フライパンでの調理中、菜箸は使いにくい、という悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
不器用&雑主婦の筆者も、フライパンで調理するときには不便を感じることが少なくありません。
「炒めものや煮物を菜箸でうまく調理できない」
「フライパンでさっと魚の煮物のはずが、ひっくり返す・取り出すときにボロボロになってしまう」
など、悩みは尽きません。
そんなときにおすすめなのが、シリコーン製スプーン型ターナーです。
このシリコーン製スプーン型ターナーは、数年前に無印良品から発売されているものが大きな話題となりました。
私も無印良品製を愛用しています。
しかし、なんとこのシリコーン製スプーンターナーが100円ショップで販売されています。
じっくり比較していきますので、これから購入を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
情報は調査時のものであり、内容等が変更となっている場合があります。
また店舗により取扱の内容は異なりますので、お求めの際には事前にご確認くださいますようお願いいたします。
目次
セリアのシリコーン製スプーン型ターナー

セリアで販売されている製品の製品名は「シリコン製スプーンターナー」です。
近隣の100円ショップを回ってみたのですが、わが家近くの100円ショップでは、シリコーン製のスプーン型ターナーはセリアにしか取り扱いがありませんでした。
ナイロン製はよく販売されているのですが、表面がシリコーンゴム製はややレアと言えそうです。
サイズは約250 × 63mm、耐熱温度は220度、耐冷温度は-20度、食器洗浄機・乾燥機も試用可能です。
販売されていたのはこちらのワンサイズでした。
無印良品商品と比較してみました

無印良品製と並べてみた様子はこちらです。
上が無印良品の商品ですが、無印良品のほうがややサイズが大きいです。
無印良品のシリコーン製スプーン型ターナーですが、製品名は「シリコーン調理スプーン」です。
2サイズあり、セリアとほぼ同じサイズの商品は、長さ約26cmです。
スプーン部分は約75mmで、セリアの商品より少し大きめです。

重ねてみると、無印良品の方がひと回り大きいのがお分かりいただけるかと思います。
ハンドル部分も、無印良品のほうががっちりしています。

どちらもフック用の穴が空いているのですが、セリアのターナーは少し成型時のバリが残っている感じです。
このあたりが100円ショップクオリティと言えばそうなのかもしれません。
ですが、使用する分には全く問題ないので、私としては全く気になりませんでした。
重さは、
・ セリアは約50g
と大きな違いがあります。
というのも、無印良品制製品は、シリコーンゴムの中にステンレスの芯が入っているそうです。
このため、無印良品製品は重くなるようです。
セリアで販売している商品の材質は「シリコーンゴム、ナイロン」となっているので、こちらは芯材としてナイロンを使用しているようです。
使用してみた感想
私は数年無印良品のターナーを使用しています。
セリア商品を使用してみた感想ですが、軽さを求めるならセリアに軍配があがります。
逆に無印良品製はがっしりとしているので、ガツガツ混ぜたい方は無印良品の方がおすすめです。
しかしセリアのターナーは華奢ではありますが、もちろん弱いというわけではありません。
炒めもの、煮物に何度か使用してみましたが、今のところ不具合はなさそうです。
強いて言うならば、セリアの商品は芯材がナイロンであるため、酷使した場合や経年劣化に多少不安があるかもしれません。
また私はターナーをフックにかけて保管しています。
無印良品の方はハンドルの厚みが約14mmと太めのため、フックによってはちょっとした振動で落ちてしまうこともあります。
フックを使う方の場合は、薄いセリアの方が便利そうです。

素人計測ですので、サイズの誤差などはご容赦ください。
コスパ
無印良品のシリコーン調理スプーン 長さ約26cmは、税込み590円です。
セリアの商品は税込み110円ですので、コスパでは圧倒的にセリアの方がお得です。
またネットで検索してみたところ、調査日のシリコーン製スプーンターナーのネット販売最安値よりもセリアの方が低価格でした。
購入を考えている方は、おおいにチェックしてみる価値ありです。
どちらを選ぶかはお好み次第
軽さとコスパがメリットのセリアと、頑丈さがポイントの無印良品どちらを選ぶかはお好みです。
私は無印良品のターナーの重さが気になっていましたので、セリアのターナーを非常に便利に使っています。
スプーン型ターナーの購入を考えていらっしゃる方は、100円ショップをのぞいてみてはいかがでしょうか。(執筆者:新木 みのる)