ふるさと納税ポータルサイトの「さとふる」で、11月29日から返礼品「PayPay商品券」が選べるようになります。
この「PayPay商品券」とは一体、どんなものなのでしょうか。
導入予定自治体、返礼品希望時の注意点やお得に支払えるワザをまとめました。
≪画像元:Satofull Co., Ltd.≫
目次
さとふる「PayPay商品券」が返礼品に追加(11/29~)
ふるさと納税サイト「さとふる」では、2022年11月29日から、PayPay商品券が返礼品に加わります。
肉や魚といった「モノ」ではなく、「商品券」という新しい内容が返礼品に追加されます。
このPayPay商品券は、寄付した自治体の加盟店で使用可能。
11月29日から開始となる栃木県日光市の場合では、地域内の約550の店舗や施設で利用できる予定です。
PayPay商品券の寄付額
寄付額は、1,000円~500,000円まで全15種。3割の金額がPayPay商品券として使えます。
寄付額10,000円であれば3,000円のPayPay商品券が返礼品になります。
ふるさと納税は自己負担2,000円でできる制度
ふるさと納税は、確定申告などの手続きをすることで、寄付金のうち自己負担2,000円を超える分は、所得税の還付や住民税控除を受けられる制度です。
控除上限額を超えなければ、寄付額に関わらず自己負担金は2,000円です。
年収が高い人ほど控除上限額が大きくなるためメリットがあります。
PayPay商品券の受け取り方
≪画像元:Satofull Co., Ltd.≫
PayPay商品券は、PayPayアプリで受取ります。
- さとふるでPayPay商品券の返礼品を選ぶ
- PayPay商品券をPayPayアプリで受け取る
- 寄附した自治体の対象施設や店舗でPayPay商品券を使う
初回のみPayPayアカウントと連携が必要ですが、2回目からは受取りもスムーズです。
PayPay商品券の注意点
利用において、注意点もあります。
PayPay商品券は発行から6カ月内の有効期限が設定されています。期限を過ぎると失効します。
ふるさと納税は、「住民票登録のある自治体以外であれば」返礼品受取ができます。
住民票登録のある自治体へは返礼品希望ができないことを意味しています。
例えば、栃木県日光市に住民票登録がある人が日光市へふるさと納税をして返礼品のPayPay商品券を受け取れません。
近くの宇都宮市や栃木市に住民票登録がある人なら返礼品であるPayPay商品券を受け取れます。
PayPay商品券取扱予定自治体
≪画像元:Satofull Co., Ltd.≫
2022年11月21日時点で、PayPay商品券を年内導入予定の自治体は以下のとおりです。
11月29日開始
栃木県日光市
12月5日開始
北海道小樽市
北海道釧路町
三重県伊勢市
京都府亀岡市
京都府京丹後市
福岡県朝倉市
12月14日開始
北海道千歳市
北海道富良野市
北海道登別市
北海道森町
北海道倶知安町
北海道白老町
北海道洞爺湖町
北海道安平町
北海道弟子屈町
山形県米沢市
愛知県岡崎市
愛知県南知多町
兵庫県豊岡市
奈良県奈良市
山口県長門市
香川県高松市
愛媛県今治市
福岡県太宰府市
熊本県小国町
ほか 2自治体
12月21日開始
北海道むかわ町、石川県七尾市ほか 1自治体
以降、
- 12月26日開始1自治体
- 2023年1月10日開始1自治体
その他にも追加予定の自治体が48自治体あり、どの自治体で使えるようになるのか詳細の発表が待たれます。
利用できる自治体があれば注目してみましょう。
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PayPayポイント最大20%付与
≪画像元:Satofull Co., Ltd.≫
さとふるではじめて寄付をする人限定のキャンペーンです。
ソフトバンクスマホユーザーの場合
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- メガふるさとの日キャンペーン
- はじめてのさとふるキャンペーン
- スーパーPayPayクーポンキャンペーン
寄付金に対して、合計最大20%のPayPayポイントがもらえます。
ソフトバンクスマホユーザー以外の場合
≪画像元:Satofull Co., Ltd.≫
- メガふるさとの日キャンペーン
- はじめてのさとふるキャンペーン
- スーパーPayPayクーポンキャンペーン
寄付金に対して、合計最大15%のPayPayポイントがもらえます。
キャンペーンの詳細や注意点などは公式サイトを確認してください。
超ペイペイジャンボで全額ポイントバックの可能性
≪画像元:Satofull Co., Ltd.≫
2022年12月28日まで、超P祭の超ペイペイジャンボを開催しています。
さとふるも対象なので、もしかすると全額ポイントバックされることもあるかもしれません。
ふるさと納税の寄附額が全額ポイントバックされるなら、自己負担額分が実質ゼロになることもありそうです。
「PayPay商品券」返礼品に期待
今回のPayPay商品券が返礼品となったことで、旅行先や帰省先などの街のお店でのお買物で利用できるようになりました。
発行から6か月内の有効期限が設定されているため、年末年始に旅行や帰省を考えている人や、全国旅行支援でのおでかけを考えていた人は対象店で利用できます。
はじめて寄附をする人なら最大20%還元です。
PayPay商品券が利用できる店舗はまだ公開されていないなど、これからわかっていく部分はありますが、注目してみましょう。(執筆者:FP3級,節約生活スペシャリスト 谷口 久美子)
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