のメラノCCが「プチプラ界では群を抜いて優秀」と言われる謎をひも解いていきたいと思います。
目次
「ビタミンC美容」の肌への6つの効果
メラノCCの特徴でもある「ビタミンC美容」の肌への効果は、次の6つであると言われています。
(1) しみ予防
(2) ターンオーバーを促進
(3) コラーゲンの合成を促進
(4) メラニン色素の淡色化
(5) 抗酸化作用
(6) 角化の正常化
メラノCCの最大の強み:ロート製薬独自のビタミンC技術
ビタミンCは「活性型ビタミンC」と「ビタミンC誘導体」の2種類に分けられます。
活性型ビタミンCはそのままのピュアなビタミンのことです。つけた瞬間に効果を発揮するのが特徴です。
ビタミンC誘導体は、活性型ビタミンCに化学装飾をして安定化させたもので、多くの医薬部外品の化粧品に使われています。
活性型ビタミンCは効果があることが分かっているのですが、「肌に浸透しづらい」「壊れやすいため安定せずに扱いづらい」とされていました。
しかし、ロート製薬の長年の研究で活性型ビタミンCの長所をそのままに、安定させて肌に浸透させられるようになったのです。
メラノCCのように活性型ビタミンCを使っている化粧品自体が非常に珍しいうえに、プチプラ価格であるということが「群を抜いて優秀」と絶賛されている理由だと思われます。
シリーズの中でも特に品切れ続出の「人気の3商品」
ここからは、メラノCCシリーズの中でも品切れ続出の「人気の3商品」を紹介します。
1.「薬用しみ集中対策®美容液」20ml:約1,100円

1番人気の爆売れアイテムです。
キャッチフレーズは「塗るビタミンC」素早く肌に浸透し、透明感ある肌へ導く美容液です。
この美容液がすごいと言われているところは、プチプラ価格にもかかわらず有効成分が4つも配合されていることです。
活性型ビタミンC配合で、しみ・そばかすを予防するだけではなく、ニキビや肌荒れを予防し血行の促進も促します。
よく比較にあげられるのが小林製薬のケシミンクリーム(30g・1,800円)です。容量や配合成分に違いはありますが、約700円の差があります。
メラノCCの美容液は手頃で試しやすい価格なのです。
2.「薬用しみ集中対策®プレミアム美容液」20ml:約1,480円

新しく発売された、「爆売れ」現行美容液のプレミアムバージョンです。
4つの有効成分が配合され、優秀なのにお手頃すぎて「価格設定、間違いってない?」とあちらこちらで話題になっています。
活性型ビタミンCを含むWのビタミンと3種類のビタミンC誘導体が配合され、現行の美容液と比べてスペシャル感を味わえる薬用美容液です。
しみをこれ以上増やしたくない人、ニキビや肌荒れに悩む方にもおすすめです。
よく比較されるのが、オバジのC5セラム、C10セラムです。ビタミンC美容液で有名なオバジですが、実はオバジもロート製薬が開発しています。
C5セラムは12mlで3,000円、C10セラム12mlは4,000円、26mlは7,000円です。
配合量や容量の違いはありますが、メラノCCのほうが約1,520円~5,520円もお得です。
3.「薬用しみ対策美白化粧水」170ml:約900円

化粧水には活性型ビタミンCではなく、浸透の早い有効成分「高浸透ビタミンC誘導体」が配合されています。
メラニンの生成を抑えてしみ・そばかすを予防し、保湿と浸透を両立させた気持ちのよい使用感で、ノーマルタイプとしっとりタイプの2種類から選べます。
よく比較されるのが資生堂のアクアレーベルホワイトケアローションです。
アクアレーベルはトラネキサム酸配合の美白化粧水で、200mlで約1,400円です。
有効成分や容量などの違いはありますが、プチプラ美白スキンケアのライバルであるアクアレーベルとは約500円の差があります。
プチプラで試してみる
紹介したメラノCCシリーズの商品は全てが医薬部外品で、予防や緩やかな改善効果を期待できるスキンケアラインです。
そのうえに、1,500円以下のお手頃価格です。
「ビタミンCスキンケアは気になるけど、効果や自分にあうかわからない」という場合には、プチプラを選んで節約しつつ商品を試してみましょう。(執筆者:石井 真琴)