アフタヌーンティーは、1800年代初めにイギリスで生まれました。
昔は上流階級の奥さまがたの社交の場であり、知識やマナーを身に付ける修行の場でもあったそうです。
現在の日本でのアフタヌーンティーは、ちょっと豪華なティータイムといったところでしょうか。
ホテルやカフェレストランなどで味わえますが、庶民にとってはやはり高級なたしなみです。
そうそう頻繁には楽しめません。
そこで今回は、100均のアイテムを使用して低予算で楽しむアフタヌーンティーを考えてみました。
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目次
アフタヌーンティーの基礎知識
アフタヌーンティーで提供されるフードには、基本的にルールがあります。
1番下のプレートには小さめのサンドイッチ、まん中のプレートにはスコーン、1番上にはケーキをのせるのが一般的です。
おうちでアフタヌーンティーを再現するなら、アフタヌーンティースタンドに同じように並べてみましょう。
サンドイッチをたくさん食べたいときは、手作りするのが安上がりです。
でも少量なら、コンビニやスーパーで買っても材料費と変わらないでしょう。
スコーンはホットケーキミックスで作ると簡単です。
ホットケーキミックスはダイソーでも購入できます。
ケーキはケーキ屋さんやコンビニで買っても良いですし、ケーキ風のお菓子を並べる手もあります。
アフタヌーンティーの特別感を楽しみながら自分の食べたいものを並べられるのも、おうちアフタヌーンティーの良いところです。
フードは好きなものを並べるとして、まず必要なのはアフタヌーンティースタンドです。
次は、低予算で作れるアフタヌーンティースタンドを紹介します。
100均アイテムで作るアフタヌーンティースタンド
本格的なアフタヌーンティースタンドを購入すると、安いものでも3,000円ほどです。
今回は、100均でも手に入るアイテムを使用して、アフタヌーンティースタンド風にセットしてみました。
デザートカップを利用した「アフタヌーンティースタンド」:材料費300円
まずは脚付きのデザートカップを使用したバージョンです。
大きめのプレートの真ん中に、脚付きのデザートカップを逆さまにセットします。
脚の上に、もう1枚プレートを置けば完成です。
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今回使用したアイテムは、すべてポリプロピレン製なので軽くて安心です。
万が一倒れてしまっても、割れる心配もありません。
上にのせるプレートは、下に置くプレートよりも小さめを選ぶと安定します。
上のプレートにスイーツを盛りつけるときは、まんべんなくバランスを取りながら配置しましょう。
デザートカップの代わりにコップやボウルなどを使用しても、同じように使えます。
コップでもボウルでも、上のプレートとの接地面が平らで広めのものがおすすめです。
整理棚を利用して「アフタヌーンティースタンド」:材料費300円
次は、収納アイテムとして人気の整理棚を利用したアフタヌーンティースタンドです。
今回は、セリアの「積み重ねできるワイヤー整理棚」のMサイズを使用しました。
下に置いたのは直径25cmのプレートです。
Mサイズの整理棚の脚幅にぴったりはまるサイズでした。
あとは上の段にもう1枚プレート置くだけです。
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デザートカップを使用してのアフタヌーンティースタンドよりも安定感があります。
下のプレートも全面使用できるので、大きなサンドイッチやホールケーキなどを置いても大丈夫です。
おうちアフタヌーンティーの節約効果
ホテルでのアフタヌーンティーの価格には、地域差やメニューによって差があります。
平均価格は2,500円~4,000円ほどで、10%のサービス料が加算されることもあります。
では、おうちアフタヌーンティーはいくらくらいで楽しめるか、おおよその価格で計算してみました。
・ アフタヌーンティースタンド 300円
・ サンドイッチ 300円
・ スコーン 120円
・ ジャム+生クリーム 100円
・ ケーキ 300円
・ 紅茶 100円
フードを2人分用意して、合計1,300円になりました。
大奮発してケーキを用意しても、ホテルでのアフタヌーンティーの2分の1ほどで楽しめそうです。
もちろん、ホテルでのアフタヌーンティーとはフードや紅茶のレベルは違うでしょう。
何より、ホテルでのアフタヌーンティーにはホテルでしか味わえない「雰囲気」があります。
両者の価格を比較するのは難しいですが、低予算でアフタヌーンティー気分を味わえるのも楽しいものです。
おうちアフタヌーンティーで「特別感」を楽しもう
おうちでのアフタヌーンティーなら、低予算で楽しめます。
ホテルでのアフタヌーンティーとまったく同じではありませんが、いつものおやつの時間とはひと味違った「特別感」は味わえるでしょう。
コロナ禍で外出が難しい今、おうちアフタヌーンティーを楽しんでみてはいかがでしょうか。(執筆者:陽山 あい)