ネオモバこと、SBIネオモバイル証券では、スマホで国内株式や国内の不動産投資信託であるREITなど購入できます。
少額から始められるので、投資初心者に向いているサービスです。
今回は国内株式にスポットを当て、ネオモバの特徴やメリット、デメリットを解説していきたいと思います。
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目次
メリット1:少額から国内株式投資ができる
国内の株式を購入する場合、通常の証券会社では100株単位の購入が多く、1株1,200円の株だと100株購入で12万円必要です。
ネオモバでは、1株単位「単元未満株」で株を購入できます。
もちろん1株からでも株主となり、配当を受け取れます。
また、毎月購入を続け、企業によって実施されている株主優待の株数条件を満たせば、株主優待を受け取ることも可能です。
メリット2:Tポイントで投資ができる
ネオモバでは、株の購入にTポイントが1ポイント1円として利用できます。
投資初心者でもいきなりお金を投入することに不安があると思いますが、ポイントだけで株などを購入できるので、安心です。
また、ポイ活やショッピングなど、他のサービスで貯めたTポイントが投資に利用できるのは便利です。
メリット3:投資額が月50万円以内だと手数料18円
月の購入金額の合計が50万円以下の場合、ネオモバでは税込月額220円サービス利用料がかかります。
50万円の購入金額に対して手数料220円だと、料率は0.044%です。
満額50万円分を購入すれば標準的な手数料ですが、月の購入額が2,200円だった場合を考えると、
と高額な手数料です。
そこでネオモバでは、期間固定Tポイント200ポイントが毎月もらえるサービスがあります。
また、サービス料を支払うと、サービス料の1%分の通常Tポイントを獲得できます。
つまり、月50万円以下の取引であれば
・ サービス使用料は税抜200円で通常Tポイントが2ポイント
・ 期間固定のTポイントが200ポイント
合計で202ポイント獲得できます。
相殺すると税込220円 – 202円 = 実質月18円の手数料ということになります。
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ネオモバのデメリット
便利なネオモバにも注意点があります。
3点紹介します。
1. サービス利用料が毎月かかる
ネオモバでは購入が全くなかった月でも、手数料が発生します。
1か月分の期間固定Tポイントだけでも購入できる株はいくつかありますし、Tポイント、口座のお金をプラスして少額でも毎月コツコツ購入することが、手数料分を割高にしないポイントです。
2. 期間固定Tポイントの期限
200ポイント分の期間固定Tポイントは、受け取り月の翌月末が有効期限です。
期間固定Tポイントを有効に使うためには、最長でも2か月分貯まった月末に消費しなければ消滅します。
また、期間固定Tポイントはネオモバ以外では消費できませんので注意が必要です。
3. 最初は利益も少ない
もともとネオモバは少額から投資できるのがコンセプトの1つです。
月の株式の購入金額が数百円から数千円であれば、購入した会社の株の配当などもしばらくは数円から数十円単位と少額になります。
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Tポイントユーザー・長期投資向け
現金をなるべく投入しないこと前提だと、Tポイントユーザーの人にはおすすめです。
期間固定Tポイントと通常のTポイントと組み合わせることで、毎月購入できる株式の種類が増えるためです。
他にも株式投資において、すぐに利益を出す必要がない方であれば、少額でコツコツと長期にわたり投資をすることで資産を形成することができると思います。
ネオモバは投資商品を扱っていますので、投資元本がマイナスになるリスクがあります。
運用にあたっては、自己責任でお願い致します。(執筆者:永瀬 真人)