NTTドコモの新料金プラン、ahamoが大人気です。
私は夫婦と子供の3人家族です。
4月に全員ahamoに替えて、月の料金が圧倒的に安くなりました。使い勝手が落ちたこともありません。
切り替えて4か月以上経った現在、ahamo切り替えを振り返り、おすすめの点、注意点をお知らせします。
目次
ahamoに替えて月8,000円安くなった
ahamo切替えの結果をご紹介します。個人的な話ではあるものの、多くのご家庭に共通するはずです。
かつて家族3人で毎月1万8,000円ほど支払っていたのが、1万円で済むようになりました(ドコモ光の契約はなし)。
切り替える前のプランは家族バラバラでしたが、ahamoの料金はシンプルで分かりやすいものです。
誰でも、次の内容です。

・ 月20GBまで制限なく利用可
・ 国内通話5分無料
・ かけ放題オプションは月1,100円
20GBは十分すぎる容量です。特に、自宅にWi-Fi環境があるなら問題ありません。
旧プラン時代は、外で使い過ぎて月の終盤に速度制限が発生し、低速度に耐えたり、追加容量を購入したりということがたまにありました。
切り替えてからは、このようなことはありません。
ahamoに替えて困ったこと
私は、ahamo切り替えで後悔したことは一切ありませんが、困った点はあります。
ドコモショップが使えない
ahamoへの切替えは、ドコモショップでは受け付けていません。すべてWebで、自分でやる必要があります。
ドコモショップでもサポート(窓口として手続を受け付けるのではなく、あくまでもWeb作業の手助け)が始まりましたが、3,300円かかります。
サポート1回だけなら十分ペイできる費用です。ただ、どこかの段階で自分でする自信がない人には、ahamoはおすすめできません。
ドコモメール廃止でネット銀行の振込みに支障(Android)
ahamo変更により、ドコモメールが使えなくなります(将来復活する可能性はあり)。
GメールやYahoo!メールがあるので、携帯メール廃止で困る想定など一切ありませんでした。
ただ、楽天銀行の振込みに携帯メールが必要な点だけはうっかりしていました。
ネット銀行での振込みの際には、メールで受け取るワンタイムキーが必要ですが、この際にフリーメールは登録できません。
プロバイダからもらったメールに変更して事なきを得ました。
iPhoneユーザーならiCloudメールが使えるので、この点の支障は少ないものです。
SPモードコンテンツ決済不可

SPモードコンテンツ決済により、アーティストのファンクラブ会費を支払っている人は要注意です。
ahamoに切り替える場合、会費も他の支払方法に替えないと、自動解約になってしまいます。
場合によりクレジットカードの変更ができない
我が家のドコモ契約は筆頭者が家内であり、料金は私のクレジットカードで支払っています。
私の持つ別のカードに支払を変更しようとしたのですが、できません(従来の契約の場合、ドコモショップのみで変更可)。
ahamoはそもそも、契約者本人名義のカードでないと支払えないルールです。
我が家の場合、本来ルールでない状態のまま、引き続き私のカードから引き落とされています。今後カードを変更する際には、家内名義のものにしかできません。
ahamoに変更直後通信できなくなった
ahamoに対応していない古い機種で手続きしてしまった人は、直後に端末が通信できない状態となります。
いっぽう対応機種を持つユーザーでも、たまにこの状態になるようです。私がまさにそうでした。
これは、スマホの「ネットワーク設定のリセット」で解消します。
ahamoへの切替えの注意点
「携帯料金を安くしたいがドコモがいいという人」であれば、これからでもahamoをお勧めします。
さて、ahamo切替えのWeb手続きの注意点をお知らせします。うまく行かない(エラーが出る)場合の原因は、おおむね次のいずれかです。
・ 料金明細サービスが「下4桁表示」のまま
My docomoにログインした上、あらかじめオプションの大部分を解約する必要があります。引き継げるオプションの代表的なものは、以下の通りです。
・ あんしんセキュリティ
・ DAZN、dTVなど
料金明細サービスは、いったん解約して再度申し込み直す(「毎月の料金明細を定期発行」を選ぶ)と、ahamoで必要な「全桁表示」になります。
ここまでの手続きに限り、ドコモショップでも無料で対応してもらえます。
通信費の見直しは大きな節約
「困った点」をしっかりと把握して、家族そろってahamoに切り替えれば、通信費の節約に大きくつながります。
わが家の場合、家族3人月1万8,000円の通信費が1万円になったので、月8,000円、年間で9万6,000円の節約になりました。
通信費が高いと感じたら、格安プランを検討してみてください。(執筆者:沼島 まさし)