ポイントを効率よく貯めて家計の助けにする「ポイ活」をする人が増えてきました。
ポイ活の方法も多様化し、「いかに効率よくポイントを貯めるか」が模索されています。
しかし同時にのめり込みすぎると、かえってお金を消費してしまうケースも出てきました。
ここでは浪費予防のために、ポイ活で気をつけたい行動3選を紹介します。
目次
ポイ活における王道の貯め方は?
ポイ活の基本は、日常のお買い物です。
日用品や食料品など生活必需品でポイントが貯まれば、「ちりも積もれば山となる」方式でどんどん貯められます。
また給与振込先や光熱費の引き落とし口座に指定すれば、ポイントが発生する銀行もたくさん出てきました。
ポイ活を始めるときには、自分にとって身近なものを選ぶことが大切です。
普段Tポイントの活用がメインなのに、dポイントが貯まっていっても意味がありません。
他社ポイントへの変換ができるポイントもありますが、変換手数料が発生するケースもあるので、極力ストレートに貯められるところを選択しましょう。
手間と手数料の両方が省けて、一石二鳥です。
ポイ活で気をつけるべき行動3選とは?
ポイ活で稼いでいる人は、月に1万円以上も利益が発生しています。
SNSやサイトなどでこういった記事を目にすると、「自分も頑張るぞ」とやる気になりますが、手段を間違えるとかえって損益を出しかねません。
そこでポイ活にのめり込む前に知っておきたい、気をつけるべき行動3選を紹介します。
【注意1】多すぎる情報は整理しよう
ポイ活に関する記事は検索すれば、たくさんヒットします。
情報はたくさんあるに越したことはありませんが、整理しきれていないと振り回されてしまいます。
例えばA社がポイント還元キャンペーンをしていると、同時にB社・C社とライバルが現れます。
これはお客さんを確保するために、どこも似たサービス内容で競っているからです。
そこで自分に合ったものをさっと選択できればいいのですが、情報が多すぎるとどこへ向かえばいいのか混乱します。
こういった時には、まず持っている情報を整理しましょう。
持っている情報を冷静に分析・整理することで、最良の選択ができます。
【注意2】見込み計算でのお買い物に注意
ポイ活をしていると、ついついやってしまう「皮算用」。
「このお買い物をするとポイントが付くから、こっちであれが買える」というものです。
この見込みによるお買い物は、自分が持っているお金を超えた買い物になります。
そして気づかないうちに、本来必要がないものをお得に買えるという理由で買ってしまうのです。
ポイント付与サービスは財布のひもを緩めるので、まずは手元にあるお金で必要なものを買いましょう。
そして翌月にたまったポイントを確認してから購入を検討すると、先月とは異なる判断になる可能性があります。
【注意3】ポイント目的の契約は忘れずに
ポイ活で最も多いミスが、ポイント目的で契約したサービスを解約し忘れることです。
最近では「今契約すると初月無料! しかもポイントが付いてくる」と、魅力的な契約があります。
こういった契約では利用料金が発生する前に解約することで、ポイントを無料で獲得するのがセオリーです。
ところが解約をし忘れて、利用料金を払う結果になる人がいます。
サービス内容を気に入って継続とは違い、解約のし忘れは使わないサービスにお金を払うことになり、獲得したポイントを超えるケースもあります。
ポイント目的で契約した際には、手帳やスマホ・カレンダーなど目につくところに解約する旨を記録しておくと安心です。
まとめ
ポイ活にのめり込むと、たくさんの情報を整理し取捨選択が必要となります。
目の前のポイントにしがみついてしまうと結果的に損することもあるので、冷静に状況を分析し判断しましょう。
楽しく効率的なポイ活の参考にしていただければ幸いです。(執筆者:中田 すぐる)