おこもり生活が続くようになってから、ネットで買い物をする機会が増えた方が多いのではないでしょうか。
ネット通販の決済方法にはいくつかありますが、便利な「クレジットカード」を選択している人は少なくないことでしょう。
しかし、後からまとめて請求されるクレジットカードの支払いは、現金を使っている感覚がないと使いすぎてしまうのがデメリットだと言えます。
そこで今回は、破産を避けるために、クレジットカードの使いすぎを防止する「5つの節約術」を紹介します。
目次
クレジットカードの使いすぎ防止「5つの節約術」

現金払いと違って、クレジットカードは買い物をした際に手持ちのお金が減るわけではありません。
「現金を使っている」という感覚がなくなると無計画に買い物をしてしまい、あとから多額の支払いに頭を悩ませるといったトラブルが生じます。
筆者もクレジットカードをよく利用するので、その経験から学んだ「使いすぎを防ぐ節約術」を紹介します。
1. 月にいくらまで使うかをあらかじめ決めておく
クレジットカードには「利用限度額」があります。利用限度額以上の買い物はできないのですが、反対に言えば限度額以内であればどんどん使えてしまうということです。
たとえば利用限度額が50万円だった場合、毎月いくら使うかを決めていないと、最大50万円まで買い物できてしまいます。
クレジットカードの支払い請求は翌月または翌々月に届きますが、思ったよりも大きな金額を請求されると支払いできない可能性もあります。
クレジットカードの使いすぎを防ぐには、
のがと良い方法です。
水道光熱費などほかの支払金額も頭に入れて金額を決めてください。
2. 電子マネーなどへの自動チャージはできれば控える
電子マネーなどは利用する際にはチャージが必要ですが、チャージ方法はいくつかあります。
そのうち、クレジットカードから自動チャージする方法は、使いすぎる可能性があるので要注意です。
自動チャージとは、電子マネーの残高が一定金額以下になった際に、クレジットカードから指定金額分がオートチャージされる方法のことを指します。
「残高が1,000円を切ったら2,000円チャージ」と設定すると、常に電子マネーの中には1,000円以上のお金が入っていることになるということです。
計画的にお金を使えるのであればその都度チャージする手間が省ける便利な方法なのですが、電子マネーにいつもお金が入っていると、つい使いすぎてしまうのがデメリットです。
利用金額を気にせずに使ってしまいそうな人は、
利用方法をおすすめします。
3. クレジットカードの利用明細をマメにチェックする
クレジットカードを利用した際に手元の現金は減らないのですが、「いくら使ったか」はウェブ明細ですぐに確認できます。
利用明細を確認せずにクレジットカードを使っていると、支払い請求がきたときに初めて「こんなにたくさん買い物していたのか…」と気づくハメになります。
利用明細は1週間ごとなどの頻度でマメにチェックし、
・ 支払いはいくらぐらいになりそうなのか
を確認しておきましょう。
4. カード枚数を無駄に増やさない

クレジットカードの枚数が増えるほど、使いすぎる可能性が高まります。
少し大袈裟かもしれませんが、利用限度額が100万円のカードを5枚持っていたとすると、最大で500万円分の買い物をしてしまう可能性があるということです。
クレジットカードを計画的に使えないかもしれないと不安に感じるのであれば、保有枚数は必要最低限にとどめておいたほうが安心できます。
お店によって使えないブランドもあるので、
のがおすすめです。
5. 使いすぎたと思ったら利用計画を見直す
利用明細をマメにチェックして月いくらまで使うかを決めていても、ときには「今月は使いすぎた」と後悔することもあるかもしれません。
使いすぎに気づいたら、今すぐに利用計画を見直してください。
見直し方法には、
・ 月に使う金額を下げる
・ 電子マネーの利用回数を減らす
などが挙げられます。
具体的な対処法を考えずに「来月は控えよう」という気持ちだけで使っていると、利用金額がどんどん増え続ける可能性もあるので注意してください。
クレジットカードを上手に利用して支払額をコントロール
クレジットカードは計画的に利用すれば、ネットやお店での支払いをスムーズにできるのでとても便利です。
しかし、無計画に使うと利用金額が膨らみ、分割払いやリボ払いを使わないと支払えなくなってしまう危険性があります。
分割・リボ払いにハマると返しても返しても元金が減らないといったトラブルにつながりますので、クレジットカードの利用額をコントロールして使いすぎを防いでください。(執筆者:メルカリ取引600回以上 石神 里恵)