長引く自粛生活や働き方改革の影響でリモートワークが増えました。
しかし、毎日の通勤からの解放と同時に「運動不足」が大きな課題となっている方も多いと思います。
「たかが通勤、されど通勤」です。自宅で仕事をするようになると1日の歩数が3桁などということもありますが、笑いごとではありませんね。
運動不足を放置すると肥満やメタボ、高血圧や糖尿病などの健康リスクが高まると言われています。
そうは言っても、仕事が忙しいと時間がなくてどうしても運動は後回しになってしまいます。
「ちょっとした仕事のすきま時間に、うまく運動を取り入れられたらいいのに…」と思う方もいることでしょう。
そこで今回は、ダイソーで買える「おうちでできる運動グッズ」を紹介します。
なお、価格はすべて税抜きです。記載された商品は筆者購入時の情報です。商品の取り扱いは店舗により異なる場合がありますので、ご注意ください。
目次
ダイソーで買える「おうちでできる運動グッズ」
では、さっそく紹介していきましょう。
1.「バランスボード」:500円

【商品説明】
直径36cmほどの不安定なボードに乗るだけでトレーニングできる「バランスボード」は場所をとりません。平らな床であればどこでも運動が可能です。
体幹を強化することで、姿勢を整える「脊柱起立筋」や「腹直筋」を鍛えられるので、姿勢のゆがみが改善したり、予期せぬケガの予防も期待できます。
慣れないうちは、どこかにつかまりながらバランスをとりましょう。
まずはバランスよく立つことから初めて、徐々に片足立ちやスクワットなどで負荷をかけていくとトレーニング効果も上がってきます。
似たようなグッズに「バランスボール」がありますが、場所をとるうえに、持ち運ぶ際にもかさばります。この「バランスボード」であれば持ち運びも簡単です。
同じようなものをネットで探すと、1,500円~2,000円ほどでした。
ダイソーでは、その1/3の価格で購入できるので、かなりお得ですね。
筆者は在宅ワーク用のイスの座面において座っています。バランスをとりながら座るので、自然と姿勢が整ってくるような気がします。
2.「腹筋ローラー」:300円

【商品説明】
グリップを握ってコロコロと転がすだけで、腹筋を効率的にトレーニングできるのが「腹筋ローラー」です。
主に鍛えられるのは、腹筋の中央「腹直筋」、側部「腹斜筋」さらに「上腕二頭筋」です。
初心者はまず「膝をついてコロコロ」から始めましょう。戻って来られない時には、そのまま寝転がってしまいましょう。
毎日少しずつでも実践すると、そのうちに戻って来られるようになります。物足りなくなってきたら、レベルアップして「立った状態からのコロコロ」です。
腹筋ローラーは大手スポーツショップでは、最安のものでも1,000円でした。
ダイソーではスポーツショップよりも断然安く、本格的な運動グッズを購入できるのがうれしいところですね。
3.「トレーニングチューブ」:100円

【商品説明】
ネットで探すと安い物で300円前後なので、ダイソーのものはかなりお得だと言えます。
長さ30cm、幅5cmのゴム素材のトレーニングチューブで、気になる部位をピンポイントに鍛えられます。
軽量で簡単に持ち運べるのがメリットで、出張先などの運動器具のない場所に行く際にカバンに入れておくのも良いことでしょう。
デメリットは、触っている間にこのゴム素材のにおいが手などについてしまうことです。気になるようでしたら、軍手をはめるなどして直接手につかないようにしましょう。
4.「太ももシェイプアップ」:300円

【商品説明】
太ももの「内股筋」の引き締めにかなりの負荷がかかり、「効いている」と実感できます。
使い方によっては他にも、二の腕や脚、胸筋なども鍛えられます。
同じようなものをネットで探してみると、900円~2,000円ほどでした。
5.「スキップボール」:100円

【商品説明】
こちらはお子さま用のお遊びグッズなのですが、もちろん大人でも使用可能です。リズムよく飛び跳ねるので、かなりの運動になります。
有酸素運動を手軽にできるのですが、デメリットは「慣れるまで難しい」ということでしょうか。コツをつかむまでに時間がかかります。
同じスキップボールをネットで探したところ、300円~800円ほどで販売されていました。
番外編:顔の表情筋を鍛えよられる「フェイストレーナー」:100円

長引くマスク生活で、「見えない部分である口角が下がってきた…」「顔下半分が下がってきた…」などといったお悩みはありませんか。
こちらのグッズは、表情筋を効果的に鍛えてくれる優れものです。1日たった2~3分で口角のキュッと上がったはつらつフェイスに変身です。
唇に横に挟み「う」の発声をイメージしながら水平に器具を縮めていきます。ゆっくりと戻していきましょう。この動作を繰り返します。
この「ゆっくり動かす」のがコツです。2分程でかなり疲れてきて、効果を実感できます。
同じようなフェイストレーナーは、ネットでは500円~1,000円ほどで販売されています。口に入れる製品なので、使用前後はよく拭くなどして清潔に保ちましょう。
おうちトレーニングの注意点
ご自宅でトレーニングをされる際には、次の点に注意しましょう。
・ パッケージに書かれている使用方法をよく読んで実践する。
・ まずは軽い負荷から始めて、慣れてきたら徐々に負荷を上げていきましょう。
まずは今より10分多く運動
厚生労働省の「健康づくりのための身体活動指針(アクティブガイド)」では、運動不足解消の1歩として「まず、今より10分多く体を動かそう」という「+10(プラス・テン)」を奨励しています。
前述で紹介した、おうち運動グッズ1種類につき2分 × 5種類で、10分の運動になります。
バラエティ豊かな運動グッズ、飽きがこないで楽しく続けられますね。
参照:厚生労働省
ダイソーの運動グッズでおうちをお得にマイジム化
スポーツジムに通うとなると、毎月の料金がかかります。金額はピンキリですが、だいたい1万2,000円/月程はかかることでしょう。
紹介したアイテムは、全部合わせても1,600円です。
スポーツジムへの交通費や移動時間なども考えると、おうちで手軽に運動できる環境を整えるのは節約効果抜群ですね。
高い運動グッズを購入すると「続かなかったらどうしよう…」と運動すること自体にプレッシャーを感じることもありますよね。
ダイソーで安く購入できれば「続かなくてもいいか」くらいの楽な気持ちで取り組めるので、意外と楽しく継続できるかもしれません。
おうち運動をお得に充実させて、健康度アップを目指しましょう(執筆者:中島 さゆり)