使い勝手の良いネットバンクである「住信SBIネット銀行」。
この度提携する4つのNEOBANKで1か月間の短期定期預金を契約すると金利が年率10%(税引き後7.96%)という強烈なキャンペーンを行うので、紹介します。
目次
住信SBIネット銀行とNEOBANKの基礎知識
住信SBIネット銀行とNEOBANKどどのような銀行なのでしょうか。
(1) 住信SBIネット銀行とは
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住信SBIネット銀行とは、「三井住友信託銀行」と「SBIホールディングス」を出資会社とするインターネット専業の銀行です。
その特徴は諸条件を達成すると上昇する「ランク制度」で、このランクに応じてコンビニATM出金手数料と他行宛ての振込手数料がそれぞれ、最大15回まで無料になることです。(ランク4となった場合)
現実的にはランク4達成はかなり難しいのですが、ランク3なら比較的簡単に達成可能で、月に7回の手数料無料となるのでかなりおすすめです。
(2) 住信SBIネット銀行とメインバンクの上手な使い方
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人によっては給料の振込先が他の銀行に指定されていたりしてSBIネット銀行を使えないという方も居ると思います。
そんな方にお勧めなのが「定額自動入金サービス」です。
メインバンクから毎月自動で、自分で設定した金額をSBIネット銀行に移す事が可能なのです。
ATMや振込手数料で、銀行にお金を預けているのに目減りするなんて話をよく耳にします。
しかし本サービスを利用すれば、お好きな銀行からSBIネット銀行に自動で送金し、手数料を払わずに各種支払いやATMで気軽にお金を降ろす事ができるようになるのです。
(3) NEOBANKとは
SBIネット銀行が提唱する新しい「銀行機能」で、他の事業者と共同で違う口座を開設し、そちらでも資金の管理やポイントの効率的な運用などができるようになる仕組みです。
今回はその他社提携NEOBANKでの金利UPキャンペーンをご紹介します。
1か月定期預金金利UPキャンペーン
1か月定期預金金利UPキャンペーンについて詳しく解説します。
(1) キャンペーン概要
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2021年の9月6日(月)~10月3日(日)までの限定キャンペーンで、下記の4つのNEOBANKを対象に、口座を新たに開設し1か月の定期預金を契約する事でなんと年10%(税引後7.96%)の金利を得る事ができるという物です。
金利対象は最大で100万円となるため、100万円 × 年7.96% × (1か月/12か月)=6,640円(税引後)
をたった1か月で得る事ができるのです。
対象となる提携NEOBANKは以下の4つ。
2. T NEOBANK
3. ヤマダNEOBANK
4. おうちバンク
ただし、4 おうちバンクはオープンハウスグループで物件を購入した方のみが申込対象者となるため大多数の人が1~3 が該当する事となります。
(2) キャンペーンの効果的な利用方法
どのNEOBANKも口座開設から60日以内に新規預け入れの定期預金を設定する事でキャンペーン対象となるのですが、1~3 のいずれかのNEOBANK、ではなく3つ全てのNEOBANKで定期預金契約が可能。
1口座あたりの上限が100万円なので、最大で300万円まで預け入れることで6,640円 × 3 =1万9,920円の金利を1か月で得る事ができるのです。
大手・地方銀行の基本的な定期預金の金利が0.002%から0.2%なのを思うとその差は約400倍、いかに大きな金利かが分かります。
本キャンペーン利用時の注意点
注意点もあります。
(1) 将来的な口座維持費用の可能性について
昨今、ニュースでも話題になっているのが休眠銀行口座へ維持管理費用として手数料を設けようという動きです。
現状では大手銀行でうわさがある程度ですが将来的にこうしたNEOBANKでも発生する可能性は否めません。
本キャンペーン利用後うっかり放置してしまい、結果的に後々維持管理費が発生したといった事がないよう、作った口座は適宜利用したり不要であれば解約する事を念頭に置いておいてください。
(2) 1か月間は資金を引き出せない事
超短期とはいえ、定期預金なので1か月間の契約期間を満了しなければ引き出す事=金利を得る事はできません。
手持ちの資産を目いっぱい預けてしまい急な出費でお金が足りなくなるといったトラブルを起こさないよう、ご自身の資産状況を鑑みて適切な資金で本キャンペーンを利用してください。
キャンペーンは短期終了しますが手数料無料は続きます
金利を最大限得るための利用方法を中心に紹介したため「そんなに資産がないから関係ない」と考える方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、金利7.96%はとても高い利率である事は変わりませんので各自の出せる範囲の資産で効果的な運用を行っていただけたらと思い紹介しました。
キャンペーンは短期終了してしまいますが、手数料無料はこれからも続きますので、ぜひこの機にSBIネット銀行を開設し、手数料貧乏から脱却しましょう。(執筆者:遠藤 記央)