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新サービス「楽天ポイント利息」 楽天ポイント運用・楽天ビットコインとの違いと、向いている人

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新サービス「楽天ポイント利息」 楽天ポイント運用・楽天ビットコインとの違いと、向いている人

楽天が「楽天ポイント利息」という新サービスを開始するというニュースが、先日入ってきました。

「楽天ポイント利息」の登場で、楽天ポイントには「楽天ポイント運用」「楽天ポイントビットコイン」と3種類の増やし方の選択肢が生まれました。

この記事では、楽天ポイント利息とはどんなサービスなのか、「楽天ポイント運用」「楽天ポイントビットコイン」との違いや、向いている人について紹介します。

新サービス楽天ポイント利息

楽天ポイント利息とは

楽天ポイント利息とは、楽天ポイントを預けておくと、預けたポイントに応じて毎月利息がつくサービスです。

楽天ポイント利息
≪画像元:楽天グループ

楽天ポイント利息のサービス構造は、銀行の「預金」とよく似ています。

銀行口座にお金を預けておくと、現在は普通預金口座では微々たるものですが少々の利息がつきますね。

そのポイント版と考えると良いでしょう。

利率は年利0.1%以上で、最低100ポイントから預けられ、1ポイント単位で追加できます。

1回の追加上限は3万ポイント(ダイヤモンド会員は50万ポイント)ですが、複数回に分ければ1日の間に上記以上のポイントを預けることも可能です。

利息のポイント進呈は月1回です。

月末時点の預けたポイントを元本として、月利0.009%の利息ポイントが翌月5日に利息口座に進呈されます。

利息の進呈は1ポイント単位で、端数は切り捨てせず翌月に繰り越して、1ポイント以上になった段階で進呈されます。

切り捨てがないのはうれしいですね。

利息として進呈されたポイントは1ポイント単位で引き出し可能です。

1日の追加・引き出しの上限回数は10回です。

「楽天ポイント運用」「楽天ポイントビットコイン」との違い

楽天ポイントには、手持ちのポイントを増やす方法として、「楽天ポイント運用」と「楽天ポイントビットコイン」がすでにあります。



3者ともに利用できる楽天ポイントは通常ポイントのみで、期間限定ポイントを利用できない点は同じです。

またサービスの利用により楽天ポイントが増えても、基本的には確定申告が不要な点も共通しています。

これは楽天ポイントは現金と近いかたちで利用できるものの、現金ではないため、非課税となるからです。

一時所得の非課税枠は現在50万円までですので、楽天ポイント利息で増やせるポイントは利率からして微々たるものですから、申告が必要となるケースは少ないでしょう。


最大の違いは「元本割れリスク」がないこと

楽天ポイント利息と、楽天ポイント運用や楽天ポイントビットコインとの最大の違いは

「元本割れリスクがないこと」

です。

預けた楽天ポイントと、株式やビットコインの実際の値動きとを連動させる、楽天ポイント運用や楽天ポイントビットコインには「元本割れのリスク」があります。

対して、楽天ポイント利息は元本保証であり、預け入れたポイントが減ってしまうリスクはありません。

楽天ポイント利息のデメリット

楽天ポイント利息には元本割れがない分、楽天ポイント運用や楽天ポイントビットコインに対してリターンが少ないというデメリットがあります。

実際、年利0.1%なら年間に10万ポイント預け入れたとしても、利息は100ポイントです。

楽天ポイント運用や楽天ポイントビットコインのユーザーには、元本割れのリスクはあるものの、うまくいけば年利20%前後の運用を達成しているケースもあります。

元本割れのリスクをゼロにはできませんが、ドルコスト平均法の考え方で毎月少額ずつポイントを投資していけば、投資コストが平準化されて長期的には利益を出せるからです。

ドルコスト平均法で長期的には利益を出す

楽天ポイント利息に向いている人

以下のような方には楽天ポイント利息がおすすめです。

・ 絶対に元本割れをしたくない人

・ 楽天ポイントをためておきたい人

楽天ポイントは流動性の高いポイントと言われ、たまるのもはやいですが、使える場所や方法がたくさんあるため使われるペースも速いのが特徴でした。

楽天ポイント利息の登場により、「楽天ポイントを使わずにためておく」という新たな選択肢が登場します。

ご自身にとってメリットが大きい場合は利用を検討してみてください。(執筆者:元地方テレビ局記者の主婦ライター 石田 彩子)

《石田 彩子》
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石田 彩子

執筆者:元地方テレビ局記者の主婦ライター 石田 彩子 石田 彩子

新卒で地方テレビ局の記者を経験し、人材サービス会社のウェブ担当や、広告代理店でテレビショッピングの考査担当などを経て、3年前から退職し専業主婦になりました。戦略的な家庭経営を目指しています。世帯年収が200万円ダウンしても、貯蓄ペースは退職前の額を維持。特技は食洗機に食器をきっちり収めること。趣味はフィギュアスケート観戦で、最近は子供といっしょにリンクで滑ることも。 寄稿者にメッセージを送る

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