最新家電は、電気代の節約だけでなく手間と時間の短縮にも効果的です。
しかし、最新家電への買い替えがお得と利便性アップにつながるとわかっていても、「買い替えにかかる費用」「買い替えのタイミング」に悩む人は少なくありません。
今回は、家電買い替えのタイミングと買い替えでどれくらい電気代がお得になるのか解説します。
買い替えがお得になるキャンペーンも紹介するため、ぜひ参考にしてください。
目次
家電買い替えのタイミングは2つ
家電の買い替えは、「家電の寿命」「家電がお買得な時期」の2つに注目しましょう。
家電が壊れてから買い替えるとなれば、時間や情報が少ない中で家電を選ばなければなりません。
お得に家電を買い替えるなら、「壊れる前+家電がお得な時期」がおすすめです。
タイミング (1) 家電の寿命
家電には、おおよその寿命目安があります。
家電の故障で慌てることがないように、寿命をイメージしておくことが大切です。
主な家電の寿命目安は、下記の通りです。
・ 冷蔵庫 →8~10年
・ テレビ → 6~7年
・ 洗濯機 → 7~8年
・ 電子レンジ → 9~10年
・ エアコン → 7~10年
必ずしも寿命目安に合わせて買い替える必要はありません。
ただし、寿命目安に近づいている場合は、買い替えに向けて製品のリサーチや予算の確保をしておきましょう。
タイミング (2) お得な時期
「決算時期」
「新生活スタート時期」
「モデルチェンジ時期」
の3つは、家電の価格が安くなる時期です。
決算時期は家電量販店によって異なるものの、総決算は3月または8月が多く見られます。
新生活スターと時期は3~4月、モデルチェンジ期は家電の種類によって異なるものの、4~10月に集中しています。
買い替えで電気代はどれくらい変わる?
省エネ製品買換ナビゲーション「しんきゅうさん」を使うと、現在使っている製品から最新家電に買い替えた場合のお得度をシミュレーションできます。
わが家の冷蔵庫とエアコンでシミュレーションした結果は、下記の通りです。
使用年数 | 電気代の節約額(年間) | |
冷蔵庫(2012年購入) | 10年 | 約1,080~4,050円 |
エアコン(2015年購入) | 7年 | 約4,270円 |
電気代のみを比較した場合、冷蔵庫とエアコンの買い替えで約5,350~8,320円のお得となることがわかりました。
わが家の冷蔵庫は家電の寿命目安を超えるため、そろそろ買い替えを検討したほうが良さそうです。
家電買い替えがお得になるキャンペーンを3つ紹介
これからの時期に家電の買い替えをするなら、家電が安くなるタイミングの1つである「新生活スタート時期」が狙い目です。
下記で紹介するキャンペーンも活用して、できるだけお得に家電を購入しましょう。
キャンペーン内容 | 期限 | |
下取りキャンペーン (ビックカメラドットコム) | ・指定商品への買い替えで下取り可能 ・最大30,000の値引き | 2022年2月28日 |
家電買取キャンペーン (ヤマダデンキ) | ・テレビ、冷蔵庫、洗濯機の買取可能 ・最大30,000円値引き | ― |
東京ゼロエミポイント (東京都) | ・対象家電への買い替えでポイント付与 ・最大21,000ポイント付与 | ― |
東京都内に住所があり、買い替えた家電を都内の住宅に設置する人は、省エネ性能の高い家電(エアコン・冷蔵庫・給湯器)に買い替えるとポイント付与の対象となります。
2019年10月1日以降の購入商品が対象で、ポイント付与には各自申請が必要です。
新生活に向けて家電を準備するならセット販売をチェック!
買い替えではなく新生活に向けて家電をそろえたいという場合は、お得なセット購入がおすすめです。
ビックカメラドットコムの新生活応援セットなら、冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・炊飯ジャー・クリーナーの5点が49,800円(税込)で購入できます。
5点を個別に買うと6万740円なので、1万940円のお得です。
さらに、5年長期保証への加入やショッピングローン(最長36回まで金利無料)の分割払いも利用できるため、安心かつお得な新生活準備ができます。
タイミングとキャンペーンを狙ってお得に家電を買い替えよう!
家電の買い替えにはお金がかかります。
できるだけ買い替えにかかる費用を抑えるためには、家電の寿命と家電の価格が安くなる時期を考えながら買い替えを検討することがポイントです。
家電量販店や自治体が行うお得なキャンペーンを活用しながら、ベストなタイミングで家電を買い替えましょう。(執筆者:成田 ミキ)