誰しも「○○で○万稼げる!」「楽してスマホで副業」という、いかにも怪しい広告を見たことがあるかもしれません。
実態は楽してお金を貪り取られる詐欺商材ですが、正しく自身の経験を売れば安定して収入を得られます。
「教材を買いたいけど実際のところ稼げるのだろうか」
「いずれ稼ぐようになりたいから、教材を買おうか悩んでいる」
上記のような悩みを抱いている方は、教材の購入をストップしてください。
購入する側だと、あまり稼げる立場に回れません。
この記事では、「教材を使って稼ぐ方のリアルと正しい稼ぎ方」についてまとめました。
ぜひ当記事を参考にしながら考え方を変えて、稼げる側の行動を取ってみてください。
目次
副業教材は稼げるけど購入する側は稼げない?教材を販売する際のリアルな話
結論からお伝えすると、稼げる副業教材はほとんど存在しません。
もちろんあるのかもしれませんが、筆者が目にした限りではほぼないと言って良いほどです。
当然の話として、教材を販売する側は大きな利益を得られます。
しかしその稼ぎはノウハウを販売したことで得られているため、今もそのノウハウで稼いでいるわけではありません。
教材は販売者側が儲かるようになっている
販売されている教材が稼げないのは、下記の3つが原因です。
・ 再現性が低い(真似してもうまく稼げない)
・ 前提条件が違いすぎる(ノウハウ内で稼げたのは偶然)
・ すでに旬が過ぎている(稼げるのに最適なタイミングがある)
もちろん教材すべてが稼げないわけではありません。
ただほとんどの場合、偶然が重なって稼げたパターンばかりです。
その偶然を引き寄せるためには、並々ならぬ努力が必要となります。
一般的に教材を求めている方は「楽して稼ぎたい」方が多いので、結果論として稼げない教材が多いのです。
逆を言えば、並々ならぬ努力ができる方はどんな教材でも成功します。
購入者側ではなく販売者側に回るのが一番稼げる
どんな教材でも、売れてしまえば利益になります。
もちろん稼げないノウハウや中身の薄い教材を販売すれば、詐欺だと訴えられて購入されなくなるでしょう。
しかし売れてしまった場合は、そのまま利益となってしまいます。
教材をどのような形で販売するか、個人の人道的な価値観に委ねられる部分は大きいです。
ただ結論から言えば、どんな形でも販売者側に回ったほうが稼げます。
自分で挑戦したノウハウを販売していこう
ノウハウばかり購入していると、自分には合わなかった → 次のノウハウ…といった負の連鎖が起きやすいです。
もちろん稼ぎ方を学ぶという意味で、ノウハウを購入するのは良いでしょう。
実際に自分でチャレンジしてみて、自分なりの付加価値を付けて再構築するのも良いです。
あくまで「自分の経験談を他人が分かりやすいように編集し、販売する」スタイルが安定して稼げます。
ノウハウコレクターとなる前に、まず無料の情報で実際にチャレンジしてみてください。
そこで得られた知識や経験をノウハウ化すれば、確実に稼いでいける土台が作られます。
もしノウハウ化するのが苦手な方は、クラウドソーシングサイトやココナラでノウハウ化できる方を探してみましょう。
図や表現方法と言った方法で、最適に教材化できる方はたくさんいらっしゃいます。
ノウハウ化したらどこで売ればいいの?
無料情報で挑戦した体験をノウハウ化したら、価格を付けて複数のSNSで販売しましょう。
例えば販売元はnoteやココナラを利用し、宣伝でTwitterといった形で販売していけば問題ありません。
※Twitterの拡散サービスも併用すれば、かなりRTやいいねがつくのでおすすめです。
そして最初に販売する情報は、できるだけ格安で販売してみてください。
格安なら確実に1本は売れますし、反応を調査できるので次回以降のクオリティや値段設定に反映できます。
想定以上の反響をいただいた場合は、値上げを行っても良いでしょう。
一度販売を開始すれば、ネット上に存在する限りずっと販売チャンスがあります。
実際どのくらい稼げるの?
筆者の体感としては、全くの未経験から教材をスタートさせた場合は月「500~5,000円」が関の山だと思われます。
実際に筆者も初めてnoteだけで販売をした際は、5,000円未満しか販売できませんでした。
しかし一度良い評判がつくと、雪だるま式に販売されていきます。
地道な信頼づくりとクオリティの高め方、拡散の仕方では半年以内に「月間5万円」は十分狙えるはずです。
今まで筆者もノウハウを購入する側でしたが、あるときこのままでは稼げないと気づきました。
そこで今まで得たノウハウを使って、地道に挑戦して得られた経験を体系化して販売しています。
このノウハウはかなり手間がかかったものの、実際に売れたときはかなり嬉しかったです。
そこから「やはり勉強しているだけではダメだ、実践しかない」という事実に気づいています。
副業の教材を販売していく上で注意すべき点
副業の教材を販売していく際、やはり気をつけるのは「嘘をつかないこと」です。
筆者も一時期悪い考えを持ったことがあり、少し話を盛ったことがありました。
発信内容も少し過激にしたところ、思わぬ質問や疑問に対応するタイミングが増えています。
盛った話に関しては、貫くなら嘘の上塗りをしなくてはいけません。
よほど鋼の精神を持った方でなければ、罪悪感や後の対応で疲弊してしまうでしょう。
結果として筆者はその教材を販売中止し、リニューアルして販売した経験があります。
体験はその人自身が得たリアルな話なので、需要が高いです。
邪な考えを持たず、正しく自分の経験をノウハウ化して販売していくのがおすすめとなります。
副業教材の販売は購入者側に回りがち! 考え方を変えて販売者側にシフトしよう
正直なところ、教材は行動を起こすキッカケにしか過ぎません。
皆が行動を起こすキッカケになれば、どんどん販売者・購入者と入れ替わっても利益は生み続けるでしょう。
筆者もたまに勉強と称し、気になる商材を購入してみることがあります。
そこで得られた気づきやノウハウを再度体系化できるため、良いフェーズに入れば購入者側でも問題はありません。(執筆者:副業スペシャリスト 奥泉 望)