お店で食べるトロトロのラザニアやサクサクのキッシュはおいしいですが、自宅で作るには専用の生地が高価で、一から作るには手間も材料費もかかります。
また専用の生地は一箱の容量が多く、使い切れずに賞味期限が過ぎてしまうこともあります。
ラザニア生地・パイ生地・ピザ生地は全てギョーザの皮で代用ができます。
ギョーザの皮なら小分けで販売されていて一袋100円程度で手に入るので、専用の生地を購入するよりお得です。
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目次
ラザニアとギョーザの皮を比較
市販のラザニア生地は一箱の容量が大きいので、使い切れずに余ってしまうことが多いです。
ラザニアの原料はデュラム・セモリナ粉、ギョーザの皮は強力粉と多少の違いはありますが、ミートソースやホワイトソースをあわせることで味の違いを感じにくくなります。
ギョーザの皮でもモチモチとした食感になるので、本格的な仕上がりになります。
値段比較
・ ギョーザの皮 142gで105円 100gあたり94円
ギョーザの皮を使うことで一人前で約36円お得
アレンジ方法
通常ラザニアは乾燥した生地をゆでてから使用しますが、ギョーザの皮なら下処理なしでそのまま使うことができます。
お好みのソースと具の間にギョーザの皮を並べて層になったらオーブンで焼くと、もちもちした食感のラザニアができます。
パスタ生地に具を挟んだラビオリもギョーザの皮で作ることができます。
ギョーザの皮にお好みの具を挟んでギョーザの要領で包み、熱湯でゆでてソースと和えればラビオリの完成です。
手間がかかっているラビオリはラザニアより高額で、250g 1,000円以上する店舗が多いので、ギョーザの皮を代わりに用いることで一人前で300円以上お得になります。
パイ生地とギョーザの皮を比較
タルトやキッシュの土台になるパイ生地は、サクサクとした食感がアクセントになっておかずにもデザートにも合います。
ギョーザの皮は焼くことでサクサクとした食感を出すことができるので、パイ生地の代用にぴったりです。
値段比較
・ ギョーザの皮 142gで105円 100gあたり94円
ギョーザの皮を使うことで一人前で約37円お得
アレンジ方法
市販のパイ生地同様、容器にギョーザの皮を敷き詰めて具を乗せてオーブンで焼いて使います。
大きな容器や具に重みがある場合は、ギョーザの皮を重ねた方が安心です。
筆者はアルミカップにギョーザの皮を乗せてミニサイズのパイやキッシュを作ります。
ミニサイズならお弁当のおかずにすることができるので、たくさん作って冷凍しておくと便利です。
ピザ生地とギョーザの皮を比較
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ギョーザの皮を使うことでサクサクとしたクリスピー生地のピザを作ることができます。
パンの要領で小麦粉を発酵させてピザ生地を作ることもできますが、時間も手間もかかります。
ギョーザの皮ならそのまま具材を乗せて焼くだけなので、自宅で気軽にピザを楽しむことができます。
値段比較
・ ギョーザの皮 142gで105円 100gあたり94円
ギョーザの皮を使うことで一人前で約34円お得
アレンジ方法
ギョーザの皮にお好みのソースと具を乗せて、オーブンかフライパンで焼いて使います。
ギョーザの皮が重なるように敷き詰めて通常サイズのピザを作ることもできますが、ギョーザの皮1枚を使ったミニピザもおすすめです。
わが家では、ホットプレートで自分の好きな具を焼くミニピザが好評です。
シーフードミックスやチキン、もち、コーンなどを用意して好きな具を選べるようにしておくと、手巻き寿司感覚でピザを楽しむことができます。
冷凍すれば1か月は保存可能
ギョーザの皮は冷凍保存もできます。
まとめて冷凍すると皮がくっついて剥がれにくくなってしまうので、冷凍する時は数枚ずつラップに包んで冷凍すると解凍が楽になります。
前述したラザニア・パイ生地・ピザ以外にも、スープにそのまま入れてワンタン風にしたり、キャペツや卵を乗せてお好み焼き風にしたりしてもおいしいです。
おかずだけではなく、ゆでたギョーザの皮をクレープにしたり、フルーツやチョコなどを包んでパイにしたりとデザートとしても楽しむことができます。
和洋中どの味付けにもあわせることができるので、ぜひ試してみてください。(執筆者:川井奈央)