コロナ騒動が始まってからの約2年、以前よりも食費が増えた方は少なくないでしょう。
そこで今回は、5人家族の食費を、米・酒代込み「月3万円台」をキープしている筆者のズボラ節約術を紹介します。

目次
1. お米は農家から直接購入
食費を節約しつつも、毎日食べる「お米」だけはこだわりを持っています。
わが家で購入しているのは、宮城県産の「つや姫」。
甘くてもっちりした食感が特徴の、贈答品としても人気の銘柄です。
このつや姫、スーパーで買うと5kgあたり2,500円以上します。
そこで筆者は、つや姫を作っている農家さんから30kgまとめて購入。
です。
お米を作っている農家さんとつながることで、美味しいお米が食べられることのありがたみも、より感じられています。
2. 見切り品を活用
スーパーへ行ったら、特売品の前に「見切り品」をチェックします。
見切り品コーナーはもちろん、割引の赤いシールもくまなく確認。
商品の状態を見て、鮮度が問題ないようなら、迷わず安い方をカートに入れます。
ただし、見切り品は傷むのがはやいため、帰宅後はすぐに冷凍保存か調理が基本。
お得な見切り品は、買った後もしっかり使い切ることを心がけています。

3. メインの買い物は週1回/足りないものはドラッグストアで調達
筆者がスーパーへ行く頻度は、週に1回程度。
特売日に合わせて買い物に行くのではなく、冷蔵庫の食材が乏しくなったタイミングで買い出しに行きます。
牛乳やパンなど、賞味期限の関係でまとめ買いできないものは、スーパーではなくドラッグストアで購入。
ドラッグストアの方は食料品が限られているため、ついで買いをするリスクが低いです。
メインの買い物を週1にすることで、時間を節約できるメリットもあります。

4. 業務スーパーは月1~2のまとめ買い
月の食費3万円台をキープするのに欠かせないのが、業務スーパーの食材たち。
他スーパーよりもお手頃で、最安値の食料品もたくさんあります。
毎日通いたいほど業ス好きの筆者ですが、行く回数は月1~2程度。
業スは魅力的な商品が多く、予定外の品も買いたくなってしまいます。
そこでムダ買いを減らすために、月1~2のまとめ買いルールを設けているのです。
ちなみに、業スへ行く前は、必ず「買うものリスト」を作成。
あらかじめ購入するものを決めておくと、ついで買いや買い忘れ防止につながります。
5. 足りない食材は買わずに乗り切る
スーパーへ行く回数を最小限にすることが、食費を抑える1番のカギです。
そのため筆者は、足りない食材があっても、基本的には買い足しません。
カレーを作るのに玉ねぎがなければ、冷蔵庫にあるセロリやキャベツで代用。
お好み焼きは、キャベツではなく「もやし」でも作れます。
このように、食材が足りなくなっても、いかにスーパーへ行かずに乗り切るかが重要なポイント。
なくてもどうにかなる、という適当とも言えるスタンスが、食費節約にも役立っています。

ズボラ体質でも食費は節約できる
筆者は面倒くさがりで、手間や時間をかける節約が苦手です。
しかし、今回紹介した5つの節約は時短になるものが多く、ズボラ体質でも無理なく継続できています。
まとめ買いはコロナ禍でも有効な節約術ですので、ぜひ3日~4日のまとめ買いから実践してみてください。(執筆者:全方位型節約主婦 三木 千奈)