投資ブームも相まって、株式投資を始めてみたいという方は徐々に増えてきています。
株式投資で利益を得る方法は、
- 売却益を狙う「キャピタルゲイン」
- 配当金などを狙う「インカムゲイン」
の2種類に分けられます。
キャピタルゲインを狙う場合、トレードする時間軸を決めなければいけませんが、最も資金効率が良いとされるのが一日で取引を終える「デイトレード」です。
持ち越しによる株価暴落のリスクを避けられるため、トレードデビューでデイトレードを選ぶ方も少なくありません。
実際、筆者も初めてのトレードはデイトレードを行いました。
デイトレードを行う場合には、「トレードのしやすさ」「手数料の安さ」などを重視して証券会社を選ぶ必要があります。
今回は、人気のSBI証券を例にトレードが便利になるおすすめの機能を3つほどご紹介していきます。
トレードデビューしたい方や、損失が怖い方にこそ読んでいただきたいです。
目次
SBI証券をデイトレードで使うメリット
SBI証券は
- 1株から買える
- 取り扱い銘柄が豊富
- 取引手数料が安い
などの特徴があります。
1株から買えて、豊富な取扱銘柄
株は通常100株単位でしか購入できません。
1株3万円の株式の場合、100株購入するには最低でも300万円必要となってしまいます。
株価が100円変動した場合、300万円購入していると一気に1万円利益を得られる時もあれば、損失を1万円被ることもあります。
SBI証券の「単元未満株サービス」を利用すれば、1株から購入できます。
もし株価が100円変動しても、100円の利益もしくは損失しか発生しません。
「トレードを始めたばかりで損するのが怖い」「投資資金は少額から始めたい」という方に、ぴったりのサービスです。
ちなみに国内株式だけでも、現物株、IPO株(新規上場株)、テーマ株、株式優待、投資信託、国内ETF、など様々な種類を取り扱っています。
自分の好みの銘柄に出会いやすく、サイト上では急騰銘柄や注目銘柄を探すことも可能です。
探し方:公式サイトの「マーケット」 → 「ランキング」 → 「値上がり率上位、出来高上位ランキング」
取引手数料が安い
SBI証券では、自分で手数料コースを選択することが可能です。
- デイトレードをしない時は「スタンダードプラン」
- デイトレードをする時は「アクティブプラン」
デイトレードでは、自己資金が少ない内は細かく利益を積み上げていく戦略を取っていくことが多いです。
しかし、高い手数料を取られてしまうと、利益が手数料分で引かれてなくなる「手数料負け」が発生してしまいます。
SBI証券のアクティブプランなら1日の売買額が合計100万円以内であれば、全て手数料が無料となり、手数料負担を抑えられます。
他にも、1株から取引できるS株(単元未満株)の買付手数料が2021年11月1日から実質0円となっています。
取引時は手数料がかかってしまいますが、翌月にはキャッシュバックされるという投資初心者には良心的なサービスを提供しています。
おすすめの使い方
上方修正ニュースをリアルタイムで確認
SBI証券にはパソコンやスマホなどデバイス別に取引ツールがリリースされています。
パソコン版の有料ツール「HYPER SBI 2」は非常に優秀な取引ツールで、信用取引口座を開設するだけで、無料で利用可能になります。
アプリを立ち上げると、分単位でリアルタイムニュースを確認できます。
デイトレードの際に、上昇材料となりそうなニュースをいち早く発見できるため、デイトレーダーにはピッタリのツールといえるでしょう
マウスでワンクリック注文
「HYPER SBI 2」では、ワンクリックで注文を出すことができます。
好きな銘柄を検索し、購入したい価格などを予め入力しておけば、2、3秒で発注可能です。
メニューの環境設定欄では、ダブルクリックもしくはシングルクリックで発注できるように予め設定できます。
設定後は、発注したい価格をクリックするだけでスムーズに発注できるようになります。
デイトレードはほんの少しでも目を離すと、まるっきり価格が変わっているような世界です。
スピードが命のデイトレーダーによっては「命綱」となりうる便利機能といえるでしょう!
アプリを使ってテクニカル分析
SBI証券のスマホアプリなら、チャートを元に投資を行う「テクニカル分析」がしやすいというメリットがあります。
アプリのメリット
- インジケーターをワンタップで切り替え可能
- ラインを引ける
- 最大3つまでインジケーター表示可能
売買の指針となるインジケーター(指標)をワンタップで入れ替えることができ、同時に3種類表示できます。
インジケーター変更画面もスライドで出てくるため、チャートから目を離さずに済むので、値動きを見逃したくない時に非常に役に立つ機能といえるでしょう。
インジケーターの切り替え方
(1) アプリを立ち上げチャート画面へ移動し、左端の「テクニカル」をタップ
(2) 左側のインジケーターをクリックし、表示させたいインジケーターをタップ
他にも、チャート上にアプリ内でラインを引くことができます。
他証券会社のアプリにはない機能で相場の方向性を知れる「トレンドライン」などを引いてチャート分析を行えます。
トレードをするならSBI証券
SBI証券は株式投資を始めてみたい方に向けて、始めやすい環境が整っている証券会社といえるでしょう。
SBI証券でデイトレードを行うメリットは、以下の通りです。
- 1株から取引可能なので、少額からでも始めやすい
- 国内株式の取扱種類が多く、自分に合った銘柄を選びやすい
- チャート分析がしやすく、ワンタッチで売買できる
- リアルタイムニュースを見つつ、急騰銘柄を探しやすい
デイトレードデビューを検討している人は、SBI証券の利用を視野に入れてみてください。(執筆者:秋山さやか)