YouTubeプレミアムは、YouTubeの月額制有料サービスです。
「動画を見ながらヨガをしているとき、YouTubeプレミアムなら広告で途切れることなく楽しめる」といった内容のテレビコマーシャルでも話題となっています。
私はYouTubeプレミアムに加入して1年利用しています。
使ってみると、「動画が広告で途切れない」こと以外にも、お得なメリットがあることに気づきました。
今回はYouTubeプレミアムの利用料金と、YouTubeプレミアムのお得なメリットについて解説します。

目次
YouTubeプレミアムの利用料金
YouTubeプレミアムの利用料金は、3つのプランがあります。
(1) 通常プラン(月額1,180円)
Androidやwebブラウザーからであれば月額1,180円ですが、iOSから契約すると月額1,550円と高くなるので注意が必要です。
iOSの場合は「Google Chrome」を経由するなどの方法で登録すると1,180円で登録できます。
(2) ファミリープラン(月額1,780円)
通常プランにプラス600円の料金となります。
本人に加え13歳以上の家族5人までが同じサービスを利用できるお得なプランです。
それぞれのアカウントでプレミアムサービスを利用できるため、視聴内容などのプライバシーは守られます。
(3) 学割プラン(月額680円)
学割プランでは、通常プランと同じサービスを月額680円で受けることができます。
利用できるのは、「SheerID」に登録されている大学、高等専門学校、専門学校の学生です。
YouTubeプレミアムの特典内容
YouTubeプレミアムの特典内容は3つあります。
(1) 広告がない
動画の途中で広告が入らず、快適に視聴できます。
(2) バックグラウンド再生ができる
動画再生しながら、他のアプリを操作できます。
(3) 動画を一時保存できる
Wi-Fi環境のある自宅などで動画を一時保存すると、外出先などでオフライン再生できます。(※デスクトップパソコンやノートパソコンではこの機能は利用できません)
(4) YouTubeミュージックプレミアムが無料で使える
「YouTubeミュージック」という音楽アプリの有料版サービスを、無料で利用できます。
YouTubeプレミアムのお得なメリット
YouTubeプレミアムをお得なメリットは以下の3つです。

(1) 動画の一時保存、オフライン再生で通信料の節約ができる
オフラインで再生するとギガの消費量を減らすことができ、通信費の節約につながります。
これまで外出先などでYouTubeをよく見ていた人ほどメリットが大きいでしょう。
例えば楽天モバイルの料金プランは1ギガまで0円、3ギガまで980円、20ギガまでは1,980円となっています。
データ通信量を下げることで料金プランを変更することができれば、980円から1,980円の節約ができます。
(2) YouTubeミュージックプレミアム980円分が無料でお得
SpotifyやLINEMUSICなどの音楽アプリ有料版を利用するには、通常980円前後の料金が必要です。
YouTubeプレミアムの料金1,180円で、通常980円のYouTubeミュージックプレミアムが無料になるのは大変お得です。
さらに、YouTubeミュージックプレミアムでも「音楽の一時保存やオフライン再生」ができるので、通信費節約にもなります。
(3) YouTubeプレミアムを複数端末で利用して、家族で利用できる
YouTubeプレミアムにはプラス600円で家族も同じサービスを利用できるファミリープランがありますが、私はそれを払わずに家族でプレミアムサービスを楽しんでいます。
機種変更して使わなくなった携帯に自分のグーグルアカウントでログインし、YouTubeアプリとYouTubeミュージックアプリをダウンロードします。
同じグーグルアカウントなので、YouTubeプレミアムのサービスが利用できるのです。
この端末で子供が見たい動画や音楽を一時保存しておき、外出先などオフラインで再生できるようにしています。
子供にiPodやウォークマンを買わなくてもよいので大きな節約になります。
ただし同じアプリ内に家族の動画リストや音楽リストが混在するので、プライバシーが確保されないデメリットはあります。
1,180円で納得できるサービス
YouTubeプレミアムの利用料1,180円は、安い金額ではありません。
しかし、YouTube動画を外出先でよく見る人、音楽を移動中によく聞く人にとってはお得なメリットがあり、1,180円でも納得できるサービスといえるのではないでしょうか。
気になる人は、まずは1か月の無料トライアルから始めてみてください。
不要な場合は、無料期間が終わる前に解約手続きを忘れないように注意してください。(執筆者:山口 智子)