娘の5歳の誕生日が2月にあるため、プレゼントを考えている時にふと
「ふるさと納税の返礼品は種類が多いが、子どもが楽しめる物もあるのかな?」
と気になりました。
高級品や大人向けは多いものの、家族で、小さい子供も楽しめる返礼品を調べてみると意外な物が次々とみつかりました。
今回は、調べないと出てこないような意外なふるさと納税についてご紹介します。
目次
前提として子供向けの返礼品は意外と多い!
調べてみて改めて知ったのですが、ベビーカーやおむつ、ベビーフードに木製食器など、実に多種多様な子供向けの返礼品が出品されていました。
これらの商品は、お子さんが産まれたご家庭であれば「必需品」であり、出費は避けられないもの。
であれば返礼品として購入する事で、少しでも節税に役立てようというのは良い考え方かもしれません。
しかしどうせなら、子どもが育ってきたタイミングで「めったに体験できないこと」を手にする機会として、次のような返礼品はいかがでしょうか。
私も試してみたいものばかりです!
驚き1:「グソクムシ」が自宅で飼える!?
今回調べていていちばん驚いたのが、わが家の娘も大好きな「ダンゴムシ」に似た水棲動物の「グソクムシ」を生きたまま送ってもらえるという返礼品。
高知県室戸市の返礼品で、記事執筆時点で受付を停止しているようですが、再開されるのを待っている状態です。
受付可能時期の寄付額は1万5,000円で、生きたオオグソクムシが3匹送られてくるというもの。
飼育セットなどは自前で用意する必要がありますが、水族館等でしか見られない生き物を自宅でも飼うチャンスがあるという事は、子どもの知的好奇心を満たすにはとても良い機会だと思いました。
また同じく現在は停止していますが、静岡県焼津市もグソクムシの返礼品を出していた時期があるようでタイミング次第でチャンスがまためぐってきそうだと期待しています。
驚き2:ふわふわの「アルパカの毛」が届く!
≪画像元:トラストバンク≫
北海道 剣淵町の返礼品で3,000円ひと口から頼めるのですが、
- 寄付額の2/3をアルパカ達のエサとして与えて、
- 1/3相当で刈ったアルパカの毛とポストカードが送られてくる
というもの。
北海道の冬は雪が根深いため、アルパカ達のエサの牧草は、わざわざ買ってこないといけないそうです。
その牧草代を支援する目的があるのですが、子供たちからしたら
とストーリーができあがるような返礼品です。
図鑑などでしか見たことがない生き物を実感する、良い機会になると考えます。
驚き2: 男の子達の憧れ!ヘラクレスオオカブト飼育セット!
≪画像元:トラストバンク≫
茨城県鹿嶋市の返礼品で6万7,000円の返礼品ですが、なんとヘラクレスオオカブトのオスとメスが飼えるセットが届きます!
ケース、止まり木、木質ペレット(地面に敷くもの)がセットなので、エサさえ買ってくればめったに出会えないヘラクレスオオカブトを手に入れられる、すごいチャンスです。
小学生の夏休みの自由研究などで調べたり、繁殖に挑戦したり…と夢が広がるばかり。
鹿嶋市以外でもカブトムシの出品は多いため、予算次第でぜひご検討ください。
驚き4:実際に運転できる!鉄道運転体験
≪画像元:トラストバンク≫
石川県穴水町の3万円の返礼品で、「のと鉄道」の列車を実際に200mほど線路で実走できるというもの。
講習を事前に受ける必要がありますが、所要時間は30分程度とのことで、石川県への旅行の流れで体験をするのもおもしろいかもしれません。
電車好きなお子さんは多い中、おもちゃで遊ぶ・実物を見る・写真を撮るといった「どこでも出来る」体験ではなく、めったにできない「運転する」といった想い出を残せる、めずらしい体験型返礼品です。
驚き5:プリンセスに憧れるなら!オリジナルドレス作成
≪画像元:トラストバンク≫
岐阜県 大垣市の4万円の返礼品で、100~150cmサイズのドレスをオーダーでデザイン・作成してくれるというもの。
サイズ感的にちょうどディズニープリンセスに憧れを抱く年ごろだと思いますので、世界で1つだけの自分だけのデザインドレスをプレゼントするのは一生の宝物となるでしょう。
七五三のお祝いなどで、特注ドレスで写真を撮れば、一生ものの記念となるはずです。
「子供たちへの貴重な想い出作り」という観点で探す
食べる、飲む、利用するといった日用品を中心にされる方も多いであろう、ふるさと納税。
しかし大人の節税対策ではなく、子供たちへの貴重な想い出作りという観点で探すと、知らなかったコースがどんどん出てきます。
値が張る物も多いですが、「想い出はプライスレス」ということで検討してみてください!(執筆者: 遠藤 記央)