ゆうちょ銀行は、2022年1月17日から料金改定が予定されています。
悩ましい料金改定ですが、ゆうちょ銀行にはゆうちょPayなどのお得なサービスやキャンペーンが豊富なため、上手く活用すれば節約につなげることができます。
今回は、ゆうちょPayを利用するメリットと、実施中のポイント還元キャンペーンについて紹介します。

目次
ゆうちょPayを利用するメリット
ゆうちょPayは、使った金額がすぐにゆうちょ銀行の口座から引き落とされます。
クレジットカードのような使用から引落しまでのタイムラグがないため、お金の流れの把握がスムーズです。
通帳残高以上の買い物や支払いができないため、使いすぎも防げます。
ゆうちょPayはコード決済に使えるだけでなく、ゆうちょ銀行窓口で次のサービスや支払いにも使うこともできます。
・ 郵便料金や荷物の発送運賃支払い
・ 切手やはがきなどの購入
・ カタログや店頭商品の購入
また、払込票の支払いにも使えるため、ゆうちょ銀行の利用が多い人ほどメリットが豊富です。
ゆうちょPay実施中のキャンペーンは3つ
2021年9月時点で開催されているゆうちょPayのキャンペーンは、3つあります。
キャンペーンで付与されるポイントは、1ポイント1円相当で利用できます。
キャンペーンごとの特徴と実施期間は、下記の通りです。
1. 郵便局でゆうちょPayキャンペーン(支払金額の5%相当)
郵便局でゆうちょPayを使うと、支払金額の5%分のゆうちょPayポイントが付与されます。
例えば、ゆうパックで運賃870円の荷物を送る場合、43ポイント付与される計算です。
年賀はがきを50枚購入する場合は、1枚あたり約3円お得になります。
ただし、ポイント付与上限は月300ポイントです。
実施期間:2021年12月31日(金)まで

2. 払込票をゆうちょPayで払ってポイント還元キャンペーン(100円相当)
払込票の支払いにゆうちょPayを利用することで、ゆうちょPayポイントが100ポイント付与されます。
1,000円以上のコード読み取りが可能な払込票が対象です。
ただし、このキャンペーンでポイントが付与されるのは月1回だけです。
実施期間:2022年3月31日(木)まで

3. ゆうちょPayポイントプレゼントキャンペーン(1,500円相当)
こちらのキャンペーンは、まだマイナンバーカードの発行をしていない人向けの内容です。
マイナポイントの付与先をゆうちょPayにすることで、ゆうちょPayポイントが1,500ポイント上乗せされます。
実施期間:2021年12月31日(金)まで

3つのキャンペーン利用でいくらお得になるのか
「郵便局でゆうちょPayキャンペーン」と「払込票をゆうちょPayで払ってポイント還元キャンペーン」の上限ポイントの合計は、月400ポイントです。
荷物の発送頻度が高い人や切手やはがきのまとめ買いの予定がある人は、キャンペーンを上手く活用するとお得につながります。
マイナンバーカードの発行が済んでいない人であれば、月400ポイント+1,500ポイント(1回限り)が付与される計算です。
ゆうちょPayを利用する際の注意点
ゆうちょPayは、クレジットカードやd払い・楽天ペイのようなポイント還元が基本的にありません。
キャンペーン期間外にゆうちょPayを使う場合、ポイント付与がないためお得にはつながりにくいといえます。
ゆうちょPayでお得につなげるためには、キャンペーン期間中の利用が狙い目です。
さらに、付与されたゆうちょPayポイントには有効期限があります。
前述したキャンペーンの場合、「郵便局でゆうちょPayキャンペーン」「ゆうちょPayポイントプレゼントキャンペーン」で付与されたポイントの有効期限は1年間ですが、「払込票をゆうちょPayで払ってポイント還元キャンペーン」のポイント有効期限は3か月間です。
ポイントの有効期限は、キャンペーンによって異なるため、ポイントの失効に注意しましょう。
使い勝手とお得度をチェックして利用を検討しよう
ゆうちょPayは、ゆうちょユーザーにメリットがあるキャッシュレス決済です。
ただし、通常利用時にはポイント付与がありません。
お得にはつなげるためには、キャンペーンを上手く活用することがポイントです。
使い勝手とお得度を比較したうえで、ゆうちょPayの利用を検討してみましょう。(執筆者:成田 ミキ)