毎日のタスクや家計をスマホで管理しているという人も多いですが、自由に書けて印象に残りやすいとというメリットから手書き派の人も多いと思います。
ズボラな筆者は家計簿や手帳だと記入するのが面倒になってしまい、スマホアプリだとついうっかり確認するのを忘れて大事なタスクを見落としてしまうことの繰り返しでした。
そこで100均で買ったホワイトボードを冷蔵庫に貼って1週間のタスクや家計を管理するようにしたら、1日のうち何度も目にするので記入漏れや確認不足がなくなりました。
この記事では、タスクの漏れがなくなり家計の無駄がなくなる「ホワイトボードの管理術」をご紹介します。
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目次
ホワイトボードを冷蔵庫に貼るメリット
冷蔵庫は飲み物を出したり料理を作ったりと、毎日必ず触れる場所です。
1日に何度も目にするので、タスクを書き出しておくことで「うっかり忘れていた」という漏れを防ぐことができます。
また冷蔵庫を開ければすぐに食材の在庫を把握できるので、家計管理をするのにも便利です。
無駄がなくなる家計管理方法
筆者は今までに何度も家計簿に挑戦しましたが、予算や項目別の支出など細かく管理するのが面倒になって長続きしませんでした。
そんな3日坊主の筆者が2年以上続けている簡単な家計管理法をご紹介します。
(1) 1か月の家計の予算を5週で割る
例えば、家計の予算が5万円なら、毎週1万円でやりくりします。
(2) 支出があったら、大まかな金額をホワイトボードに記入
例えば、スーパーで7,150円使ったら、ホワイトボードに7,000円と書いておきます。
(3) 家計は週ごとに管理し、毎週清算する
家計は週ごとに管理し、プラスマイナスは次の週に持ち越すのではなく毎週清算します。
無理なく続けるポイント
月の予算を4週ではなく5週で割るのがポイントで、5週目は日数が少なく家計に余裕があるはずなので、赤字になった週は5週目の家計から補填します。
例えば700円余ったら、700円は予備にまわして次の週はまた1万円から始めます。
1,000円足りなければ、5週目の家計費から1,000円補填します。
ホワイトボードに記入する際は、500円か1,000円で四捨五入しておくと残高を把握しやすいです。
筆者は週2回買い物に行っているので、最初の買い物で7,000円使ったら
と、冷蔵庫と家計残高の両方を確認してから買い物に行くようになり、赤字に陥ることが少なくなりました。
また、週の予算をオーバーしても5週目の予備で補填できるので、毎月の家計が赤字になることがほとんどなくなりました。
この管理法を試す前は好きな時に外食をして給料日前に家計費が足りなくなってしまうことが多かったのですが、今では5週目の予備が余ったら外食をするようにしているので赤字に対する不安がなくなりました。
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筆者のホワイトボード活用例
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筆者は週単位で家計を管理しているので、ホワイトボードも週ごとに書き込めるようにしています。
ホワイトボードを8マスに分けて、月曜日~日曜日までを1マスずつと空白を1マス使います。
日ごとのマスはその日の予定やタスクを書き込み、家計の支出があった日には支出額を書き込みます。
空白のマスは、
・ どの日にやるかは決められない週のタスクや、
・ 締め切りに注意が必要なタスクを記入しておく
のに便利です。
予定が変わりやすい場合には、マグネットシートや付箋を使えばその都度書き直さなくても良いので時短になります。
タスクの量や管理したい項目など、生活に合わせてカスタマイズすることで自分に合った使い方をすることができます。
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ついで管理でタスクや家計管理の漏れをなくす
飲み物を取るついでにタスクを確認したり、買ったものを冷蔵庫に入れるついでに支出額を記入したりなど、普段の生活の流れの中に組み込むことで無理なく漏れを防ぐことができます。
また生活の中で管理したい項目をホワイトボードにひとまとめにしておくことで、頭の中が整理されて無駄がなくなります。
ホワイトボードは100均でさまざまな種類が販売されています。
この機会に100円で生活や家計の管理をスタートしてみてはいかがでしょうか。(執筆者:川井 奈央)