大手飲食店を利用する際に、心強いのが「公式アプリ」の存在です。
モバイルオーダーや最新情報はもちろん、特にクーポン配布は清算時にうまく取り入れることでお得にお会計を済ませることができます。
ここでは、大手ハンバーガーチェーン店5社(マクドナルド、フレッシュネスバーガー、バーガーキング、モスバーガー、ケンタッキー・フライド・チキン)の公式アプリのクーポンや仕様の分析を紹介します。
配布クーポンやアプリ仕様は、そのときのメニューやキャンペーンによって内容が随時更新されるので、大まかな傾向になります。
またニュースアプリ「SmartNews」でもクーポンを展開していますが、その内容とも比較しています。
目次
マクドナルド
≪画像元:日本マクドナルドホールディングス≫
【公式アプリのクーポン配布傾向】
クーポンは大体10~50円程度の割引ですが、クーポン配布しているメニュー数が多いという特徴があります。
通常のセットメニューはもちろん、期間限定メニューや単品バーガーもクーポン配布しています。
またサイドメニューが少額ながら、クーポン配布しています。
アプリクーポンは併用が可能なので複数組み合わせて利用すると、結構お得です。
「マクドナルド公式アプリ」と「SmartNewsのクーポン」との比較
クーポン配信数は、公式アプリのほうが圧倒的に多いです。
またハッピーセットは、公式アプリでもSmartNewsでもクーポン配信はされていますが、公式アプリの方が50円近く割引額が大きく、お得になります。
マクドナルド公式アプリのその他特徴
モバイルオーダーはアプリからのみ対応しているので、注文・受け取りを並んで待つのが嫌という人には便利なアプリです。
店内の座席に二次元コードがついている店舗では、座席の二次元コードを読み取りアプリから注文すると、タッチパネル形式の注文と同様に座席まで商品を運んでくれます。
アプリ内はマクドナルドに関連したコンテンツも結構充実していて、読み物としても意外と楽しめます。
フレッシュネスバーガー
≪画像元:フレッシュネスバーガー≫
【公式アプリのクーポン配布傾向】
セットメニューは平均50円程度の割引クーポンを配信しています。
不定期で配信されるフライ系の大容量セットは100円近く割引になることもあります。
フレッシュネスバーガーの特徴でもあるオリジナルドリンク(オーガニックコーヒー、スムージー、フレッシュフルーツの入ったホームメイドジュース等)の割引やサイズアップなどのクーポンも配布されるので、カフェ使いのときにも便利です。
毎月20日は、アプリ会員限定のクーポンが配信されます(内容は都度変更)。
「フレッシュネスバーガー公式アプリ」と「SmartNewsのクーポン」との比較
フレッシュネスバーガーは、SmartNews内でクーポン配信は行っていません。
フレッシュネスバーガー公式アプリのその他特徴
モバイルオーダーが可能です。
フレッシュネスバーガーはお持ち帰りだけのお得割引などもあるので、テイクアウトは上手に取り入れていきましょう。
バーガーキング
≪画像元:バーガーキング≫
【公式アプリのクーポン配布傾向】
セット商品のクーポンは平均50円ぐらいの割引が中心になりますが、170~300円割引になるクーポンもあります。
対象バーガード+リンク+フレンチフライポテトのセットが2つセットになっているクーポンも300円以上割引されていたりします。
セットメニューを注文時は、必ずアプリクーポンをチェックしたほうがよいでしょう。
バーガーキング自体サイドメニューが豊富なこともありサイドメニュークーポンも豊富です。
「バーガーキング公式アプリ」と「SmartNewsのクーポン」との比較
バーガーキングは、SmartNews内でクーポン配信は行っていません。
バーガーキング公式アプリのその他特徴
アプリ自体は、メニュー、キャンペーン、クーポン、ピックアップ注文、店舗紹介などのシンプルな構成です。
モスバーガー
≪画像元:モスバーガー≫
【公式アプリのクーポン配布傾向】
もともとクーポン配布が少ないファストフード店ですが、定期的にサイドメニューなどのクーポン発行があります。
また会員限定のクーポンが不定期に配信されます(配信日は、アプリ内で告知)。
「モスバーガー公式アプリ」と「SmartNewsのクーポン」との比較
「モスバーガー公式アプリ」と「SmartNewsのクーポン」は、クーポンの種類、割引金額ともに内容は同じです。
モスバーガー公式アプリのその他特徴
アプリ自体は、メニュー、キャンペーン、クーポン、ピックアップ注文、店舗紹介などのシンプルな構成の他、ネット注文をモスカードで決済するとMOSポイントが付与される「モスカード」機能が搭載されています。
ケンタッキー・フライド・チキン
≪画像元:ケンタッキーフライドチキン≫
【公式アプリのクーポン配布傾向】
配布されているクーポンは、120~240円と割引と全体的に割引金額が大きく、かなりお得です。
チキン+ビスケットやチキン+ナゲット+ディップソースの組み合わせなど、単品同士を組み合わせたクーポンが多く、セットのクーポンは少ない印象です。
「ケンタッキー・フライド・チキン公式アプリ」と「SmartNewsのクーポン」との比較
公式アプリで配信されているクーポンと種類・金額は同じです。
ただし、公式アプリのほうが公式限定クーポンの種類は多く、充実しています。
ケンタッキー・フライド・チキン公式アプリのその他特徴
会員証がアプリ内に搭載されています。
清算時に掲出するとチキンマイルが貯まり、ランクに応じた特別クーポンが付与されます。
アプリ内クーポン利用時の注意点
・ ハンバーガーチェーン店は、期間限定メニューや商品の入れ替えも多いので、アプリ内クーポンの入れ替えも頻繁です。
以前あったクーポンが終了してることも良くあることなので、利用前に確認しておきましょう。
・ クーポンで安くなるといっても、不要な買い物は逆に出費を招いてしまいます。
購入したい商品や気になっていたメニューが割引になっている時に上手くうまく取り入れるとよいでしょう。
・ 他クーポン、複数クーポンの併用が不可の場合があります。
また1枚のクーポンでも利用回数が決まっていたり、1回で1個までなどの制限があることも多いです。
制限については、細かい説明が明記されていないことも多いので、不安な場合は清算前に店員さんに確認しておきましょう。
公式アプリならではの魅力がたくさん
ハンバーガーチェーン店の公式アプリは、クーポンや最新情報の入手など、公式アプリならではの魅力があります。
最近は新型コロナウイルス感染拡大によって、営業時間が以前と異なることもあり、「何時まで営業しているか」わからなくなることもあるかと思います。
公式アプリは割と正確な営業時間が記載されているので、営業時間の確認にも活用できます。
ハンバーガーチェーン店の公式アプリはまだまだできることが少なく、会員情報の連携など仕様が複雑になっているものもあります。
しかし、オリジナルクーポンの配布は結構ありがたい存在なので、うまく活用していきましょう。(執筆者:太田 玲世)