生活費の支払いにクレジットカードを利用するとポイント還元や対象店舗での割引などの特典を受けられるので節約できます。
そうは言っても、節約に適したカードを選ばなければ上手に活用できません。
では、そのようなカードなら生活費の節約につながるのでしょうか。
この記事では、節約するためにおすすめのクレジットカードを紹介します。
目次
生活費の支払いにおすすめの「5つのクレジットカード」
生活費の支払いに使いたい、節約におすすめのクレジットカードは次の5つです。
・ 楽天カード
・ dカード
・ イオンカードセレクト
・ Orico Card THE POINT
それぞれについて説明していきます。
JCB CARD W

JCB CARD Wは、18歳から39歳までが加入できる年会費無料の限定カードです。一般的なJCBカードの2倍の還元率1.0%が設定されています。
提携するJCBオリジナルシリーズ加盟店を利用すると、たとえばAmazonで2.2倍、スターバックスで5.5倍など、ポイントが2倍~10倍になるのが特徴です。
なお、申込手続をウェブで完結できる点も便利です。
海外旅行保険の自動付帯も人気で、世界最大規模の顧客満足度調査・コンサルティング機関、J.D.パワーの年会費無料部門で満足度1位(2019年)を獲得しています。
楽天カード

年会費永年無料の楽天カードは、楽天グループのサービスを利用する人に特におすすめです。
通常還元率は1.0%ですが、楽天市場で買い物をするとポイントが最大で3倍になります。
さらに、楽天モバイルや楽天銀行などの楽天グループの他サービスと併用すると、最大で14倍にまでアップする特典が魅力です。
入会キャンペーンが随時行われていて、新規入会で2,000ポイント(通常ポイント)、カード利用特典で3,000ポイント(期間限定ポイント)の合計5,000円相当のポイントが付与されます(2021年5月現在)。
このほかにも紹介ポイントなどが用意されていて、年に数回、最大8,000ポイント獲得のチャンスがあります。
楽天カードで貯まったポイントは楽天ペイなどで気軽に使えるので、ポイントを貯めやすく使いやすいのも強みです。
dカード

dカードは年会費永年無料のカードで、iD決済に対応しているのでコンビニやドラッグストアなどでもスムーズな支払いが可能です。
注目は、ローソンでの利用で最大5.0%の高還元率が適用されることです。ローソンの利用が多い人は持っておきたいカードです。
dカード特約店での利用ではさらに特約店ポイントが付与されるので合計で最大5%にもなります。d払いと組み合わせると、さらに還元率がアップします。
なお、ドコモユーザーはdカード GOLDにアップグレードすると、ドコモの携帯電話利用代金に10.0%の高還元率が適用される特典も見逃せません。

イオンカードセレクト

イオンカードセレクトは、年会費永年無料のイオングループ発行のカードです。特に、イオングループでの買い物でお得な特典が受けられます。
イオン、イオンモール、ダイエー、マックスバリュなどイオングループの対象店舗の利用で、通常0.5%のポイント還元率が2倍の1.0%になります。
毎月20日・30日の「お客さま感謝デー」では対象店舗での買い物が5%オフ、毎月10日の「ときめきWポイントデー」ではポイント2倍など、イオングループユーザーにとってマストのカードと言えます。
公共料金支払いで1件につき毎月5WAONポイントが付与されることや、クレジット機能以外にキャッシュカードとWAONチャージを付帯しているのも特徴です。
生活費の支払いを1枚に集約できるので、上手に活用することで毎月の食費や日用品の買い物を大きく節約できます。
Orico Card THE POINT

年会費永年無料のOrico Card THE POINTは、入会後6か月間はポイント還元率2.0%適用やオリコモール利用で還元率がアップする特典が魅力のカードです。
貯まったポイントは500ポイントからAmazonギフト券やTポイント、楽天スーパーポイントなどに交換可能です。
iDとQUICKPayをダブル搭載しているので、コンビニなどでの買い物にも便利です。
自分の利用シーンを想定してカード選び
生活費の節約におすすめのクレジットカードは、日常生活のなかで使いやすい点が共通しています。そのうえで、自分がよく利用する店舗やサービスでお得な特典が適用になるかどうかを確認して選ぶと失敗しません。カード払いで上手に節約するためにも、利用シーンを想定しながら選んでみてくださいね。(執筆者:田中 佐江子)