自己所有している軽自動車の走行距離が20万キロを超え、そろそろ新車を買いたいと思いはじめたため、「新車と未使用車(新古車)はどちらが得か」調べてみました。

目次
新車と未使用車の根本的な違い
ここでは、「新車と未使用車の根本的な違い」についてみていきましょう。
「新車」とは
新車とは、誰も乗っていない「新品」の車のことです。
「未使用車」とは
未使用車とは、ナンバープレートを取得後に走行した距離の少ない車のことです。
少し前までは「新古車」と呼ばれていましたが、最近では、「登録済未使用車」と呼ばれています。
購入がキャンセルされた車両など名義登録されただけの未使用車もありますが、試乗車や展示車として使われていた車が多いです。
未使用車は、新車よりいくらぐらい安いのか
未使用車の車両本体価格は、新車よりも1~2割ほど安くなっていることが多いです。
また、販売店が新車登録時にすでに支払っている税金類や自賠責保険も支払わなくていいため、その分も安くなります。
目安として筆者は、軽自動車の未使用車を購入したときに25万以上安く購入でき、車のコンディションもよかったため、未使用車も視野に検討中です。
未使用車だから「安い」は間違い
「未使用車=安い」わけではありません。
新車でも10~20万円割引してくれ、新古車と同じような価格帯となることがあります。
そうなってくると、保証や車検までの期間、オプションのサービスなども考慮した場合に新車のほうがお得になる場合もあるので要注意です。
「とにかく価格の安いほうを購入したい」や「できれば新車のほうがいい」という場合には、新車の見積もりをし、値引き交渉をしながら新古車と比較検討してください。

新車のメリット・デメリット
ここでは、新車のメリット・デメリットについてまとめてみましたので、ご覧ください。
新車のメリット
・ 販売されたばかりの車を買うことができる
・ 新車ならではの保証が充実している
・ グレードが自由に選べる
・ オプションが自由に選べる
・ 売却するときに未使用車よりも高い値段が付く
・ 最初の車検までの期間が長い
新車のデメリット
・ 新古車と比べると価格が高い
・ 納品までに時間がかかる
未使用車のメリット・デメリット
ここでは、未使用車のメリット・デメリットについてまとめてみましたので、ご覧ください。
未使用車のメリット
・ 新車より安い金額で購入できる
・ 軽自動車の未使用車がたくさんある
・ ナンバープレートを取得しているので、納品までの時間が短い
・ 限定車や古い車など、珍しいものもある
・ 購入するときに、自賠責保険や自動車重量税、自動車税などを支払わなくていい
未使用車のデメリット
・ オプションやグレードを選べない
・ 人気の車種は品薄で見つからないこともある
・ 未使用車は「中古車扱い」となる
・ 試乗で短距離の街乗りを繰り返し、エンジンに負担がかかっている車もある
新車がお得になる可能性が高い人
新車のメリット・デメリットを踏まえ、どういった人が購入すればお得になるかを導き出してみましたので参考にしてください。
・ オプションにこだわりたい
・ 誰も乗っていないコンディションのよい車に乗りたい

未使用車がお得になる可能性が高い人
未使用車のメリット・デメリットを踏まえ、どういった人が購入すればお得になるかを導き出してみましたので参考にしてください。
・ 軽自動車の購入を考えている
・ ほかの人が乗ったり触ったりしていても気にしない
・ とにかく、車を安く買いたい
・ 車検までの期間が短くなっても気にしない
・ 購入した車を長く乗りたい
・ 途中で売却して、そのお金を元に次の車を買うことを考えていない
・ 未使用車の仕様に満足できること
新車にも未使用車にも、それぞれのメリット・デメリットがあります。
ライフスタイルや考え方によって、どちらを購入すれば得になるかが変わってきます。損をしないように慎重に選んでください。(執筆者:最強節約ママ 山内 良子)