首都圏に住んでいる人は特に、そういうパターンの方が多いのではないでしょうか。
・ 時々飛行機には乗る
・ でも日々の移動手段は電車、地下鉄がメイン
そういう方が、日々の支払いでマイルを貯めて、年数回の飛行機搭乗でもお得にマイルを増やせるカードがあるので紹介します。
目次
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)
このソラチカゴールドカードが最強の理由は
・ マイル還元率最低でも1%
・ 最大還元率なんと約1.56%
・ 東京の地下鉄乗車でポイントが貯まる
・ ポイントをANAマイルへ移行できる
・ 通常5,500円かかるマイル移行手数料が無料
・ 国内旅行保険が最高5000万円
・ 海外旅行保険が最高1億円
・ カード更新時2,000マイル貰えて、
・ 搭乗ボーナスマイルが25%ある
というところです。
≪画像元:ANA≫
他カードだと、移行手数料がかかるのに還元率0.5%なんてカードがザラにあるANAマイル系の中では破格のレートです。
デメリットとしては、年会費が割高なところです。
ソラチカゴールドカードの年会費は、税込みで1万5,400円です。
しかし、年会費を割り引く方法があります。
高い年会費を割り引く方法
スマリボ=リボ払いで支払うと、年会費が1万400円に割引されます。
ただ、リボ払いというと、手数料地獄のようなイメージがあると思います。
その例に漏れず、考えなしにリボ払いをすると、年会費割引や還元率どころか、浪費が増えるばかりです。
ですから、決済日前に、コンビニATMなどを使って、繰上げ返済をすることで、支払うリボ払い手数料を最小金額にします。
手間はかかりますが、これで5,000円の割引が得られます。
また、本来ANAマイルは、高レートで還元したい場合、ポイントのマイル移行手数料が通常5,500円かかります。
ソラチカゴールドカードは、移行手数料が無料なので、実質5,500円が割引扱いです。
考えようによっては、
1万5,400円-5000円-5,500円=年会費4,900円
と考えることもできます。
最大還元率へ高める方法
最大還元率は約1.56%ですが、手順を知らないと1%止まりになってしまいます。
その手順を説明します。
【手順1】
年間100万円(可能なら300万円)以上利用する
【手順2】
スマリボを利用して、ボーナスポイントを獲得
【手順3】
ボーナスポイント → メトロポイント → ANAマイルの順で交換
この手順で1.54%まで還元率が上がります。
年300万円以上と、かなりカードを使う人は、1.56%まで還元率がアップします。
手順1は、特に考えなしでカードを利用するだけでOKです。
「100万円も使えない」と思われるかもしれませんが、意外とそんなこともありません。
年間の消費額(生活費)の全国平均は約390万円です。
この消費をなるべく全てソラチカゴールドカードで決済すれば、条件は余裕で達成できるはずです。
手順2は、上述した通り考えなしにリボ払いをしてしまうと、浪費が増えて本末転倒です。
ですから、決済日前に、コンビニATMなどを使って、繰上げ返済をして、支払うリボ払い手数料を最小金額にていきましょう。
手順3は、この過程を経てポイント交換することで、高還元率にすることができます。
飛行機を全く使わない人には向かない
・ 手順を踏めば、超高還元率&割安の年会費になる
・ 首都圏に住む人ほど、メリットが大きい
ただし飛行機を全く使わない人は、スマリボなどの手間が取られる上に、マイルの恩恵がないので年会費が無駄になります。
目安としては、毎年100万円以上決済がある人で、かつ、年に2回以上ANA便を利用する場合、かなりのメリットを享受することができると思います。
手間以上の恩恵が受けられると思うので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。(執筆者:沼島 まさし)