プラスチック製レジ袋の有料化が2020年7月よりスタートしました。
まだ始まったばかりの頃は戸惑っていたエコバッグ習慣も、最近では日常の1つとしてすっかり当たり前になってきました。
ブラスチック製レジ袋に続き、コンビニやスーパーで無料提供されているスプーンやフォーク、ストローも有料化になるという話題が挙がっていることから、
と購入を検討している方が多いのではないでしょうか。
こちらでは「脱プラしたいけどできるだけお金をかけたくない」という方のために100円均一で購入できる商品をスプーンとストローに特化してご紹介させていただきます。
目次
スプーン・ストローの有料化はいつ頃から? 持ち歩くメリット
2021年3月9日に閣議決定された「プラスチック新法案」。
この法案によってコンビニやスーパーで無料提供されているプラスチック製品をはじめ、さらにはホテルのアメニティも有料になる方向性が決まっています。
プラスチック新法案は今のところ「2022年4月の施工」を目指すと発表されています。
まだ少し有料化が始まるまで期間はありますが、私たち1人1人がマイスプーン・マイストロー習慣を早めに意識することでプラスチックゴミの削減に大きく貢献できます。
何を隠そう、日本はアメリカに次いで世界2位のプラスチックごみの発生国です。
プラスチックゴミは海洋汚染の原因となっており、魚がマイクロプラスチックを餌として食べることで回り巡って人間の体内に入ってきています。
地球のため、そして自分自身や家族の健康のためにもこの機会に早めのマイスプーン、マイストロー習慣を身につけることをおすすめします。
100円均一で買えるおすすめの商品「スプーン編」
100円ショップで買えるスプーンのおすすめの商品を紹介します。
サンリオ好き必見「HELLO KITTYのケース付きスプーン(ダイソー)」

ダイソーで販売されているHELLO KITTYデザインのケース付きスプーンです。
同様のデザインでケース付きのフォークもあるのですが、サンリオの公式ショップでフォーク&スプーンを購入する場合、500~1,000円の商品がそろっているので、100円で購入できるのはお得です。
キャンプ飯を彷彿させるデザインがかわいい「折り畳みスプーン(Seria)」

コンパクトさを重視したい方は100円ショップ、Seriaの折り畳みスプーンがおすすめです。
折り畳むと10cmもないくらいコンパクトなサイズ感でバッグに入れてもかさばりません。
ただ、ケースが付いていないのでゴムバンドを使ってお弁当箱の上に挟んだり、キッチンペーパー等に包んで持ち歩くようにしましょう。

コスパ最強「組み立て式カトラリーセット(ダイソー)」

私が1番お得だと思ったのはダイソーの組み立て式カトラリーセットです。
100均一の商品はクオリティーが高い商品になると100円以上の値段設定になることもありますが、こちらの組み立て式カトラリーセットはお箸、スプーン、フォークの3種類使えて110円です。

組み立て式のカトラリーの場合、メーカーよってはサイズが大きすぎて握りにくいことがありますが、ダイソーの商品はちょうど良いフォルムで手にしっかりフィットしてくれます。

お箸は組み立てるとこのような感じです。
長さはお箸が全長約20cm程度でフォークとスプーンは全長約16cm程度あります。
かなり人気商品のようで3店舗のダイソーをハシゴした後ようやく購入することができました。
100円均一で買えるおすすめの商品「ストロー編」
100円ショップで買えるストローのおすすめの商品を紹介します。
ブラシ付きだから清潔に使える「アルミストロー」
プラスチック製ストローは大手コーヒーチェーンのスターバックス等を中心に廃止する飲食店が続々と増えています。
ダイソーでは現在も引き続きプラスチック製ストローが販売されていますが、最近ではアルミ製のストローの取り扱いが始まっています。

ダイソーのアルミ製ストローは奥まで奇麗に洗える専用ブラシがついているので、衛生的に使えます。
特に今の時期は湿気でカビが発生しやすいためこういった付属品がセットになっているのはうれしいです。

先程のアルミストローは長さが21.5cmほどあります。
小さめのグラスにちょうど良い長さ15cm程度のミニストローも販売されています。
子供さんがいる方や飲み口が細いほうが飲みやすくて好きという方はこちらのタイプが使いやすいかと思われます。
今回紹介した商品はどれも洗って繰り返し使え、その都度お店でもらう必要がないため経済的にも環境的にも優しい商品です。
どの商品も通販などで調べても300円~1,000円ほどするので、100均でお気に入りの「マイスプーン・マイストロー」がみつかれば、節約につながります。(執筆者:栄養士、おうちご飯研究家 池田 莉久)