先日、子供に携帯を持たせることに決め、楽天モバイルで契約しました。
購入した端末がキャッシュバックキャンペーンを行っていたため、端末代は実質0円となり、後日端末代金と同等の2万5,000円分の期間限定楽天ポイントをもらいました。
ところがこの楽天ポイント、子供名義の楽天IDに付与されており、親の楽天IDで何かを購入する際には使えません。
そこで子供名義の期間限定楽天ポイントを、効率よく使い切る方法を考えてみました。
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目次
子供名義の楽天ポイント、何が困るのか
子供名義で付与された期間限定楽天ポイントの何が困るかと言うと、親の楽天IDで使えないことです。
端末を購入したのは親なのですから、親の楽天IDに紐づけられて普段の買い物にポイントを使えると良いのですが、そうはいきません。
かと言って、子供に2万5,000円分のポイントお小遣いとして渡してしまうには、金額が大きすぎます。
今回もらった期間限定楽天ポイントの有効期限は半年後です。
半年間という猶予はあるにしても、金額が2万5,000円と大きいため、無駄遣いすることなくきちんと家計に貢献させて使い切るには、戦略が必要です。
楽天ポイントアプリなら手軽にポイント利用ができる
まず使い切りのために着手したのが、子供のスマホに楽天ポイントアプリをダウンロードすることです。
アプリをダウンロードして子供の楽天IDでログインすると、無事2万5,000円分のポイントが反映されていました。
ポイント払いできるお店には有名な飲食チェーン店も多いため、子供と一緒に食事に行けば精算を子供の期間限定楽天ポイントで行えます。
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楽天ペイなら期間限定ポイントを効率よく消費できる
そして1番おすすめな方法が、楽天ペイの活用です。
楽天ペイには「すべてのポイント/キャッシュを使う」という設定があり、チェックを入れておけば期間限定ポイントから優先して支払いにあててくれます。
楽天ペイはいまや全国500万店以上で使えますから、子供の期間限定ポイントを楽天ペイでどんどん使っていけば、食費や日用品代購入の大きな助けとなり、無駄遣いをせずに済むというわけです。

楽天ペイを未成年者が使うにはクレジットカードの設定がネックとなる
お得な楽天ペイですが、未成年者が利用するには1点だけネックとなることがあります。
それは支払元のクレジットカードの設定です。
楽天ペイには以下の6つの支払方法があります。
1. 楽天キャッシュ
2. クレジットカード
3. 楽天銀行
4. 楽天ポイント
5. 楽天Edy ※おサイフケータイ対応 Android端末のみ
6. 楽天ペイのSuica
支払いを行うのにクレジットカードが直接必要のない方法もありますが、全員一律で
・ 本人名義の楽天銀行口座
のいずれかを登録しなければ、楽天ペイを使えません。
小学生や中学生はクレジットカードはほぼ作れませんので、楽天銀行口座を持っていない場合は本人名義のプリペイドカードが有力手段となります。
楽天カード保有者なら簡単に作れる「楽天バーチャルプリペイドカード」
簡単に作れる子供名義のプリペイドカードとして、楽天バーチャルプリペイドカードがあります。

楽天バーチャルプリペイドカードは、ネット上のプリペイドカードです。
プラスチック製のカードではないので、ネット上で発行手続きをしたらすぐに使えます。
楽天カード会員なら「楽天e-NAVI」から簡単な手続きで作れます。
「楽天e-NAVI」にログインしたら「お申込み/カード・サービス」から「カードの追加」へ進み、楽天バーチャルプリペイドカードを選択します。
あとは必要事項を記入して、名義に子供の名前を入力し、初回の金額をチャージすれば楽天バーチャルプリペイドカードが発行されます。
カード番号などもそのまま画面に表示できますので、子供のスマホに画面を見ながら入力すれば、楽天ペイの設定は完了です。
これで子供の期間限定楽天ポイントを、子供のスマホの楽天ペイアプリで使えるようになりました。
一緒に買い物し、支払いまでお付き合いしてもらいましょう。
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注意:楽天会員の基本情報はもれなく入力しよう
ここまでお伝えした操作を実際に行う中で、私は1点ミスをしてしまい、エラー表示が頻発しました。
そのミスとは、子供の楽天会員の基本情報に住所や郵便番号の入力をしておらず、基本情報不足から楽天ペイアプリの使用許可がおりなかったのです。
カスタマセンターに申し出て必要事項を入力し直し、アプリを使えるように手続きしてもらいました。
操作さえ間違えなければ手続きは簡単に行えますので、子供に付与された期間限定楽天ポイントをお持ちの方は、親子で話し合いながら有効に使ってください。(執筆者:元地方テレビ局記者の主婦ライター 石田 彩子)