昔からある「袋わけ家計管理が進化してリバイバルしている!」という情報を知ってリサーチを開始しました。
昔とどう違うのか、今の時代にあっているのか、検証です。
目次
袋わけ家計簿は、進化して戻ってきた!
が封筒などに分けてお金を管理する、袋わけ家計簿は昔からある家計管理の方法です。
しかしこの
「封筒に分けて入れる」
「袋に分けて入れる」
ということに苦手意識を持っている人も多く、途中で挫折してしまうこともあるでしょう。
最近ではバインダー型リングファイルや、それに合わせたジッパー型のリフィルなど袋わけ家計管理を後押ししてくれるアイテムがどんどん出てきています。
2022年版袋わけ家計管理はどのような感じなのか少し覗いていきませんか?
袋分けはリングファイルがベスト!
雑誌の付録や無印良品のリングファイルなど、家計管理に使えるリングファイルは意外とたくさん出ています。
100均商品にも使えるものがいくつか出ていて、ファイルやリフィルなどを揃えても、1,000円もしません。
月毎に分けたり、費目ごとにメモをつけたりなど、リングファイルならではの自由度も魅力的です。
1年間という期間にとらわれず、ずっと使い続けることができるのも、リングファイルで作る袋分け家計簿の特徴です。
レジ前でも慌てず袋わけ家計管理
家計をファイルで管理していると、必要なお金を把握しやすく、レジまで慌てて袋の中のお金が足りてるか数えたり、小銭も見つかりにくかったりといったトラブルが減ります。
しかしキャッシュレス化が進んでいるとはいえ、ある程度は自分達で管理したい、現金派だという人もいます。
リングファイルを使った家計管理はファイルの中に入っているジッパーごとに予算を組んでいます。
ですからどこから予算を出して、残金はどこに入れれば良いかをすぐ把握することができるので、家計管理にかかる時間や手間をかなり削減することができるでしょう。
お財布としても使える大きさのものを選べば、そのままレジで会計もできます。
袋分けのように細かく仕切りが別れているポーチやケースを選べば、家計管理と財布のいいとこどりをすることも可能です。
失敗を回避したい、それなら「ゆるい」封筒貯金がおすすめ
いくら使いやすいファイルを作っても、予算を守れるかは自分次第です。
筆者は過去に何度か封筒貯金を行って失敗した過去があります。
その失敗を回避するためにあえて「ゆるい」封筒貯金はいかがでしょうか。
ゆるくすることで罪悪感を減らし、達成感を増やす
ぎちぎちに1円単位まで決めてしまうと、家計管理は辛く続けることが難しくなってきます。
そこで、いくつかポイントを決めて、その範囲内でできる予算分けや、費目の決定、余ったお金の使い方などを決めていくと良いでしょう。
大まかな方法
【ポイント1】 ひと月の予算を下ろすのは1回
【ポイント2】 費目の設定は大雑把でOK 日用品や食品と分けるよりも、○○スーパーとかざっくりと分ける方が長続きする
【ポイント3】 余ったお金は好きな事費として夫婦で、または家族で、自分で使うことにする。
お給料のタイミングでは、1月に一回で必要な金額を下ろすのが難しい場合があります。
そういった場合は半月ごとの管理にしてもOK。
慣れるまでは週に1回下ろすだけなど、小さなステップから始めるのも、続けるコツです。
うまくやれば半分自動化できる
袋分け家計簿に向いている人は、こまめに残金を把握できる人、ではないでしょうか。
残金があとどれくらい、というのをしっかりと頭に入れつつ、週の予算や月の予算を作って、無理のない範囲で行うのがベターです。
まずは過不足がないように。そして、少しずつ貯蓄することができるように、とレベルアップしていけたらいいですね。(執筆者:松田 潔子)