自動車の維持費、どうしてこんなに高いのかと悩んでいる人もいらっしゃるかもしれません。
特に、ガソリン代は1回あたりが数千円にもなりえる出費です。
旅行やおでかけをした時だけでなく、お買い物など日々の足代わりに車を利用しているとあっという間になくなります。
その悩み、ガソリン給油に楽天ポイントを利用することで、何とかなるかもしれません。
楽天経済圏に住み、ポイントを駆使する主婦の私が、使い方を伝授します。
楽天ポイントを多く持たない方向けの方法も提案します。
目次
出光で楽天Edy払いをしてポイントを使っての給油

「支払い方法を指定して下さい」では、「現金」「クレジットカード」「キャッシュプリカ」「BIZ・ステーション」「電子マネー」「DrivePay」が選べます。
そのうち、楽天Edyで払う予定ですので、「電子マネー」を選びます。
※楽天ポイントと紐づけされたクレジットカードを選択しての利用なら「クレジットカード」を選びます。
(1) ブランド選択
「ApplePay」「交通系IC」「QUICPay」「楽天Edy」「iD」のうち、「楽天Edy」を選びます。
(2) 処理を選ぶ
給油とチャージで「給油」を選びます。
(3) Edyの読み取り
Edyをかざして読み取りします。
(4) 残高表示を確認
楽天Edyの残高が表示され、「給油」「チャージ」を選べるため、「給油」を選択。
(5) 油種を選択
レギュラー、ハイオク、軽油の3種類から給油したい内容を選びます。
(6) 給油量や金額を指定する
給油量、金額を指定します。
筆者はレギュラー10リットルにしました。
「5リットル」「10リットル」「20リットル」、金額は「500円」「1,000円」「2,000円」「3,000円」。
ほか、満タン、お好みがあります。
※おすすめの給油量は後述します。
(7) ポイント利用を選択

注文金額、その下に利用可能P(ポイント)が表示されます。
これは楽天Edyの金額ではなくて楽天ポイントです。
左下に「利用する(P入力)」、右に「利用しない」が表示されます。
ポイントを利用したい場合は左下の「利用する(P入力)」をタップします。
(8) ポイントを入力

利用ポイントをテンキーで入力します。
利用できるポイントは、最低1ポイントから保有ポイント全てです。
1ポイント1円で利用できます。
(9) レシート発行
レシート発行するかしないかを選択します。
(10) 給油
給油を開始、完了します。

今回レギュラーガソリン10リットル、1,460円分を「全額ポイント」で払いました。
レシートを見ると、全額「P支払」ができ、基本ポイント5ポイントまでついたことがわかります。
メリット
ガソリン給油に楽天ポイントを利用するメリットを2つ紹介します。
1ポイント1円から利用できる
少額から利用できるため、お買い物で貯まった楽天ポイント、ポイ活で貯めた少額のポイントも利用できるメリットがあります。
多くのポイントを貯める人はもちろん、少額のポイントも対応しています。
ポイントにそこまでこだわらない方でも、楽天ポイントは知らない間に貯まりやすく、ガソリンスタンドで1ポイントから利用できるならポイ活をしてみようと思うのではないでしょうか。
そして、楽天経済圏に住んでいる人は、全額ポイント払いさえもかないます。
楽天ポイントは、楽天リワードを中心に貯まります。
楽天ポイントスクリーン、楽天ウェブ検索など、元手のかからないポイ活でも毎日数ポイントずつ貯まっていきます。
期間限定ポイントも利用可能
楽天ポイントには「通常ポイント」と「期間限定ポイント」の2種類があります。
【通常ポイントとは】
ポイントを獲得した月を含め、1年間の有効期限があるポイント。
期限内に追加ポイントを獲得することで有効期限が延長されます。
通常ポイントは楽天証券で投資信託を購入することもできます。
【期間限定ポイントとは】
延長されない有効期限を持つポイントです。
キャンペーンで付与されることが多く、期限を過ぎてしまうと失効してしまうのがデメリット。
利用する時には有効期限のある「期間限定ポイント」から自動的に消費されます。
楽天ポイントでは期間限定ポイントを「どこで使うか」もよく話題に上ります。
楽天市場内で利用すると獲得できるポイント数が下がります。
この期間限定ポイントをガソリン給油で消費できるのです。
デメリット
ガソリン給油に楽天ポイントを利用するデメリットもあります。
使い方がわかりにくい
デメリットは、使い方がややこしいかもしれません。
楽天ポイントを利用したい時、まず「クレジットカード」や「電子マネー」を選択することに混乱する場合があります。
楽天カードや楽天Edyを経由して楽天ポイントを利用するからなのですが、表示ポイントに惑わされることもあります。
ガソリンスタンドの基本ポイント付与還元がわかりにくい
筆者も失敗した例です。
1ポイントも取りこぼしたくない人にとって、ポイントでつく「付与ポイント」にもこだわりたいところです。
ただ、ガソリンスタンドによって付与される「基本ポイント」が違います。

筆者が今回訪れたガソリンスタンド、出光興産(IDEMITSU)では、「2リットルにつき1ポイント」がつきます。
今回は反省を踏まえ、10リットル入れたため5ポイントがつきました。
しかし、過去には200円単位かと勘違いして失敗しています。
なぜなら、ガソリンスタンドごとにルールが違うためです。

コスモ石油では、「給油200円毎1ポイント」がつきます。
確認したわけではありませんが、エネオス、コスモ石油、キグナスやシェル。
それぞれのガソリンスタンドでポイント付与ルールが違うため、混乱しやすいのです。
こだわる方は、楽天Carを見てご自身の行きたいと思うガソリンスタンドの基本ポイント付与方法を確認してから行くのがよいと感じました。
参照:楽天Car
【裏ワザ】楽天ポイントが足りないならPOSAカードチャージも可能

ガソリン給油は、前述したように期間限定ポイントも利用できます。
ポイントが足りない時、「ポイントを買う」ことができる裏ワザがあります。
コンビニエンスストアなどに売っているPOSAカードには、楽天ポイントギフトカードがあります。
筆者は5,000円分をファミリーマートでファミペイ提示で購入したところ、FamiPayボーナスが翌日25ポイントついていました。
つまりは、5,000円分が翌日には5,025円相当分になっていたのです。
0.5%還元ですので、クレジットカード併用時の還元率と比較すると高くないように思えます。
ただ、筆者がPOSAカードを購入した時にはFamiPayキャンペーン(後日20%ポイント還元)も行っていました。
ギフトカードでポイントチャージするだけの簡単な方法ですので、コンビニのキャンペーンとのタイミングが合えばお試しください。
ポイントのみで支払えるガソリン代は大幅な節約に
日々のポイ活で貯めたポイントを、そのままガソリン代にすることで節約できます。
ポイ活で得られるポイントは少額ではありますが、少額でも積み重なると大きな金額ですし、ガソリンスタンドで「1円から使える」ならよいのではないでしょうか。
通勤やお買い物、子供の送迎など、車を利用するご家庭にとってはガソリン代も必要経費と感じます。
楽天市場でのお買い物でついたポイントのほか、ポイ活やPOSAカードまでも利用することで、徹底した節約につながります。(執筆者:節約への情熱は誰にも負けない谷口 久美子)