共通ポイント、特にTポイント界隈がここのところ騒がしいです。
Tポイント加盟店の雄「ウエルシア」で、TポイントとWAON POINTが両方貯まるようになりました。
また、来年にはVポイントの統合も予定されています。
さらに新たな動きが出たので、紹介します。
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目次
TポイントとWAON POINT、相互のポイント交換サービスを開始
≪画像元:CCCMKホールディングス≫
4月5日より、TポイントとWAON POINTが互いにポイント交換できるようになりました。
1:1の等価交換という、分かりやすく公平なレートです。
最少1ポイントからと気軽に交換でき、交換の上限はそれぞれ月3万ポイントとなります。
交換後のそれぞれのポイントは、各提携店にて通常のポイントと同様に利用可能です。
「WAON POINT→Tポイント」の交換
≪画像元:イオンクレジットサービス≫
WAON POINTをTポイントに交換するには「iAEONアプリ」が必要です。
ポイント交換のメニューが表示されない場合がありますので、インストール済みの方もアプリは最新バージョンにアップデートしましょう。
また、「Yahoo! JAPAN ID」と「iAEONのログインID」も必要となります。
iAEONアプリのマイメニューから、「WAON POINT→Tポイント交換」をタップしましょう。
「Tポイント交換へ進む」のボタンを押し、画面に従って操作してください。
即時に交換されます。
「Tポイント→WAON POINT」の交換
≪筆者撮影≫
TポイントをWAON POINTに交換するには、「Yahoo! JAPAN ID」と「iAEONのログインID」が必要となります。
TサイトよりYahoo! JAPAN IDでログインして、「iAEONにログインして交換をはじめる」をタップしてください。
あとは画面に従って操作すれば、即時に交換されます。
TポイントとWAON POINT、どちらに交換するのがおすすめか
交換したTポイント・WAON POINTは、それぞれの加盟店で使うのが基本的におすすめです。
- ファミマや吉野家、ロッテリアなどでポイントを使いたい人はTポイント、
- イオンやミニストップなどでポイントを使いたい人はWAON POINT、
といった具合です。
マイラーは「Tポイント」への交換がおすすめ
≪筆者撮影≫
一方で、もう1つの巨大なポイント圏「航空マイル」も、Tポイント・WAON POINTは決して無縁ではありません。
Tポイント2ポイントは、ANAマイル1マイルに直接交換できます。
JALユーザーは、「WAON POINT→Tポイント」に交換しておくのが良いでしょう。
Tポイント2ポイントを、JALマイル1マイルに交換できるからです(1,000ポイント以上、500マイル単位)。
普通に交換すると50%目減りしてしまいますが、
Tポイント→JRキューポ→永久不滅ポイント→JALマイル
と交換すれば、目減りを30%に抑えられ70%のレートで交換できます。
ただしこのレートでの交換には、「JQ CARDセゾン」と「みずほマイレージクラブカードANA」が必要です。
ウエルシアはどちらのポイントでもOK
≪画像元:イオンクレジットサービス≫
ウエルシアは、TポイントとWAON POINTが1会計で両方貯められ、ポイントを使うことができます。
ただし、ポイントを使う際にはいずれかのポイントしか使えません。
さらに、1会計当たり3万ポイントという使用上限も設定されましたので、どちらかに集約しておくといいでしょう。
dポイント加盟店で使いたいなら「WAON POINT」への交換がおすすめ
≪画像元:イオンクレジットサービス≫
共通ポイントの一角「dポイント」の加盟店(ローソン・丸亀製麺・ハンズなど)で使いたいなら、「Tポイント→WAON POINT」に交換しておくのがいいでしょう。
交換後のWAON POINT1ポイントは、dポイント1ポイントに等価交換可能だからです。
年1~2回のレートUPキャンペーン時には、さらに10%~15%程度お得なレートでの交換もできます。
Vポイントとの統合後の動きが読めないTポイント
TポイントとWAON POINTが互いにポイント交換できるようになったのは、衝撃的なニュースです。
特にマイラーは、ANAとJALの両方へのルートが開通しました。
ただし、Vポイントとの統合を控えるTポイントに多くのポイントを集約させるのはリスクを伴います。
使い切れる分だけのポイントを交換するのがおすすめです。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)