洋服を買うときの基準の一つに「値段」をあげる人は多いでしょう。
2022年秋冬は洋服の値上げも示唆されています。
どのように乗り切るべきか、安い服、高い服どちらを購入すべきかまとめてみました。
目次
流行物は安い服でも充分 しまむらやユニクロ、GUを活用しよう
節約したい、でもオシャレも少し気にかけたい。
被服代は各家庭がどのようにやりくりするか悩むところでもあります。
安い服には安いなりの理由があります。
しかし、裏を返せば安いからこそ流行ものに挑戦できるというメリットも。
くすみ、色褪せが気になる色味の服や流行の服は安く抑える
定番品だから安いものを購入しよう、という考えはちょっとストップ。
夏に着たくなる真っ白なTシャツ、流行のちょっと変わったトップスなど、シーズンごとに着たくなる服はあります。
実はこのシーズンごとに着たくなる洋服こそ、安いユニクロ、しまむら、GUでOKな洋服たちです。
真っ白なTシャツは、ひと夏すぎる頃にはくすんでしまいなんだか残念に。
逆に黒Tシャツも洗濯回数が多い夏場はどんどん色褪せてしまいます。
それならいっそ、ユニクロやGU、しまむらで「今シーズンだけ」の真っ白Tシャツ、真っ黒Tシャツを購入するのもありです。
ユニクロならシーズン初めの頃でも1,500円以下。
たくさん着て形が崩れてくすんできたとしても惜しくないお値段です。
同じく、流行に敏感なシルエットのものは、それだけ賞味期限が早く来てしまいます。
下手に良い生地の流行ものに手を出してしまうと、流行遅れなのにまだ着れるという悲しい状態に。
箪笥の肥やしになってしまうくらいなら、安い服でよかった、と筆者も体験したことがあります。
秋からはユニクロも値上げ
実は2022秋冬からユニクロ値上げの発表がありました。
定番のフリースの一部商品は1,990円(税込)から2,990円(税込)
ウルトラライトダウンジャケットが5,990円(税込)から6,990円(税込)
ヒートテックウルトラウォーム(超極暖)シリーズは1,990円から2,990円に
いずれも1,000円程度の値上げになります。
定番品の値上げになってしまいますので、私たち消費者は辛い時期になるでしょう。
長く着れる、趣味にあった服は高くてもコスパが良い場合も
逆に長く着るために、よい洋服を購入する人もいます。
筆者もアイテムによっては長く着れる物は多少お金がかかっても良いと考えているタイプです。
実際に、
ワンシーズンで終わってしまう3,000円のニットを10回着用 300円/回着用
3年くらいは着れるであろう1万円のニットを、シーズンごとに10回×3年 333円/回(3年着用すると仮定)
とほとんど差はなくなってきます。
1万円のニットはやはり毛玉ができにくく着心地がよく、生活にハリが出た、とメリットもたくさんあります。
充分なコストパフォーマンスを発揮していると言えるでしょう。
洋服の賞味期限は3年
10年前のセーター、ブラウスを一般人がオシャレに着こなせるでしょうか。
実は洋服の賞味期限は3年である、と言われています。
素材は大丈夫であっても、洋服を着る本人の体型、流行の形など些細なことの積み重ねで、3年をすぎると徐々に魅力は失われて、着る機会も激減していくでしょう。
高いと思う服の値段は人それぞれですが目安として、「3年で30回着て一回分が○○円内ならOK」と基準を決めておくと購入するときの値段だけでなく、手放すときのきっかけにもなってくれます。
同じコストをかけるなら小物にかけるという手も
子供が小さいうちは洋服に大きな金額を出すのはとても躊躇われます。
それならば、あえて「小物類」を少しランクアップしたものにすると、長く使えてコスパも良いのでおすすめです。
セレモニー服はレンタルを選択肢に入れて、体型や流行りにあったものを。
子供が大きくなって、卒入学式、受験、卒業入学と年代を経ていくと、セレモニー服という壁に当たります。
年に何度も着る物じゃない上に、幼稚園卒園時の服と、小学校卒業時の服とではシルエットも体型もガラッと変わっていることも。
そういうときに便利なのがレンタルできるセレモニー服です。
レンタルすることで、自分の体型に合いつつ、程よく流行を取り入れた服を着ることができます。
レンタル期間が終われば返却するので、保管に頭を悩ませることなく、非常におすすめ。
またレンタル価格も「三泊四日」「4,000円~1万円」で取り扱っているものが多く、購入より経済的と言えるでしょう。
流行の服はファストファッションで安く、長く着たい服は3年着れるかを基準に
流行りの服やお気に入りの服を買うことは、生活にハリが出て家事や仕事のやる気に繋がることもたくさんあります。
安い服だけを購入し続けると、次々に服の入れ替えをしなければならなかったり、買い替え頻度が高くなってしまったり、節約とは逆の現象が起こってしまう可能性もあります。
定番品は高い服、流行りの安い服と組み合わせることで、効果的にコスパよく服を購入できるのではないでしょうか。
買わないことだけを目標にすると疲れてしまうので、「安くても買える服、高くても大切に着る服」と自分の中で基準を作ってお洋服ライフを楽しみましょう。(執筆者:松田 潔子)