日用品だけでなく、食品も充実している100円ショップ「ダイソー」。
100円ショップの食品は何でも安いというイメージがあるもしれませんが、商品によってはスーパーよりも割高になるので注意しましょう。
この記事では、100均マニアで管理栄養士の筆者が、お得感があって買って正解なダイソーの食材を紹介します。
目次
1. 焼のり
全国のスーパーで売られている海苔の1袋あたりの値段は、平均389円だそうです。(総務省統計局 小売物価統計調査2022年12月より)
一般的な海苔は1袋10枚入りですから、1枚あたり約40円ということになります。
対してダイソーの干し海苔は5枚入り108円。1枚あたり約21円なので、コスパが高いことがわかります。
筆者の近所のスーパーでは特売時でも1袋(10枚)で250円程しますので、ダイソーで購入して損をすることはまずありません。
安いぶん高い海苔に比べて風味は劣りますが、薬味などに使う分には問題なく美味しくいただくことができますよ。
海苔はミネラルが豊富なので、いろいろな料理にかけるだけで栄養価がアップできます。
2. 乾燥ひじき
わが家の近くのスーパーでは、ひじき(韓国産)が54gで348円で販売しています。
対してダイソーのひじき(中国産)は30g、108円で購入できます。
グラム換算すると、ダイソーのひじきの方が圧倒的に安いことが分かりますね。
産地にこだわりがなければ、ダイソーのひじきはコスパ抜群です!
ひじきにはミネラルや食物繊維が豊富に含まれています。
よくゆでてストックしておくと、ご飯やサラダなどいろいろな料理に入れて使うことができるのでおすすめです。
3. アンチョビ
アンチョビは高級なイメージがありますよね。
そんなアンチョビが、なんとダイソーで購入できます。
ダイソーのアンチョビは18gで108円(総量が35g、うち固形量が18g)。
対して近隣スーパーで販売していた30g(固形量)のアンチョビは250円だったので、ダイソーで買う方がお得です。
原材料がシンプルで、内容量が少なめなことがうれしいポイント。
アンチョビは1度にたくさん使う食材ではないので、大量に買うと余らせてしまうことが多く食品ロスになることも。
ダイソーのアンチョビは少量なので、毎回使い切れます。
いつものパスタに入れるだけで、風味がグッとよくなるのでおすすめです。
4. ウチの定番カレー
スーパーで販売している一般的なレトルトカレーの内容量は200g程。安くても1袋98円はします。
対してウチの定番カレーは、辛口280g、甘口と中辛は330gと大容量で108円。
写真は1/2袋(165g)を使ったカレーライスです。
軽いランチ程度であれば、ウチの定番カレー1袋で大人2人前をまかなうことができるコスパ抜群の商品です。
レトルトカレーなので具材は少なめです。
目玉焼きやゆで野菜などをトッピングすると、栄養バランスをアップできます。
5. キャラ物の小分けお菓子
わが家の近隣スーパーでは、安い物でも138円、高い物だと178円で販売している小分けのお菓子も、ダイソーだと全て108円。
ダイソーで買うのが断然お得です。
お菓子は大袋で買った方がコスパは高いですが、お子さんがいるご家庭では外出時などに小袋お菓子が重宝しますよね。
子供用の小袋お菓子を買うときはダイソー1択です!
6. キャラクター物のレトルトカレー
スーパーやドラッグストアでは130~150円程で販売しているので、ダイソーで買うのが断然お得です。
スーパーだとキャラクター物のレトルトカレーは1種類しか置いていないことが多いですが、ダイソーでは複数の種類を取り扱っていることが多く、お子さんの好みに合わせた商品をゲットできます。
わが家の近くのダイソー小型店では2種類、大型店では6種類ほどキャラクターカレーの取り扱いがありました。
買ったはいいけれど、お子さんの好みに合わず結局食べずに賞味期限切れになるというリスクも回避できます。
子供用のレトルトカレーはダイソーでゲットしましょう。
こっそり教える割高商品
ダイソーには逆に、割高な商品もあります。
スーパーで買うよりも安いと思いがちですが、ダイソーの飴はスーパーで販売している飴よりも内容量の少ない物が多々あります。
実はコスパが悪くなることもあるため、飴を買うときは低価格スーパーで買うことをおすすめします。
ただし、ダイソーの飴の中でも大容量の飴は例外です。
例えば、写真の飴は160g入りと大容量で108円のため、スーパーで買うよりもお得です。
ダイソーで安く飴を買いたい場合は、大容量の物を選びましょう。
ダイソーで食品を買う時は内容量をチェックしよう
飴の他にも、調味料などはスーパーより割高なものが多い傾向にあります。
ダイソーで食品を購入する際は、内容量をチェックしてから買うことをおすすめします。
賢く買い物をして食費を節約しましょう。(執筆者:管理栄養士 佐藤 まゆこ)